日本最大級のスポーツサイクル専門店!サイクルライフサポート! 川崎で自転車をお探しならY's Road 川崎店
2023/01/21 00:31
ワイズロード 川崎店の店長奥平です。
前作のDOMANE SLRもオールラウンドと思っていましたが、第四世代の新型DOMANE SLRに乗ってみてその思いがさらに強くなりました。
SLRはその名の通り、レースで使用できるグレードのバイクになりますので、大命題として「走りの軽快さ」が味付けとして入っていいます。
もともとDOMANEは石畳のレースで勝つように生まれたバイクで、走りと振動吸収を両立させて来ました。
前作第三世代でそこに空力を手に入れ、今回試乗した第四世代で軽さを手に入れました。
それではその感動をお伝えしたいと思います!
目次
今回試乗したSLR7 eTapはSRAM Forceワイヤレス電動ドライブトレインと、OCLVカーボンホイールを搭載しています。
最初に結論から。
長距離乗るために必要な要素が全部入った最強のオールラウンドバイクです。
舗装路メインでたまには砂利道、軽さも欲しいし、空力も欲しい。そんな欲張りな人には絶対合うバイクです。
よく走るちゃんとオールラウンドなロードになっています。走り始めてすぐ、軽い踏み心地と加速の良さに、これ系のバイクにある「快適だけどもたつく」ということもありませんでした。
タイヤを細くすればもっとロードになると思いますし、逆に太くすればもっと快適に安定した走りになると思います。
他のモデルと比べての一番違いを感じた部分はここ。直進安定性の高さです。
ある程度荒れている路面を安定しては知らせるためと思いますが、何も考えなくてもまっすぐ走ります。自転車を左右に振ってもすぐにハンドルが勝手にセンターに戻ってくるようなハンドリングでした。また、BBハイトも低く設計されているのでこれも安定感に寄与していると思われます。
前作と比べてカーボンの見直しや、振動吸収機構のISO SPEEDをリアだけにしてマイナス300gになったためか、ゼロスタートが非常にスムーズです。前作ではちょっと重さを感じることがありましたが、今作はいい意味で「普通のロードバイク」と感じました。
走りの良さを感じたいのであれば、今回試乗したSLRグレードがおすすめです。
しかし、SLRは最低でも105電動Di2モデルで約116万円からとなっております。
そんな方には、SLグレードがあります。こちらは機械式105を採用して約52万からとなっています。
こちらは、SLRと同じ形で振動吸収と空力性能は全く同じ。重量は少し重くなりますが、軽さと鋭さを必要としないのであれば、SLもオスメしたいです。
ロングライト、快適性、走破性能どれをとってもパーフェクトだった第三世代のDOMANE SLとSLRシリーズ。
いよいよ第四世代へと進化しました。
第三世代のDOMANE SLとSLRシリーズで、本格的な高速巡行から準グラベル、ツーリングバイクとタイヤや付属部品を変化させることでかなりのオールラウンド性能を持っていました。その新しくなった第四世代DOMANE SLとSLRシリーズを前作と比べて紹介いたします。
メーカサイトには、「トレックの中で最も幅広く楽しめるロードラインが、より軽く、より速く、そしてより高性能に進化。新型Domane SLとSLRは、Domaneの特長である一日中続く快適さはそのままに、表彰台の頂点に立つために新たに設計されたレース仕様のディテールを備えています。」
とありました。前作第三世代のコンセプトはそのままに進化したとということでしょう。
見ていくポイントは「快適性」「軽量性」「空力性能」「タイヤクリアランス」「ライドを広げる機能」の5つです。
DOMANEの特徴である快適性を実現するための中核機能「ISOSPEED」が進化しました。
今回の改良ポイントは「シンプル」「軽量」になります。
ISOSPEEDとは、シートチューブを他のパイプと独立させることで積極的にしならせることでサドルに伝わる振動を軽減させる機能となります。
前作のSLRはこのしなりを調整することが出来ましたが、第四世代からは調整機構がなくなりシンププルに軽量化されました。
一見、この調整機構がなくなることはネガティブに捉えられるかもしれませんが、単純な構造はトラブルが少なくなるメリットと、部品点数が少なくなることで軽くなるメリットが大きいと思います。
これは第三世代のユーザーさんから聞いたのですが、調整できることはいいことなんですが、一旦好みの硬さにするといじらないとおっしゃられていたので、最適な硬さに設定されている第四世代の構造はありだと思います。
まずはフロントISOSPEEDが廃止され、よりシンプルな形状になりました。別モデルのオフロード用の2車種である、シクロクロスレース用のBOONE、グラベルロードのCHECKPOINTの両車種ともリアのISOSPEEDのみとなっています。
個人的な意見ですが、近年のチューブレス化とタイヤが太くなったことにより、あえて複雑なハンドル周りのISOSPEEDを廃止て、トラブルの減少と軽量化の両方を果たしたのではないかと思っています。
前の項目でも書きましたが、ISOSPEEDがシンププルになったことで大幅な軽量化に成功しています。
SLグレード、SLRグレードそれぞれ300グラムの大幅軽量化となっています。
一口に300gと言いますが、これ結構すごいです。300g軽量化しようと思うとすごい金額かかります、、、
DOMANE SLRには、EMONDA SLR、MADONE SLRに採用されたOCLV800を初めて採用。
DOMANE SLにはコストと乗り心地がバランスされたOCLV500を採用されています。
第三世代も空力性能を付与されたDOMANEでしたが、よりフレーム形状を見直して空力性能をより高めました。
新しく設計されたステムからワイヤーがまとめてないそうされています。形状も滑らかで出っ張りが極力少なくなっています。
エアロ性能が高まったステムにワイヤリング、そして先代から続くエアロにこだわったフレーム形状各所がKVF形状となり、その形はもしかしたらEMONDA以上の空力性能を持っているようにも見えます。
エアロを意識したD型のKVF形状の細くなったシートピラーは調整幅も広く、しなりやすい形状です。
エアロカバーを外すとサドル高をちょうせいするネジ穴が出てきます。
前作からのキープコンセプトです。
DISCロードの時代となり、タイヤクリアランスをここまで広げられるフレーム形状を作れるようになっています。
ここまで太いタイヤを入れれば、順グラベルライドもいけます。
逆に軽量リムに細いロードタイヤを履かせれば本格的であり、なおかつ乗り心地の良いセミエアロなロードへと早変わりです。
太いタイヤを履かせるため、チェーンステーは420mmと少し長めになっているので、EMONDAやMADONEに比べると安定性に振った設計となっていることがわかります。
第三世代DOMANE SL・SLRから採用されたダウンチューブ内ストレージには、専用携帯工具、チューブやボンベ、タイヤレバーをすっきりと収めることが可能です。余分なバッグを持たなくていいのはうれしいです。
じつはこのロードバイクは先代と同じく、フルフェンダー(泥除け)を取り付けることができるようになっています。
どんな天候でも走る長距離走行にはもってこいの装備がしっかりと取り付けられるので、ツーリングバイクへと返信させることが出来ます。フェンダー土地付け時のタイヤの太さは最大35cになります。
Race Shop Limited (RSL)はトレックセガフレードレーシングチームが石畳コースのあるクラシックレースで勝利するために開発されたレーシングバイクです。2022年パリ・ルーベでエリサ・ロンゴ・ボルギーニが勝利していることでその性能の高さが証明されています。
SL/SLRからレースに不必要なオプション取り付けダボや、ダウンチューブストレージをなくし、SLRより100g軽量化。
タイヤ最大幅も35cとなっています。
攻撃的なポジションの取れるヘッドチューブの短いH1.5フィットを採用しています。
フレーム販売のみ。価格、販売時期はまだ未定です。
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