情報解禁!【PIRELLI】新型タイヤ最速インプレッション P ZERO RACE TLR RS
by: 奥平総帆

2024年5月14日22時30分に情報公開となりました、
イタリアンバイクが得意なワイズロード川崎店としては外せないMade in ITALYのレーシングタイヤ。
登場以来進化を続けるピレリのハイエンドロードタイヤP ZEROがフルモデルチェンジしました。
改良されたコンパウンドSMARTEVO2とレイヤーテクノロジーのSpeed CORE技術によってピレリ史上最高のスピード、グリップ、軽量性を実現した”P ZERO RACE TLR RS”を最速インプレッションさせていただきました。

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PIRELLI P ZERO RACE TLR RS  700x28Cを試してみた

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新型P-ZERO TLR RSは、再構築したコンパウンドSMARTEVO2によってピレリ史上最高のスピード、グリップ、ハンドリング、軽量性を実現したタイヤ。
転がり抵抗は先代よりも16%も低減しながら、8%の軽量化を達成しているそうです。
その開発は、新コンパウンドSmart EVO²はリドル・トレックらとのパートナーシップと、モータースポーツで培った技術力により生み出されているとのこと。

結論

 今回個人的には現行品P-ZEROと新型P-ZERO TLR RSの乗り比べではありませんが、今まで乗っていたタイヤとの対比でいうと、
グリップ力と乗り心地が最高にいいレーシングタイヤ
と感じました。
グリップと乗り心地が良いため、結果安定して速く走ることができます。
どうしても転がり重視になると硬さが目立ちますが、硬さよりもしなやかさを重視していると思います。

20240511_073604 

 

インプレッション条件

ホイール:MACIV COSMIC SLR40 リム内幅19C
場所:多摩川サイクリングロード
平均速度:21km/h
走行距離:52km
好みの乗り味;加速性の良い車体が好き

前タイヤモデル:FORMULA PRO HOOKLESS TUBELESS RBCC  700x28C

重量:310g

 

新タイヤモデル:PIRELLI P ZERO RACE TLR RS  700x28C

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タイヤタイプ:チューブレスレディ(TLR)
コンパウンド:SmartEVO² コンパウンド
コンストラクション:SpeedCORE™, 120tpiナイロンファブリック
サイズ/重量:700x26C(270g)、 28C(290g)、30C(310g)
カラー:ブラック
※28-622(700×28C)以上はフックドとフックレスのどちらにも対応
¥14,400(税込)

 

空気圧

普段使っているタイヤとの対比を見たかったので、今回は同じ数値の5.5気圧にしました。
標準数値より低めになります。

パッケージの標準数値ですと私の場合、
体重が77kgでリム幅が19Cですので、

標準数値 :5.9気圧 85psi
アグレッシブライド:前後同じ気圧設定にする
快適性向上:前 マイナス0.3気圧 5psi(5.6気圧)
雨天時  :前後マイナス0.3気圧 5psi(5.6気圧)
21Cリム     :前後マイナス0.3気圧 5psi(5.6気圧)
17Cリム     :前後プラス    0.3気圧 5psi(6.2気圧)
※リムとタイヤの最大空気圧を超えて入れないように注意する必要あり

となります。印象的には少し高めの空気圧になっています。
今回は5.5気圧で乗りましたが、腰砕け感や、重さは感じませんでした。

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ちなみにSRAMのページにある、空気圧計算機によると、
フロント:4.62気圧
リア  :4.91気圧
と出ましたので、今後調整して使用してみようと思います。
 

グリップ力

乗ってすぐにわかる「もっちり」したグリップの高さを感じます。
手でトレッド面を触ってみてもその感触を感じられます。
今回は下りの場面は少なかったのですが、かなりスピードを出して走っても安心感があります。
今回は晴れでしたが雨の日でも安心して走ることができそうです。

 

振動吸収性

コンパウンドのおかげだと思いますが、乗り心地もかなり良かったです。
28Cの太さと空気圧の低さから、しっかりとタイヤが地面の凹凸をいなしてくれて、アスファルトが荒いところでも快適です。
チューブレスで使用しているので、タイヤの変形による嫌なロスは感じません。

 

軽さ

カタログ値290g、実測303gでした。
28Cのタイヤとしては普通の重量だとおもいます。チューブレス運用なので特段重さを感じることはありませんでした。

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タイヤクリアランス

リム幅19C=タイヤ幅28Cという組み合わせがメーカー推奨となっています。
私が使っている車体が最大28C対応となっているのですが、もちろん綺麗に収まっています。
さすがに30Cは厳しそうです。

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空気の保持

シーラントで施工して、手で中に入れたシーラントを馴染ませただけですが、しっかりと取り付けることができました。
1日くらいであればそのまま乗れてしまう程度しか空気圧の低下はありませんでした。
このタイヤのSpeed COREというレイヤーテクノロジーも改良されているそうで、これは、ゴム化合物にアラミド繊維を配合することでチューブレスタイヤとしての気密性を高めながら、転がり抵抗低減を達成しているとのこと。それが空気の抜けの低さに貢献しているのかもしれません。

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作業性

新ETRTO規格のタイヤなので、それに対応したMAVICのホイールであれば問題なく取り付けできます。
純正のMAVICタイヤを取り付けるより硬かったですが、常識の範囲内の硬さだと思います。
最後の硬さが面倒だったので私個人はタイヤレバーを使いましたが最後のひと押しだけであとは手で取り付けできました。

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最後に

非常に高性能で、高いグリップと振動吸収性、そして速さを兼ね備えたレーシングチューブレスレディータイヤ。
皆様もいかがでしょうか。

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