ロードバイクコーナーには人気車種を大量展示中! 多摩サイクリングロードを走る際には、是非Y's Road 府中多摩川店にお立ち寄りください!
ワイズロード 府中多摩川店 Y'sRoad Fuchutamagawa
2025/07/05 16:00

ヒルクライムにはまったく関心がありませんが、絶景を見に行くのは好き。絶景を見たくて自転車漕いでいるようなものです。なので、必要に迫られればヒルクライムもします。
タイムラインに美しい画像が並び、いつかは行かなくてはいけないと思っていたのが、渋峠と乗鞍。その乗鞍のルートが7月1日から開通したと聞いて、初めて調べてみました。……麓の駐車場から20km、1,260UPか。檜原村役場から都民の森みたいなものか?※ じゃあそんなに無理ないんじゃないかな?ソロライドだからどうせ写真ストップとか適当にするし。なら暑い東京を離れて行ってみますか乗鞍。
※後で調べなおしたら檜原村役場から都民の森は20.7㎞ 800UPなので獲得標高がだいぶ違う。
府中から高速使って松本まで、そこから下道で乗鞍の麓の『観光センター』へ。一般の観光客はここでバスに乗り換えて山頂方面を目指します。
金曜の朝、意外とサイクリストがいる……というか某クラブチームのグループライドがあるみたい。
朝の4時に出発して到着は7時20分頃、準備して7時40分に出発。
途中、雲の隙間から山頂方面がちらっと見えた。東京から来る途中はしばらく厚い雲で心配だったんですよね。小淵沢で日が差してきたときには思わずガッツポーズしちゃいました(笑)
しばらく森の中を進みます。
途中、グラベルライダーあるあるの気になる砂利の脇道。見ると自転車マークが。許可制のMTBコースになっているみたい。これは気になる!
スタート地点は1,460m。そこからだいたい7km、標高1,800mの地点に『三本滝レストハウス』という建物があります。たぶん冬場はスキー場のレストランになるのでしょう。実はここまでマイカーで来れますが、ここだと自販機しかないみたいで色々不便しそうです。ちょっとでもラクをしたかったら、ここからスタートもありなのかな?
で、ここにゲートがあって、この先は正真正銘、許可車両と自転車だけのルートになります。自転車の安全対策に使うための募金箱が設置されているので、良ければお金を入れていきましょう(強制ではありません)。
とはいっても、距離で残り13kmと考えるとなんか先が見えてきた感はあります。ただし標高では900upくらい残している……。
斜度は予想どおり、無理がかからないくらいの範囲。平均5~7%くらいかな。少なくともGARMINの斜度表示が2桁になったのを見た覚えはない。
ただしつづら折れとかのインコーナーはすごい斜度になっていて、さすがに直登は難しかったので、良くないことですが大きく膨らむしかなかった。一般車が来ないのが幸いですね。逆に下りの際に、登ってくるライダーが自分のラインに入り込んでいることも多かったので、スピードコントロール大事です。
三本滝というのがどこにあるか分からなかったけど、途中で滝はいくつも見ました。
標高が上がり、雲が迫ってくる。
と思ったら、標高2,300mあたりで急に視界が開けてきた。おおすげー、あんなとこに道路があるよ。あそこまで登るのか……。これ下の駐車場で見たら結構びびったかも。でも残り400UPと考えると、まあやれるだろ、という気になる。
このあたりでスタートから2時間。で、補給食摂ろうとしたら、ブヨの大群に襲われてそれどころじゃなくなったw
森林限界超えた!雪渓だいぶ残っている!
いやあ、こういう雪の壁残っているうちに来れて良かった!
これは一度経験すると、また登りたくなるやつ間違いなし。
登ってきた道を、更に後続のライダーが登ってくる。それにしてもこのライダー、しゃべってる声がでかかった(笑)
もう間もなくフィニッシュっぽい。
着いた~!!
てか、ここって岐阜との県境なんですね、ってくらい不勉強なまま来ている……。
ちなみに写真撮りながらだけど、2時間45分、想定の範囲でした!
峠は2,716m。ここが自転車で来れる日本でもっとも高い場所らしいです。そしてすぐ先に……
池がある。池の向こう側にヒュッテとレストハウス。
レストハウスは岐阜県側。売店にいらした飛騨名物のさるぼぼさんを迎え入れました。
登ってきた長野県側は『乗鞍エコーライン』。
こちらは岐阜県側の『乗鞍スカイライン』。ちょっと天空の景色が楽しめそうなので、下り過ぎない程度に行ってみようか。
実際こっちに下って周回してくることも考えたのですが、トータル75km、獲得2400UPになるのと、後述の理由で今回はやめておいた。
雲が沸き上がってくる岐阜側の道を登ってきたライダー。がんばれフィニッシュはあと少しだ。
山頂の景色を堪能したので、そろそろ下りますよ。現在11時半。
もういちど雪壁にて。
ちょっと早い時間の下山開始には理由があって。天気は現在進行形ですごく良いのですが、向こう側に積乱雲が湧き出している。午後から急激に降水確率が高くなるので、この日は午前だけの勝負と踏んで来たのであります。
12時半頃、下山完了。朝は見えなかった山頂が駐車場から見えます。あ~、やっぱ朝見なくて良かったわ。
このあとすぐ近くの温泉に浸かって帰路へ。案の定、長野自動車道乗ってすぐの塩尻で激しい雷雨に見舞われました。
バイクはCannondale SUPERSIX EVO 1(第4世代)
2年前に購入したときには最新型のSRAM FORCE eTap AXSがついていたのに、先ごろ新型が発表されて旧式化してしまいましたよ……。
専用一体型ハンドルのCannondale SystemBar R-One(通称『MOMOハン』)に更新済み。タイヤは前日にヒビ割れに気づいて、サイズありきで店頭にあったPIRELLI P4 SPORT 700×32Cに交換。まあレースやらないしツーリングタイヤでもいいのかなと。
ウェアは先日買ったCASTELLI のESPRESSO JERSEYプールブルー。
ヘルメットはKASK VALEGRO
アイウェアはOAKLEY JAW BREAKERに、レンズはPRIZM ROAD JADE
シューズはShimano S-PHYRE SH-RC901限定カラー
気温は17~22℃くらいで半袖&ショーツで十分でした。薄手のジレ(ベスト)を持っていき下山時に使いましたが、ちょっと寒くなった場合や雨に備えて袖があるレインウェア兼用のジャケットなどあった方が良かったかもしれません。
あと、日焼け対策ろくにしなかったのですが、やはり標高高いし紫外線強いはずなので、ジャージを薄長袖にするなどの対策をすべきだったかもしれません。
東京の猛暑が信じられないくらい快適な気温でしたし、マイペースで登る分にはまったく無理のないルート。交通規制もあるのでクルマのプレッシャーもなく、めちゃくちゃ楽しかったのでリピート必至です!クルマがないとアプローチが大変ですが、皆様もぜひ行ってみてください!
さて次の休みはなにしようかな?
すべて舗装路から撮った写真です。
5th July 2025
ワイズロード府中多摩川 まのゆうすけ