2週続けて富士山のほうに行ってきた
by: 間野友輔

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府中多摩川店てんちょの間野です。
ひところと比べると暑さも一段落したように思えます。ただ油断すると熱中症になりそうです。先日、2年ぶりくらいで風張峠（都民の森の上のとこ）に行ってきましたが、登っている途中から頭が痛くなってしまいました。どうせ走るなら涼しいところに行きたいな。
　
というわけで、クルマにバイク積んで……手近で涼しそうなとこと言えば富士山かな、と。

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まずは先週の金曜日に行ってきました。
事前に地図を読んでこう走ろうか……と思ってたコースがあったのですが。
　
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途中で面白そうなグラベル見つけちゃって、もともと行く道と並行している（ように地図上では見える）ので突っ込んでみたら、地図の縮尺の関係で道が正確に再現されてなかったのが原因で迷ってまったく違う場所に(笑)
　
まあいいや、と走ってみた道が殊のほか良かったので、今日もおかわりをしてきました。正確には、もうちょっと行動範囲を広げて開拓してみようかな、という意図。
ちなみに結果的には、もともと行こうと思っていたルートは通行止めでした。地図だけだとそのへんは分からないものですね。
　
目的の林道は『富士林道』という名称で、吉田口登山口
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……と並行して登っている県道701号
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……から、『中の茶屋』というところで分岐して、しばらく登ると右手に現れます。このあたりの入り口が手持ちの地図では分かりにくく迷いました。
走っていると富士中腹の森林地帯は無名の林道が多く、うかつに入ると出てこれないのではという気がします。
基本的に林業者のための道ですので、許可されている区間を許可されている時だけ使わせていただく、という意識が大事です。余計なところに入らなければ、基本的にはかなりキレイな舗装路ですし、所々に看板もあるので迷わないかとは思います。むしろ、地図を見すぎてしまうと逆に惑わされてしまう感じです。
　

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こういう看板が要所要所にあります

　
起点をどこにとるかにもよりますが、富士五湖の標高はおおむね900m。中の茶屋が1100m。富士林道は最高地点1,836mを15㎞ほどかけて登ってきます。平均勾配は5％くらいでしょうか。そう考えると、かなり難易度の低いヒルクライムだとお分かりいただけると思います。わたくしは木曜と金曜に走っているので、土日の様子はわかりかねますが、すれ違ったクルマは10台もなかったのではないかと思います。
　

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こんな感じで木陰の道が続きます。キモチイイ！
　
160825fuji_12 林業に利用されているエリアなので、ゴソっと木が切られている場所もあります
そんな隙間から覗き見えた河口湖
　
160825fuji_07 こちらは8月19日に行ったときの写真
　
160825fuji_14 同じ場所で8月25日
実はこの2回のライド、晴れてた場所と曇っていた場所が正反対だった
さすがは富士山

標高おおむね1,700mくらいの地点まで来ると……。
　
眼下に朝霧高原と本栖湖。富士山をおおよそ1/4周といった感じ。
この地点からもう少しだけ登ると、あとは直線区間が多いダウンヒル。飛ばし過ぎにはご注意を。
ふじてんスノーリゾートの前を通って麓へ戻ります。
周回コースでだいたい45～50km、所要時間3時間強なので昼から走っても余裕です。ちょっと走り足らない感じなので、2日目は無駄にうろうろしてしまいましたがｗ
　

　
繰り返すと、地図を見ると道はたくさんあるのですが、意外と通行可能な道は限られているので、バリエーションは増やせないかもしれませんが、手軽な避暑ライドとしては有効かなと思います。わたくしはマイカーでアプローチしてますが、中央線なら新宿から河口湖直通の電車もあります。お気に召したらお試しください。
山の天気は変わりやすいので、ウインドブレーカーくらいはお持ちになった方がいいでしょう。雨の覚悟もしておいてくださいね。　
　
　
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