【スタッフ試乗会】試乗会コラム番外編・個人的にめっちゃよかったバイクをご紹介！STRAUSS PRO RACE2がすごい！
by: 本間大樹

こんにちは！入間店スタッフの本間です。
先日開催された試乗会ですが個人的に激アツだった車体があったのでご紹介致します。

1 ワイズロードスタッフ試乗会2023
2 KhodaaBloom STRAUSS PRO RACE2
3 入間店にも入荷予定があるかも？！
- 3.1 バラ完・カスタムのご相談もぜひ入間店に

ワイズロードスタッフ試乗会2023

2023年11月3日開催の「SPORTS BIKE DEMO 2023 秋 in Tokyo」の前日に開催致しました、社内イベントです。SPORTS BIKE DEMOと同会場同コースにて各メーカー、各モデルを試乗させて頂きました。コースプロフィールはほぼフルフラットの1周920M。途中2回のヘアピンのある周回コースです。
※レースではなくあくまで試乗コースの為、安全走行を徹底しております。平坦高速域走行や攻めたカーブは試していませんので予めご了承ください。

試乗会当日の快晴だった為、コースコンディションは最高♪十数台のロードを試乗しましたが特によかったのがこちら！

KhodaaBloom STRAUSS PRO RACE2

フレームセット
メーカー希望小売価格：￥385,000-（税込）
展開サイズ：450~520

日本メーカーの本気が伺えるレーシンググレードフレーム

全国的な認知度も高まっている国内メーカー”KhodaaBloom”（以下略称KB）の本気フレームです。これまでもレーシンググレードの開発やニュートラルサービス提供等、じつはレースシーンでも見かけたKBですがこの度これまでのレーシングテクノロジーの統合を行い、日本の山々にフィットした軽量バイクという着地をしたのが今フレーム。

アイコニックさが無いことがアイコンのような設計

一見するとめちゃめちゃ普通のロードバイクの形状。どこが特別なんだろうと思うほどに普通の見た目をしていることが逆に特徴的。カラーはグレーのみの展開。サイズ450,470,490,520の4サイズ。日本人の平均的な身長域をカバーしていますが450（トップチューブ長505㎜）のスモールサイズフレームセットはめずらしい。女性ライダーにもおすすめです！

1番の魅力は非常に汎用性のある作りになっていること。コックピット周りはDEDA「DCR」システム準拠の為DEDA社専用ハンドルセットでフル内装化されます。しかしこのフレームの真骨頂は無線・有線・メカニカル内装外装とほぼ全てのルーティングに対応してくれていること。フォーク左側、ダウンチューブ側面にもケーブル穴がある為、お手持ちのパーツに合わせた無理のないルーティングが取れます。好きなパーツを1つ1つチョイスしていくバラ完も非常に楽しいものですが、お持ちの車体から載せ替えをすることでお気に入りのパーツを生かしていくこともできます、ありがたい。

シートポストも丸形27.2㎜と汎用性の高い規格を採用。セットバックやピラーマテリアル等、これまた好みに合わせてアッセンブルすることが可能です。※写真は試乗車の為レバークランプになっていますが、実際の販売品はボルトクランプです。

近年のロードでは逆に珍しい高いシートステー位置。しなりが少なくなるのでパワー伝達は速くなります。

UCI認定フレームの為、国際レースで使用可能。今後の供給に期待です。ダウンチューブは少しマッシブですがラウド形状でいかにもオールラウンドといった感じ。空力性よりもバイクのコントロール性にこだわっている設計です。TORAY T-800カーボンをメインに採用したフレームの剛性感は高く、そして軽い仕上がり。

実際に走ってみた感想

第一印象としては非常に掛かりが良い！フレームの反応性の高さが際立っており踏み込むとグッと進む印象でした。一方でT-800カーボンフレームは硬すぎず、柔らかすぎず。乗り心地と加速性が両立されている仕上がりは日本人にフィットした物作りを感じました。

非常にオーソドックスなフレームジオメトリのためバイクコントロールがしやすいのも魅力！ホイールやハンドルのカスタムで登り向け、平坦向けと性格を変えられそうです。これは僕たちもカスタムのし甲斐があるというもの！コントロール性、加速性、乗り心地が高い次元で両立されておりエンデューロ・ヒルクライム・ブルべと様々に使い道がありそうです。