【私の1台】REPARTO CORSE OLTRE RC DURA-ACE Di2 美しい曲線の1台納車させていただきました！
by: 上山翔

BIANCHI REPARTO CORSE OLTRE RC 完成車納車

こんにちは入間店上山です。
「新型のOLTREが欲しい！」
こんな話から始まった今回のご案内、もちろん今年発売の新型OLTREシリーズです。
その時丁度RCではなくPROが入間店頭にありそちらの車体でご案内をさせていただきました。
特殊な形、目を奪われて当然な1台でお話をしていく中で何か悩まれているご様子…
聞くと久しぶりにロードバイクに復帰されたとのことで以前までのカスタムの話を聞いていく中で
「PROで買っても最終的にパーツはDURA-ACEに買えてしまいそう」とのこと
であればホイールのリムハイトも前後で違いより特化させたハイエンドをおすすめさせていただきました。
最後の決め手は

「左面の”REPARTO CORSE”が入っている方がいい」

これでしたね。
今までもREPARTO CORSEはBIANCHIの契約ランクの名前やパーツに入れられるRCの文字などで幅広く使われてきました。
でも今回は車体ブランド名の部分にデカデカと書かれています。
これだけはハイエンド”OLTRE RC”の証
いかに形が同じであろうと空力、剛性値が同じであろうと曲がらない事実！
そこにこの車体を選ぶ価値があるのです。

カスタム内容

そして完成車であるため我々のカスタムは必要最低限。
当然きれいに仕上がるように組み立てスタッフには頑張ってもらいましたが1つだけご要望を頂いておりました。
”ステムは一番下がいい”

そうなんです。
スペーサー、それはサイズの許容幅を広げてくれドンピシャにサイズが定まらなくても乗れるようにしてくれるアイテムです。
RC、PRO、COMP、その他すべての自転車で取り付けられて用意されていますが今回のご要望は

”一番下がいい”

上山もバイオレーサーやすでにお乗りの自転車をお持ちいただいてサドルからハンドルの落差や距離感などを行けそうかどうか検証しつつこれなら大丈夫そうであると判断させていただきました。

なぜそこまで苦労したかというと今回のハンドル一体型ステムは角度の情報をメーカーが公開していませんでした。
バイオレーサー計測で目星をつけて合わせるといったことができなかったわけですね。

おかげさまでご要望通り、フレーム設計ピッタリになった車体を提供することができました。
いやーうつくしいですねこの曲線！

見てくださいこの面の合った美しいトップチューブとステムを！

車体全体

手を加えたのはそれだけで後は通常通りの組み上げですね。

DURA-ACEはもちろんのこと
チェーンステーは右側にREPARTO CORSEと入っております！
反対側はBIANCHIです。

クランクには当然のようにパワーメーターが入ります。
価格を考えれば当然ですが最初から入っているのはうれしいです。

最新の最上位グレードにはカウンターヴェールが入っておらず、乗り味の調整や重量増加を抑えていながら前作よりもよりよく仕上がっています。

ヘッドチューブにはエアディフレクターと呼ばれパーツはUCI非認可のペダリング時の膝あたりの空気の乱れを抑制する効果があり
これが使えるのはプロでない我々一般ライダーだけ！

フォークエンド周辺にはフィンがついて空気の流れを正し空力が良くなるようにつけられています。

新型OLTREはフォークエンドにスルーアクスルの穴が開いていません！
穴が開いている事での空力の低下も危惧し抜かりなくたブランドよりも良いものを作ろうとする気概を感じますね。

コックピットはステム一体型のハンドルでかなり特殊な形ですね。
この角度はまだましですが斜め上を見上げるように見るとグネングネンで歪んだ何かに見えてしまうのはないしょです。

ちなみにこの中央の穴ここも空力に大事なのですがエアディフレクター同様UCI非認可になっております。
ここにつくサイクルコンピューターマウントがありますのでPROはそれで問題ありませんし
一般ユーザーもサイコンマウント使う方が多いかと思われますので気にする必要はありません。

フロント50㎜リア65㎜ハイトの高めのリムを有するREPARTO CORSEホイール！
別で売っているのか調べても出てこなかったため不明ですのでバラから組み立てる方は注意してください。

カラーリングはマット調でフレームの至る所が色のないマットになっており
地のカーボンの編み込みまで見えています。グラデーションの様で非常に美しくこれもRCだけの特権ですね。

サドルは3Dプリントで造形されるものでこちらもREPARTO CORSE！
ベースからレールまですべてカーボンで作られるもので特別感が高いものですね。

ペダルにはWAHOO SPEEDPLAYをお選びいただきました。
今までは別ペダルを使っていましたがこれを期に使ってみたい！とのご要望でした。
より薄くダイレクトな踏み心地を体感いただけると幸いです。

多分ワイズロードで初めてではないでしょうか？
まだまだ出たばかりで乗られている方も少ないであろう1台。
いろいろなところで自慢してほしいですね。
今回は完成車ということでパッケージ車体でしたがすべてのパーツがハイエンドで文句無しのハイパーバイクでしょう。
”H様”この度はご来店りがとうございました。
入間店スタッフ一同またのご来店をお待ちしております。

ご案内は上山翔でした。