【MTB/クロス】今だからこそ探してる方も？『通称バナナ』が痛んでいたら交換を【ブレーキ】
by: 津森 弘晃

MTBもクロスも今はほとんどがディスクブレーキ仕様。

旧Vブレーキを現役で大事に乗られている方もいらっしゃるかと思いますが・・・通称「バナナ」消耗してませんか？

ブレーキレバーからブレーキ本体へスムーズに接続

その見た目から通称バナナと呼ばれるパーツ「インナーリードユニット」はブレーキレバーからブレーキ本体へとワイヤーの取り回しをスムーズに接続するためのパーツ。

金属系パーツなので消耗度合は緩やかですが錆付くのはもちろん、中の樹脂チューブの劣化や、パイプが細いため無理な力が加わると曲がったり折れたりする場合もございます。その状態で使い続けてはブレーキ性能も著しく低下、安全とは言えないので交換をオススメしております。

メーカー・種類・価格

一見どれも同じように見えますが、角度や長さが異なり使用する箇所などで適切なものを選んでいきます。

【SHIMANO】
インナーリードユニット135゜

主に右レバーから前ブレーキに接続する際に使用することが多い
価格￥748-(税込)

【SHIMANO】
インナーリードユニット90゜

主に後ブレーキに接続する際に使用することが多い
価格￥704-(税込)

【SHIMANO】
インナーリードユニット45゜

ワイヤーの取り回しを大きくしたい時に使用することが多い
価格￥616-(税込)

【ASHIMA】
リードパイプセット135゜/90゜

ワイヤーを保護するラバーブーツのセット
価格￥440-(税込)

【DIA-COMPE】
BSA SHORT FLEXIE

調節機能が付いたフレキシブルなリードユニット
価格￥693-(税込)

気持ちの良いブレーキ操作は美しい取り回しから 

どんなに性能の高いブレーキレバーやブレーキ本体を使っていても、ワイヤーの処理や取り回しで性能を半減させている車体を意外と多く見かけます。

適切な角度のリードユニットを使う事で見た目も美しく、性能も高いので通称「バナナ」が痛んでいる方や、無理な取り回しになっている方は交換してみてはいかがでしょう♪