【おすすめ車体】ハイエンドに迫るフレーム設計はV3-RS譲りのハイパフォーマンスバイク！
by: 上山翔

今年も7月が近づいてまいりました。
7月といえば自転車業界では世界的なレースツール・ド・フランスがあります！
ここ2年連続世界最速で完走したのはCOLNAGOの自転車でした。

それも今回ご紹介のV3と同じ金型のモデルです。
素材の違いなどはあるかと思われますが見た目は基本的には同じとされています。
何より今世界最速の足を支えているのはこの自転車と同じ見た目です。

1 ピュアレーシングモデルでCOLNAGOの遺伝子を踏襲
2 内装システムはフレームより
3 斜め後ろからの見た目が変わって見えるカラーリング
4 サドルはブランドロゴ入りのショートノーズ
5 フレーム全体的にカムテール形状
6 付属品はネーム入りボトルケージ
7 製品情報

ピュアレーシングモデルでCOLNAGOの遺伝子を踏襲

COLNAGOの歴史の中でクロモリフレームから設計が使用されているジルコ加工を採用します。この技術を採用した自転車はよじれに強く加速力が向上するものになります。

初採用が2014年のC60 より上位グレードに採用されるスレッドフィット82.5BBを採用します。
大口径のねじ切り式でクランク回りの剛性が非常に高くすることが可能でクランクをこいだ際のロスが少ないです。

1980年代くらいから続くストレートフォークは今や多くのメーカーが採用するようになるほどステアリング性能が高くそれにいち早く目をつけ鉄のフレーム時代から変わらない直線のフォークはフレームサイズにかかわらず最適なハンドリングを実現。

内装システムはフレームより

昨今のDISCロードバイクはフレームではなくステム周りやハンドルから内装させ外部露出がほとんどないものも存在しますが
今回のV3はフレームから内装します。
すでに数年間培われたルート取りは非常にスムースで抵抗が少なくなるように設計が進み最適な場所を抑えてあります。

斜め後ろからの見た目が変わって見えるカラーリング

メインカラーリングはM.BLKですが後方から見たときに除くカラーリングはRED！
追いかけられているときは黒い自転車で
追い抜かされた時は黒赤の自転車に変わったように見える不思議なカラーリングになっています。

サドルはブランドロゴ入りのショートノーズ

完成車につけるサドルにはブランドロゴを入れるメーカーが増えていますが例にもれずCOLNAGOも入れてくることが多いです。
付属のサドルはPrologo Dimension系の全長が短いモデルでPAS(穴あき)タイプです。
広い座面は腰を据えるのにピッタリな形状をし先端にかけて短く細くなることで太ももの干渉も減らし、穴あきタイプは局部への圧迫を減らししびれなどを低減させてくれます。

フレーム全体的にカムテール形状

車体全体に回る背面が平らな形状がカムテール形状です。
こちらは空力が最大限発揮できる水玉形状から背面をカットし軽量化させた設計です。
昨今のエアロロードはおおよそがこれに分類されるかと思われますが、例にもれずCOLNAGOもVシリーズがセミエアロモデルとなっております。
もちろん自転車で一番先頭で風を受けるフォークも裏側はカムテール形状です。