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【解説】新モデルのエアロロードを徹底解説!!
by: Nagao

UCIの規定が変更されたことにより、フレームの形状に大幅なアップデートがなされました。
今回は2022/2023モデルをすでに公開している
[TREK MADONE]

[SCOTT FOIL RC]
にフォーカスして何がどう変わったかをご説明します。

今回の規定変更は革命的な変化をもたらしており乗せ換えをご検討のお客様必見です!!

 

シートポストの位置変更

初めてISOFLOWを見た時は度肝を抜かれましたね。
大胆な機構の追加は大幅な空力効果を生み出し、より少ないワットで高速巡行が可能になっています。
この特徴的なシートポストはもちろんUCIルールに準拠しています。
2021年に改訂されたUCIルールの中には
「シートポストは緑色の線上に付ける事」
というルールに変更されました。
(元々はシートチューブ上に有る必要がありました)

CLARIFICATION GUIDE OF THE UCI TECHNICAL REGULATION

今回のポイントは
シートポストはシートチューブから独立しても良い
という所にあります。

これによりデザインは勿論設計に大幅な変化がもたらされました。
今回それに先駆けて発表していたのがTREK,SCOTTでしたね。
では変化の詳細を調べてみましょう。

 

TREK MADONE ISOFLOW

この機構の登場により45km/hで巡行する為に必要なワットが19w低減され、非常にエアロな性能を手に入れました。

また、この形状にしたことで
300gもの軽量化
を果たし、ライドをさらに数段階上のレベルに引き上げてくれることでしょう。

何故あの穴が重要かというと実は空力の効果で重要になるのが
サドル後ろのエリア一帯
だからです。
前方からの風を上手く後方に受け流す為にあの穴は重要な役割を果たしています。

さて、ここからは余談なのですが45km/hという値はライドの際にかかる抵抗の中で
空気抵抗の占める割合が非常に大きくなるスピードです。

自転車にかかる抵抗と言っても
「空気抵抗」
「摩擦抵抗」
など多岐に渡ります。
この内訳はおよそ40km/hで空気抵抗が全体の抵抗のうち90%ほどを占めるのですが、30km/hともなるとチェーンの摩擦や地面との摩擦による抵抗の占める割合が多くなってしまい(およそ20%)

結果としてエアロだけでない
余計なノイズの混ざった
不適切なデータが得られてしまいます。

ですので45km/hという数字は
出来るだけ純粋な空気抵抗に対する効果
を調べるために使われます。
普通は45km/hで1時間も漕げないですよね(笑)

 

SCOTT FOIL RC 

The All-New Foil | Scott

このシートポストの形状は同メーカーのTTバイク「PLASMA」にも見られますね。

SCOTT Plasma 6

この形状にする事で、エアロ効果は21%向上し、さらに9%の軽量化にも成功しました。

シートがほとんど垂直になっているのは、これまでにはトライアスロンバイクでしか見られなかった構造なので、かなり大胆なアップデートですね。
新規定になったことでフレームの自由度が大幅に上がり、結果として軽量化にもつながっています。

また、形状を変えた事によりライディング時の快適性も向上。
長丁場になるトライアスロンバイクに形状が似ていることからも快適性があがること請け合いです。

エアロ性能も申し分なし。
前モデルで40km/h巡行に必要だった出力で漕げば
1分18秒早く40km漕ぎきる事が可能となりました。

両社ともハンドルの大幅な改革もあったのですが、長くなってしまうので今回はフレームの話に止めておきます。

 

結論

さて、これだけ長々と書きましたが
「新モデルはエアロ効果が段違いに上がっているのでフレームを変えるなら今!!!」
となります。

今回の規定の変更で他メーカーも続々と新たな形状のフレームを公開するでしょう。
今後が非常に楽しみですね。

 

 

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このKEEPERコーティングは施工スタッフはメーカーより研修・認定を受けたスタッフがこれから乗られる方のバイクを丁寧に施工させていただきます。

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KeePer コーティングの特長

①塗装表面の凸凹の凹を埋めて表面を平滑化することで、新品を超える美しいツヤと発色

「KeePer コーティング」をすると分厚い被膜による埋め込み効果が発揮され、乱反射がなくなります。

②カーコーティングで実証された高い防汚能力

強いはっ水力で泥・油汚れをはじめ大抵の汚れを弾き、とても汚れづらくなります。また、汚れ落ちも良くなり、洗車もしやすくなります。

③紫外線からフレームを守り、劣化を防ぐ

「KeePer コーティング」の厚いガラス被膜は紫外線を防ぎ、日焼けから愛車を守ります。また 2重の厚い透明被膜が風雨の摩擦による色褪せも防止します。

 

KeePer コーティングサービスのラインナップ

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【EX KeePer】20,000 円(税込)

“02”
自然硬化の高密度ガラス被膜と最新鋭の有機レジン被膜の 2層構造のメカニズムにより、ベールを纏ったような深い透明感が特長で、耐久年数は 3 年となります。水滴、汚れがつきにくく、美しさを維持する能力が一段高い最上位のコーティングです。耐久年数は 3 年となります。

 

【ECO プラスダイヤモンドキーパー】10,000 円(税込)

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コーティング表面の分子構造の効果でファンデルワールス力(分子間力)による汚れの密着を防ぐ独自の防汚能力を持っています。ホコリが降り積もっても塗装表面には密着せず、水をかければ水滴とともに一緒に汚れが流れ落ち、洗車の回数を減らせます。耐久年数は 3 年となります。

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新車購入時には、愛車を傷や汚れから守る「キーパーコーティング」をお勧めします。

 

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