日本最大級のスポーツサイクル専門店!サイクルライフサポート! 川崎で自転車をお探しならY's Road 川崎店
2023/06/21 19:08
ENVEの超高品質ながらも比較的お求めやすいホイールが2本、川崎店に入ってまいりました!
目次
| SPEC | FRONT | REAR | SET |
|---|---|---|---|
| リム重量 | 455g | 455g | 910g |
| ホイール重量 | 725g | 836g | 1561g |
| ハイト | 45mm | 45mm | |
| 内幅 | 21mm | 21mm | |
| 外幅 | 28mm | 28mm | |
| ブレーキタイプ | ディスクブレーキ専用 | ディスクブレーキ専用 | |
| フックドORフックレス | フックレス | フックレス | |
| チューブレス対応 | YES | YES |
※当店在庫のフリーボディはSRAM用となっております。
| SPEC | FRONT | REAR | SET |
|---|---|---|---|
| リム重量 | 510g | 510g | 1020g |
| ホイール重量 | 770g | 871g | 1641g |
| ハイト | 65mm | 65mm | |
| 内幅 | 21mm | 21mm | |
| 外幅 | 28mm | 28mm | |
| ブレーキタイプ | ディスクブレーキ専用 | ディスクブレーキ専用 | |
| フックドORフックレス | フックレス | フックレス | |
| チューブレス対応 | YES | YES |
※こちらの当店在庫のフリーボディはシマノ用となっております。
スペック紹介もそこそこに、上位モデルとどれくらい差があるのか、について考えましょう。
45の比較対象としては最も近いリムハイトのSES 3.4NEWが、65の比較対象としてはSES6.7 NEWが挙げられるでしょう。
| モデル |
SES 3.4 NEW |
ENVE45 | 差 |
| 税込価格(2022年10月現在) | ¥499,950 | ¥299,860 | ¥200,090 |
| フロント重量 | 634g | 725g | 91g |
| リア重量 | 756g | 836g | 80g |
| セット重量 | 1,390g | 1,561g | 171g |
| リム内幅 | 25mm | 21mm | 4mm |
| フロントハイト | 39mm | 45mm | 6mm |
| リアハイト | 43mm | 45mm | 2mm |
| ハブ | ENVE Alloy hub | ENVE Foundation Road Alloy ID360 40t ラチェット |
– |
真っ先に目が行くところで言えばやはり軽さでしょう。リムハイトの差があるとは言え、171gの差はヒルクライムや漕ぎだしに大きく影響します。
では1561gは重く、ヒルクライムに向かないかと言われれば当然NOです。もちろん脚力によって多少なりとも差はございますが、少なくともアップグレードとしてのご購入においては間違いなく変化を感じ取れるホイールです。
次に挙げられるのはリム幅です。4mmの差は非常に大きく、単純計算でも振動吸収などのコンフォート面で20%程度の差が生じます。(リム幅の割り算)
では21mmではロードに不適格なのか、と言われればまったくもってNOであり、他ブランドと比べても21mmという内幅は圧倒的に乗り心地のコンフォート面で頭一つ抜けているといって差し支えないです。
| モデル | SES6.7 NEW | ENVE65 | 差 |
| 税込価格(2022年10月現在) | ¥499,950 | ¥299,860 | ¥200,090 |
| フロント重量 | 675g | 770g | 95g |
| リア重量 | 822g | 871g | 49g |
| セット重量 | 1,497g | 1,641g | 144g |
| リム内幅 | 23mm | 21mm | 2mm |
| フロントハイト | 60mm | 65mm | 5mm |
| リアハイト | 67mm | 65mm | 2mm |
| ハブ | ENVE Alloy hub | ENVE Foundation Road Alloy ID360 40t ラチェット |
– |
重量はやはり注目ポイントで、144gの差はタイムトライアルでは「ロングディスタンス」では大きな差となるでしょう(例:しろさと200kmTTなど)。しかしながらこのリムハイトで1641gであれば我々のようなホビー、アマチュアライダーにとってはタイムトライアルなどで心強い味方になると言えます。
そして次に気になるのがリムハイト。近年の研究によると前後で異なるリムハイトを用いる方がよりエアロ性能を引き出すことができるため、SESは異なるリムハイトを用いていると言えます。しかしながらそうしてしまうとホイールの専門性が高くなってしまう(フロントとリアで)ことからも、価格を抑える点で重要だと言えます。
| モデル |
MAVIC COSMIC SLR 45 |
ENVE45 | 差 |
| 税込価格(2023年6月現在) | ¥297,000 | ¥299,860 | ¥2,860 |
| フロント重量 | 655g | 725g | 70g |
| リア重量 | 785g | 836g | 51g |
| セット重量 | 1,440g | 1,561g | 121g |
| リム内幅 | 19mm | 21mm | 2mm |
| 対応タイヤ幅 | 25~32C | 25~45C(エアロは25~28推奨) | 13C |
| リムハイト | 45mm | 45mm | 0mm |
| ハブ |
インフィニティ ハブ |
ENVE Foundation Road Alloy ID360 40t ラチェット |
– |
| 保証 | MAVIC CARE | INCIDENTAL DAMAGE PROTECTION | 状況による |
上記の通り4点が注目ポイントになります。
まずは軽さ。これに関してはMAVICの方が軽く、軍配が上がると言えます。同じ価格帯で100gも違うのはどうなのか、と思われるかもしれませんがそれを補って余りある優勢ポイントがENVEにはあります。
剛性とリム幅を見てみましょう。ENVEは企業秘密のテクノロジーが多いため、なぜの部分はお答えできませんが剛性と耐久性に関して破格の性能を誇ります。踏んだ時のロスの少なさで言えばENVEに並ぶホイールは少ないでしょう。
さらにリム幅を見るとコンフォートでもENVEに軍配が上がるため、一概にどちらがいいとは言えず、より登り主体レースに向けてならMAVIC、コンフォート面などの快適さを取るのであればENVEとすみ分けられると言えます。
破損による交換(修理不可能な場合)の保障に関しては概要としてはこんな感じ。
MAVICについてはコチラ。ENVEについてはコチラ。
| 保障 |
MAVIC |
ENVE |
| ~2年 | 50%OFF | 無料 |
| ~5年 | 40%OFF | 30~50%OFF |
| ~10年 | 30%OFF | 30%OFF |
※保障期間のスパンや内容に若干差があるため、簡略してご紹介しております。
| モデル | MAVIC COSMIC SLR 65 | ENVE65 | 差 |
| 税込価格(2022年10月現在) | ¥297,000 | ¥299,860 | ¥2,860 |
| フロント重量 | 705g | 770g | 65g |
| リア重量 | 835g | 871g | 36g |
| セット重量 | 1,540g | 1,641g | 101g |
| リム内幅 | 19mm | 21mm | 2mm |
| リムハイト | 65mm | 65mm | 0mm |
| ハブ | インフィニティ ハブ インスタントドライブ360 フリーホイール テクノロジー |
ENVE Foundation Road Alloy ID360 40t ラチェット |
– |
※保障内容は同一の為省略。
さて、リムハイトが高くなるとどうでしょうか。こちらも一概にどちらの方が良い、というわけではなくブランドの色が出た比較であると言えます。例えば軽さだけ見るのであれば走りの軽さを重要視しているMAVICが一枚上手になります。しかしながら、横浜トライアスロンのようなテクニカルなカーブが多くあるコースではワイドな幅のENVEに軍配が上がります。
どのホイールブランドも威信をかけて世に送るマスターピースであり、それに対してこうだからこのブランドはあっちより良い、悪いを一概に決めるのは無粋でしょう。しかしながら迷ってしまうのもまた事実。そんな時は今回のようにスペックやブランドごとのコンセプトなどを比較するとよいかもしれません。せっかくのホイールですから、自分に合った最高の選択ができる一助になれば幸いです。
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