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【解説】380mmハンドルとは?なぜ今、流行しているのか?
by: 石川一瑳

最近380mm幅のハンドルをお求めになられるお客様が増えてきました。またTwitter(現X)でも380mmのドロップハンドルバーをお使いになられ方をよく見かけてくるようになりました。そこから今年のトレンドは狭いハンドルであることが容易に推察できます。では、それはなぜでしょうか?答えは私が良く見ているヨーロッパのプロのレースにございました。img_7245

 

UCIのレギュレーション変更

ブラケットポジション

UCIのレギュレーションが2024年シーズンから更新。ブラケットの取付け角度を4~5°に制限するそうです。ではなぜそのレギュレーションは変更されてのでしょう?

変更に至った経緯

ではなぜこのようなレギュレーションになったのでしょうか?それは2023年シーズンにヒントが隠れていました。2021年レギュレーションにてトップチューブに座るスーパータックとハンドルに腕を置くパピーパウという2つのエアロポジションを禁止にしました。まあ、危険でしたからね。そこで導入されたのが極端にブラケットを内側に曲げるセッティングが導入されました。ブラケットを極端に内側に向けることで手首から腕をうまい具合に膨らませるポジションになることで整流効果が期待された為UAEチームエミレーツのタディポガチャルたちがこぞってこのポジションにしました。そしてその影響は日本にも及びました。皆さんや皆さんのご友人の中にも極端に内向きにしている方はいらしたと思います。それはプロをまねてか流行りに乗ってかは不明ですが多くいたのを覚えています。

パーツの強度

そのように過度に内側にすることでコンポメーカーの想定していた箇所や強さとは違う負荷が掛かってしまいブラケットの金具が破損することが多発しました。

安全のために

それを危惧したUCIは2024年からのレギュレーションで過度にブラケットの角度を内側にするのを禁止しました。

変更によるプロ選手の対応

ブラケットのポジショニングが禁止されたプロたちが新たに行ったのはハンドル幅の短縮でした。400mmから380mmにすることで物理的に空気抵抗を減らしたわけです。これなら当分はUCIに禁止されません。今現在プロ選手たちの間で流行しているそうです。そう言った経緯で日本でも380mmが流行しつつあるようです。

380mmのメリット・デメリット

メリット

・ブラケットポジションでもエアロになる。

これは先ほども話した通りですね。

・スプリントが若干しやすくなる

実際に380mmにして感じたことです420mmより明らかにバイクが振りやすく感じました。

IMG_7244

420mmと380mmの比較。4cmの差は思った以上に広いですね。

デメリット

・肺の動きが制限されやすい。

腕が従来のポジションより狭まることで胸骨が圧迫され若干呼吸がしやすくなるとの事ですが気になるのは敏感な方だけだそうです。DHバーのデメリットに似てますね。ちなみに私は気になりませんでした。

まとめ

今日は簡単に380mmハンドルについて解説してみました。ハンドル幅は人それぞれに適性があるので無理のないものを選びましょう。

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