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【カンパホイール】超軽量レーシングホイール「ハイペロンウルトラ」インプレッション
by: 奥平総帆

DSC_1842カンパニョーロから久しぶりにロードバイク用軽量ホイール「ハイペロンウルトラ」のホイールが登場しました。
DISCブレーキ専用、カーボンリム、チューブレス対応、ワイドリム、新設計ハブなどなど、現行のカーボンホイールBORAからあえて往年の軽量ホイールであった「ハイペロン」と名前を変えて発表されたこのホイールを試せる機会をいただきましたので、インプレッションをお届けしていきたいと思います。

Campagnolo HYPERON ULTRA

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ホイールスペック

リム:2ウェイフィット(チューブラー)
スポーク本数:F21本、R24本
リム高:37mm
リム内幅:21mm
リム外幅:27mm
フリーボディ:N3Wライト(XDR、HG11)
重量:2ウェイフィット/1240g、チューブラー/1160g

 軽さを実現したのはBORAUltraグレードにも採用している、H.U.L.C(ハンドメイド・ウルトラ・ライト・カーボン)テクノロジーと、進化したリム表面処理のC-LUXコーティング、新設計のハブと新たなカンパギア用N3Wフリーボディ。そして、フロントのスポーク本数をBORA系は24本から21本に減らすことで軽さを突き詰めた設計がなされています。

 

外観チェック

リム

リム高は37mmで、BORA ULTRA WTO 33 DBに比べてハイトが高くなっていますが、高速化するヒルクライムに対応するため、エアロにもこだわった形状となっていますが、軽量化にも妥協がありません。
リム表面は、BORAで採用された塗装がなくても美しい仕上がりの、C-LUXコーティングで仕上げられています。塗装がない分、軽量化にもつながってます。
また、H.U.L.C(ハンドメイド・ウルトラ・ライト・カーボン)テクノロジーを進化させて、BORA ULTRA WTOでは4箇所だったつなぎ目を1つとし、さらにレジンの配合を見直し剛性を保ちつつ軽量化しています。

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スポーク

スポークホールは、穴を空けるためドリリングでカーボン繊維を切断して強度を下げないように、リムの成型時、同時に行われます。
ニップルはリム内部に埋没しており、空力と強度、メンテナンスのしやすさを両立しています。

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ハブ

専用に設計し直されて採用された新テクノロジー「Head-2-Way」を採用。
少ない本数のスポークに掛かる剪断力の低減と、スポークテンションの最適化を行うことで、推進力や制動力が発揮されるように設計。
ハブに搭載されるベアリングは回転抵抗の低い憧れのCULTベアリングです。

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インプレッション

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インプレ車体内容

車体;DEROSA MERAK
コンポ;カンパニョーロコーラス
タイヤ:ミシュランPOWER CUP 700×25
空気圧;5.5気圧

 

第一印象

「軽い走り出し」と、「高い剛性」
乗ったスタッフほぼ全員がこの印象を持ちました。

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インプレ詳細

特に驚いたのが「高い剛性」です。
私、奥平は普段、MAVICのCOSMIC SLR40にIRCのチューブレスの25Cを使用していました。その時の空気圧は6気圧です。クリンチャータイヤと21cのリム内幅で自分の使用している状況と同じ条件にするのであれば、7気圧弱での運用にしないと柔らか過ぎるはずです。
それが、前述のように25cのクリンチャーの空気圧で5.5気圧しか入っていないのにも関わらず、タイヤの柔らかい感じや、しなり感はなく、路面の凹凸がリニアに手に伝わる感じや、ダンシングしてもしならず、ホイールの塊感を高く感じます。重たいギアで踏むより、軽いギアで回した方がよく進むことがすぐにわかりました。踏むのであれば、ペダリングスキルを求められるでしょう。
「軽い走り出し」に関しては、軽くなったリムとCULTベアリングのおかげで一漕ぎ目ですぐに感じることができます。
軽量タイヤをチューブレスで運用して、さらなる軽さとグリップ、乗り心地の変化を見てみたいと感じるホイールでした。

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どんな人に合うか

ずばり、ヒルクライムでタイムを縮めたいライダーに向けたリアルレーシングホイールです。
軽さと剛性があなたの走りをサポートしてくれるでしょう。

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こちらで買うことができます。

  

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このKEEPERコーティングは施工スタッフはメーカーより研修・認定を受けたスタッフがこれから乗られる方のバイクを丁寧に施工させていただきます。

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KeePer コーティングの特長

①塗装表面の凸凹の凹を埋めて表面を平滑化することで、新品を超える美しいツヤと発色

「KeePer コーティング」をすると分厚い被膜による埋め込み効果が発揮され、乱反射がなくなります。

②カーコーティングで実証された高い防汚能力

強いはっ水力で泥・油汚れをはじめ大抵の汚れを弾き、とても汚れづらくなります。また、汚れ落ちも良くなり、洗車もしやすくなります。

③紫外線からフレームを守り、劣化を防ぐ

「KeePer コーティング」の厚いガラス被膜は紫外線を防ぎ、日焼けから愛車を守ります。また 2重の厚い透明被膜が風雨の摩擦による色褪せも防止します。

 

KeePer コーティングサービスのラインナップ

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【EX KeePer】20,000 円(税込)

“02”
自然硬化の高密度ガラス被膜と最新鋭の有機レジン被膜の 2層構造のメカニズムにより、ベールを纏ったような深い透明感が特長で、耐久年数は 3 年となります。水滴、汚れがつきにくく、美しさを維持する能力が一段高い最上位のコーティングです。耐久年数は 3 年となります。

 

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コーティング表面の分子構造の効果でファンデルワールス力(分子間力)による汚れの密着を防ぐ独自の防汚能力を持っています。ホコリが降り積もっても塗装表面には密着せず、水をかければ水滴とともに一緒に汚れが流れ落ち、洗車の回数を減らせます。耐久年数は 3 年となります。

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新車購入時には、愛車を傷や汚れから守る「キーパーコーティング」をお勧めします。

 

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