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ワイズロード 池袋チャーリー店 Y'sRoad Ikebukuro charley
2025/11/05 19:59

こんにちは、池袋チャーリー店上山です。
今週は走りに出かけていないのですがパーツを交換して見栄えよくかっこよくなったのでご紹介しようと思います。

今回交換したのはピストバイクのチェーンリングを支えるスパイダーアームとリアのコグになります。
今までは世の中に流通していないし仕方ないとあきらめてアダプターを介して取り付けていたのですが久しぶりに調べたら日本に入荷されているようでしたのですぐに取り寄せました。
コグに関してはせっかくなので一緒に交換とサイズアップをしました。

上山が使っているのはSRAMのRIVAL AXS用クランク、当然純正では144なんてPCDのチェーンリングは取り付けできませんので110PCD5アームのスパイダーにBDOPというブランドの144変換アダプターを使っていました。
見た通りでまあまあカッコ悪いんですよね。
付けられる選択肢として重宝していたのですができれば変えたい…と思っていました。

そこで今回のCRODR 144 トラックアダプターが登場します。

SRAM AXS系クランク使われる8pinダイレクトマウントに対応したスパイダーアームで144PCDのチェーンリングに対応できます。

144なんて聞いたことも見たこともない!
という方のためにお店にある自転車で110の5アームの自転車と比較してみました。
サイズ感はこんな感じでかなり大きいです。
聞いたことないという方ももちろんいらっしゃるでしょう。
もとよりピストバイク用のパーツで競輪なんかがこういったサイズを使い分厚い歯でパワフルに力をかけることができる自転車に使われます。
変速機付きの自転車で使われているのは上山の知る限りはありません。
完成車でシングルギアバイクを買われた方ももしかしたら130PCDの物が付いているなど本当にお目にかかる機会は限定的ですね。

そして変えるとこんな感じ
かっこいいーやったー!
このようにチェーンリングの顔を拝むことができました。
今までは裏返しに取り付けて使っていましたのでかなり新鮮…
このチェーンリングはかなーり昔(7年)くらい前に買った物ですね。
あの時は余ったロードフレームをピスト化しようと頑張っていましたが結局この自転車を買ったことでこちらに回ってきたパーツです。
この時に上山がパワーメーターでご紹介しているパーツで今回の様にも組めますしロード系も組めます。
というよりこのブログですでに1本使用しているのはこの自転車のことですね。

そしてこの機会に力を受け止め加速力に変えてくれるコグも大きく剛性のあるものに変更しようと思いEURO ASIA DELUX STEEL 17Tを取り寄せました。
今まで使っていたのはSHIMANO DURA-ACE NJS 16Tのコグ
SHIMANO製品でNJSの認可を受ける品質を担保できる物で正直言うと文句はなかったのですが…
16tまでしか存在せず上山が使いたいのは17tでした。

理由はこれで上がチェーンリングサイズで左がコグのサイズ。
これは何なのかというと”スキッドポイント”というものになっていてピストバイクでトリックをする方などでタイヤを滑らせる際に足の位置はいつも一緒、タイヤも一緒だと同じところだけ削れて壊れてしまいますよね?
そうした部分減りを考慮しクランクとホイールの位置関係を何回転で同じところがくるのかという表になります。
これタイヤだけでなくギアにも同じことが言えて
上山が使うチェーンリングは48、コグは16でした。
見ていくと1と書かれいていますよね?
16÷48は3です。つまり3回転で完璧に同じ位置に戻ってくるということになります。
同じ位置が多くなればなるほどに体重がかかる場所とかからない場所に偏りが出てしまうことで一か所だけ変に減ってしまうということが起こります。
そうならない為に17Tにしたかったのです。

こちらに何回転で同じ場所がくるかをわかりやすく出したものですね。
マークが入っているところは頻度が多く今回の様にシングルスピード系で組まれる場合は避けてあげると機材の減りが少なくなるというものになります。
バランスよくいい分散を見せているのは13、17、19、23という感じでしょうか?
16からほとんど速度帯を変更せずにスキッドポイントもずらせる17Tがよかったというわけですね。
本当はチェーンリングを47で買っておけば名に使っても良かったのですが何分何もわからない時に買った物ですからね…

して取り付けるとこう。
ここに関してはもはやフレームが大きすぎて見えないんですけど、みために関しては自己満足かなと思います。

今回付けたパーツ達見に行ってもらえれば相当な高級パーツだとわかっていただけると思います。
ここまで高く精度がいいものを選ぶとちゃんと円になっていてチェーンの張りがすっごく楽でした。
基本どのチェーンリングでも真円になっているというものは存在しません。
取付方法のせいもありますがそもそも真円を出すのが不可能に近いからというのもありますね。
変速機付きの自転車であれば変速機がテンションを保ってくれるのでチェーンがたるむということはありませんが
ピストバイクではそうはいきません。
クランクを1回転している間にチェーンがたるんで戻ってを繰り返す製品がほとんどそれで今までやってきたし超超超極稀に相性が悪い方向にかみ合って外れるということもあるらしいですが、まあそこまでひどかったら取り付け時にわかりますね。
今回の様に高級で精度よく気持ちよく乗りたいという方はぜひ店頭にてスタッフにご相談いただければと思います。
それではまた次回