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【PINARELLO】DOGMA Fの2025年モデル新型!試乗しました!
by: 原澤直起

2025年モデル DOGMA F 試乗しました

先日のワイズロードスタッフ向け試乗会にてようやく自分のサイズに近い新型のPINARELLO(ピナレロ)DOGMA F(ドグマエフ)に乗ることができました!

参加していただいた問屋、メーカーの方々本当にありがとうございました。自転車本体だけでなく部品、ウェア、オイル、シーラント等々様々な新商品に触れることができ大変興味深い一日でした。

さて、2022年モデルとして発表された1世代前の「DOGMA F」の発表から3年が経ち満を持して発表された新型モデルが登場しています。

半年ほど前に発表され当店でも世界最高のバイクを体感してみたいお客様よりご注文を多数いただいております。皆様ご注文ありがとうございます。PB151559(1

DOGMA  のナンバリングが無くなりました

2015年モデルとして発表された「DOGMA F8」から始まったナンバリングは2021年モデルの「DOGMA F12」まで継続され、古いとか新しいとかそういったことを超越した存在として勝利するための究極のバイクとしてのモデルネームとしてナンバリングを廃した「DOGMA F」のモデルネームは今回も継続です。ナンバリングはなくなったものの便宜的に2024年モデルを一世代前のDOGMA、今回のDOGMAは2025年モデルと呼ばれています。PB151560

最新のスーパーレコードワイヤレス 触ってみました

今回試乗させていただいたバイクのコンポは「SUPER RECORD WIRELESS」でした。10速時代のカンパニョーロを愛用していた私としてはレバー内側の親指で押下げるレバー(ボタン)の配置がなくなってしまい残念です。

独特の有機的なイタリアンデザインは健在です。取り外し可能な電池ユニットは某メーカーの特許回避のためにFDとRDはそれぞれ専用の形状となったそうです。

RDの変速はスムースでトップグレードにふさわしいものでしたがシマノDi2と比べるとFDの変速は少しもったりして感じました。

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フレーム形状とカラーリング・カラー名称

前作から続くボトルケージを取り付けした場合に空力特性が向上するダウンチューブ形状はそのままです。

今回の試乗車のカラー名称は「G112 LUXTER BLUE」です。LUXTERとはどうやら造語のようで光の強さLUXかラテン語のライトを表す言葉ではないでしょうか。

光を持つものという造語と私は解釈しました。

見る角度によって見える色が変わるマジョーラカラーとか変更塗装とか玉虫色等と表現される色となっており青から紫、ゴールドから緑まで含まれているようなカラーです。

かつ艶消しの仕上げとなっていて派手ながら上品さを感じます。

画像では伝わりずらいのですが水色に見えるシートチューブとダウンチューブのFのロゴは金属光沢のあるデカールでヘアライン仕上げをした金属のような質感です。

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カンパのローター これはエエよぉ

カンパニョーロのローターは音鳴りのしにくい構造のスリットディスクローターです。パッド表面のゴミを取り除いて制動力と放熱性が向上し軽量化の効果も期待できる構造となっています。

丸い穴が開いているディスクローターと比べてブレーキング時のカカカカカというような音が出にくいです。

シマノのローターと違いたわみにくくローター曲がりの修正のしやすさも優れています。

インナーローターとアウターローターの接続がセミフローティング構造となっており熱による歪みが出にくくなっています。

自己責任となりますがシマノのブレーキシステムにカンパニョーロのディスクローターを使用する方もいらっしゃいます。

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ハンドルバーも最新!専用設計

明らかに前作よりも剛性が上がりたわまなくなりさらに軽量化も成されている新型ステム一体型ハンドルバーの「TALON ULTRA FAST」です。

最近のUCIルールに従いつつよりエアロなポジションが可能な位置にレバーをセッティングできるように下部のフレア形状の度合いが前作より大きくなっています。

ブレーキホースはレバー側からステムまですべて露出して見えるところがない状態なのは前作から変わっていません。

上部も前作よりも薄くより空気抵抗が少なくなっています。

現時点ではこの2025年モデルDOGMA F専用の構造となっています。

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30cタイヤまで取り付け可能!

この試乗車にはリムの内幅が23mmとなった新型のBORA ULTRA WTOが取り付けされていました。

28cのタイヤでこのクリアランスです。

メーカー公証のタイヤ幅は30cまでとなっています。

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BB下はこんな感じです

  前作まではこのダウンチューブのPマークの下側にトレーサビリティのためのバーコードとシリアルナンバーのステッカーが貼付されていましたが

今回からはさらに後ろ側にQRコードが貼付されるようになりました。

Pマーク後部のボルトで止められた黒い樹脂のパーツの裏側にバッテリーが内蔵できる仕組みがあります。PB151567

フレームの素材が変更!

 TOREYCA M40X に変更となりました。TOREYCA T1100Gと同じく剛性と強度を今までにないレベルで共存させた第3世代のカーボン素材です。

T1100Gよりもより高弾性の素材となっており前作とくらべよりエアロで容量のある形状でありながら剛性を落とさずに軽量化できたのはこの素材の変更があったからではないでしょうか。

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サドルとサドル固定のヤグラも新設計!

 PINARELLOのパーツブランドMOSTの新しいサドルが取り付けされていました。

サドルに開けられた大きな穴からは前作よりもさらに軽量な構造となったチタン合金の3Dプリンターで製造されたヤグラが見えます。

大きくは重量が変わらないかと思うところまで新設計にするとは軽量化に対する妥協のない意気込みが感じられますね。

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ディレーラーハンガーも専用品に!取り付けコンポに要注意です!

ディレーラーハンガーも新設計となりました。

F8DISKから続く複数のモデルに共通のディレーラーハンガーを採用せず完全な新設計です。

フレームセットに組付け可能なコンポーネントもシマノの12速Di2と各メーカーのワイヤレスタイプの電動変速コンポのみとなってしまいました。

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私も好きだし様々な方に乗ってほしいバイクです!

試乗コースを走ってみた感想ですがもともと私の一番初めに所有したロードバイクがもう消滅してしまったPINARELLOが開発設計していたブランド「OPERA」の「CANOVA」だったというのもあるかもしれませんが非常にしっくりきます。ハンドリングも心地よくちょうど良く、加速は興奮するようなキレがあり、速く走れるのにそこまで速度を出さなくても安定していて乗り心地もよいバイクです。

お客様所有のクロモリフレームのビンテージなPINARLLOに乗らせていただいたことがあるのですがその時代から変わらない感覚的にちょうど良いハンドリングがいまだにこの最新モデルにも感じます。

総合的にとても乗りやすい一台ですのでご予算に問題がなければ初心者の方にもおすすめしたいと思います。

ただ、いくら強度を上げた素材を使用したからと言ってフレームのチューブ中央をハンマーでたたけば割れてしまうレース機材ですしバイクを倒したり転倒時に体重がかかれば壊れてしまいますからある程度ロードバイクの扱いに慣れた方でなければ壊してしまいますがこのバイクはただレースで勝ちたい方のためにあるものではなくて楽に遠くに速く自分の脚で行くことのできるバイクとしてそれを求める方すべてに乗っていただきたい一台です。

デザインもカラーリングも非常に美しくただ眺めているだけでも豊かな気分になれるバイクです。乗らなくても価値があります。

 

 

より詳しい細部の説明動画はこちら!

↓当店の奥平店長制作の渾身のDOGMA F説明動画はこちらをごらんください。↓

ご購入検討中の方は是非ワイズロード川崎店にご相談くださいませ!!

この度は新型DOGMAを試乗させて頂く機会をご用意していただきありがとうございました!!

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このKEEPERコーティングは施工スタッフはメーカーより研修・認定を受けたスタッフがこれから乗られる方のバイクを丁寧に施工させていただきます。

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KeePer コーティングの特長

①塗装表面の凸凹の凹を埋めて表面を平滑化することで、新品を超える美しいツヤと発色

「KeePer コーティング」をすると分厚い被膜による埋め込み効果が発揮され、乱反射がなくなります。

②カーコーティングで実証された高い防汚能力

強いはっ水力で泥・油汚れをはじめ大抵の汚れを弾き、とても汚れづらくなります。また、汚れ落ちも良くなり、洗車もしやすくなります。

③紫外線からフレームを守り、劣化を防ぐ

「KeePer コーティング」の厚いガラス被膜は紫外線を防ぎ、日焼けから愛車を守ります。また 2重の厚い透明被膜が風雨の摩擦による色褪せも防止します。

 

KeePer コーティングサービスのラインナップ

KeePer コーティングサービスのラインナップ

【EX KeePer】20,000 円(税込)

“02”
自然硬化の高密度ガラス被膜と最新鋭の有機レジン被膜の 2層構造のメカニズムにより、ベールを纏ったような深い透明感が特長で、耐久年数は 3 年となります。水滴、汚れがつきにくく、美しさを維持する能力が一段高い最上位のコーティングです。耐久年数は 3 年となります。

 

【ECO プラスダイヤモンドキーパー】10,000 円(税込)

“03”
コーティング表面の分子構造の効果でファンデルワールス力(分子間力)による汚れの密着を防ぐ独自の防汚能力を持っています。ホコリが降り積もっても塗装表面には密着せず、水をかければ水滴とともに一緒に汚れが流れ落ち、洗車の回数を減らせます。耐久年数は 3 年となります。

【ダイヤモンドキーパー for Bicycle】5,000 円 (税込)

“04”
カーコーティングで高い評価をいただいているダイヤモンドキーパーをベースにし、自転車への施工に適したコーティングとして開発されました。防汚能力を持つ強靭な高密度ガラス素材でコーティングすることで、ノーメンテナンスで 3 年間大切な自転車の塗装を守ることができます。

新車購入時には、愛車を傷や汚れから守る「キーパーコーティング」をお勧めします。

 

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