【愛車紹介】ピスト担当：石田の愛車CINELLI VIGORELLI ALU【Part1】
by: 石田

CINELLI / VIGORELLI ALU

フレームセット

CINELLIのVIGORELLIシリーズ(ピスト)はフレームセット販売のみで完成車販売がなく、パーツを1からチョイスして組み上げていくスタイルです！初めての方にはハードルが高く感じるかもしれませんが、ご相談いただければ理想の1台ができあがります♪

今回のベースとなるフレームはCINELLIのVIGORELLI ALU

RED HOOK CRITという世界的なピストのレースでの勝利のために開発されたモデルで、実際に2017年のRED HOOK CRITでの総合優勝も果たした名車です！

ダウンチューブやフォークなどドライブ側と反対側で異なるデザインだったり、BB裏にCINELLIらしい遊び心があってお気に入りです！

 

CINELLIのフレームはほとんどがCOLUMBUS社のチューブを採用しており、VIGORELLI ALUも例に漏れず！7005番アルミを使った高剛性かつ軽量なアルミフレームです！

ホイール

 

フロントホイール、リアホイールともにENVEのリム(SES 4.5)にDT SWISSのTRACK HUB、スポークはSAPIMのCX RAYで組み上げたホイールです！GOKISOのTRACK HUBに組み替えようか検討中ではありますが、、、ピスト(固定ギア)こそハブの性能を健著に感じ取ることができます！後輪の回る力がチェーンを動かし、その力が最終的にクランクを回す力へとなりペダリングの補助をしてくれるため後輪のハブ性能って結構大事なんです！まあそのうちGOKISOに、、、（貯金しよう）

ドライブ周り

クランクには惜しまれつつも廃版になってしまったSRAMの名作OMNIUM、チェーンリングはOMNIUM純正からSUGINOのZENに交換、剛性が高くそしてチェーンリングの精度が凄まじく良いためチェーンノイズがかなり減少します！安価なクランク＆チェーンリングの場合どうしても品質の問題で多少の歪みがあり、それによってチェーンノイズが発生します。大きな歪みがある場合は音だけでなく足に振動として伝わってきてしまいます。。。そこは価格相応なため気になるようでしたら良いクランク＆良いチェーンリング＆良いコグに交換しましょう！

勿論コグも妥協は無くEURO-ASIAのGOLD MEDALを使っています！しかも贅沢に14Tと15Tを左右につけています！(理由は余っていたからｗ)

ギア比構成は47T÷14Tの3.35、他の人にはお勧めしにくいかなり重めのギア比、、、ですが私自身ロードバイクなどでも重めのギアを好んで使うのとホイールがかなり軽いため意外と「重いなー」とは感じることなく走っています！

ハンドル、ステム、シートポスト

ハンドル、ステム、シートポスト、これらの３点は揃えられる限りブランドを揃えたくなるのがマイポリシー！ということでここでも登場するENVE！

非常に高い品質と他社にはできない商品が作れる高い技術力、他社でもラインナップされている商品だったとしてもENVEだけの独自の技術が落とし込まれていたりします！先ほど挙げたホイールにENVEのリムを使っていましたが、そのRIMの製造方法も独自でニップル穴を後から開けるのが一般的な中、ENVEは後から穴を開けて強度が下がることを嫌い、モールド成型によって初めから穴が開いている状態で成型していたりします！最高の商品を生み出すためのアイデアと技術力で妥協の一切ないモノづくりに励むENVEは高価ですがファンも多いパーツメーカーで、多くの人魅了し続けています！高価でも「良い物は良い」を他の趣味なども含めて理解している方には是非知って頂きたいパーツメーカーです！

耐久力も高く商品も長持ちするため、長い年月で見るとコストパフォーマンスいいですよ！

ロードバイクの世界ではツール・ド・フランスで2020年、2021年総合優勝を果たしたタデイ・ポガチャル率いるUAE チーム・エミレーツが、ENVEとのパートナーシップを結びました！世界最高峰の舞台で再びENVEが輝きます！

サドル、グリップ、ペダル

サドル、ペダル、グリップ（もしくはバーテープ）はそれぞれ体が触れ続ける箇所、グリップではなくハンドルで最後に「ル」がつくところとしてまとめられていたりもしますね！

サドルはスクラッチプロのカーボンレール、私は標準的な形のサドルならお尻が痛くならない(サドル沼の逆バージョン)なので、標準的な形で軽いサドルならOK！ただ、「軽いサドル」という点は重要視しています！ロードバイクやピストの場合ですと自転車全体の中でサドルは一番高い位置に来るパーツのため、軽くないサドルの場合ペダリング時やダンシング時にサドルの重さに振られてリズムが取りづらくなってしまいます！これは「軽いサドル」を体感すると戻れなくなります！なので私が持っている自転車は殆どがカーボンレールサドル、そうでないサドルでもチタンレールです！

グリップはライド中に常に握り続けているパーツになるため超重要！年間で考えると恋人の手を握っている時間よりもグリップもしくはバーテープを握っている時間の方が長い自転車乗りが沢山いるのでは！？（私は恋人がいないので0:100）

CINELLIのMIKE GIANTコラボのグリップはCINELLIのVELVETバーテープを使っており触り心地がシルキーで好みです！

消耗品なのでそろそろ変え時かなーなんて思っているところではありますがお気に入り！

ナンバーワンのお気に入りグリップは↓

これについてはまたの機会に

ペダルはLOOKのKEO CLASSIC 3

初めてビンディングにした際に重量面で使い始めたLOOKのビンディングペダル、脱着のしやすさからLOOKをずっと使い続けて今に至ります！実際この自転車でビンディングシューズを履いて走ることは殆どないのですが、、、

ビンディングペダルながら差し色にもなるLOOKのKEO CLASSIC3お気に入りです！

ロードではLOOKのKEO BLADE CARBONを使っていますがコチラもお気に入り♪

まとめ

「良いパーツ」と言われているものをかき集めながらもブランドを統一できる箇所は統一するというコンセプトで出来上がった一台です！金額はそれ相応にかかりましたがパーツの良さを実感できる満足のいく壱台です！

私のピストへの本気度合いが客観的に見ることもできる壱台かと思います！街乗りピストで良い一台を組みたいと思っている方は是非とも川崎店の石田にご相談ください！

また、今回ご紹介したCINELLI VIGORELLI ALUは廃版なのですが私がオリジナルで完成車にした物が１台店頭在庫で有ります！（2023年2月2日現在）

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昨年沢山販売させていただいたNEW VIGORELLIのご予約も承っております！

今日現在XSサイズとSサイズがまだご予約承れます♪ご予約は川崎店の店頭にて受け付けております！

昨年川崎店で組み上げさせていただいたNEW VIGORELLIの一部をご紹介！

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ワイズロード川崎店　ピスト担当 石田