
日本最大級のスポーツサイクル専門店!サイクルライフサポート! 川崎で自転車をお探しならY's Road 川崎店
2025/01/31 00:04
独自の技術と構造を採用した Partington ホイールは、現在、世界で最も軽量かつ最も剛性の高いホイールセット。この超高級ホイールを輸入代理店さまのご厚意で試乗させていただいたので早速インプレッションしていきたいと思います。
正規輸入品のインプレッションは日本初ではないでしょうか。
目次
まずは結論から
「速さと快適性、そして軽量性が高次元でバランスしたホイール」
と感じました。
数値結果から見ると巡航速度は速い、でも、乗っている本人としては快適性が勝っているので速さより快適性を強く感じる。
という自分の中では両立しなかった不思議な感触でした。
今までは硬いホイールは加速が良く巡航速度も速く、乗り心地のいいホイールは乗り心地の分巡航速度は高くない。というのが多かったと思います。
このホイールは単に価格高いのではなく、通常は両立しない部分を両立させるため、妥協せず全ての部品を専用設計しているところにあるのかもしれません。
いつもの通勤インプレのコースは52kmの半分が市街地、半分が多摩川河川敷なのです。
ここを走る時の通常の私の平均速度は22から23km/hなのですが、今回は25km/hと、2km/hも平均速度が上がっていました。市街地でのストップアンドゴーがある為、平均速度が上振れすることはあまりなかったのですが、びっくりしました。
※いつもこの距離を走った後にフルタイムで仕事なので、無理やり速度を上げるような走りはできません。
今回試乗させていただいたR-SERIES MKII R39/44はリムハイトがフロント39mm、リア44mmありますので巡航速度がよかった理由かもしれません。
では詳しく見ていきましょう。
〜一部メーカーサイトより引用〜
partington.ccは、創設者であるジョン・パーティントンのサイクリングへの情熱、エンジニアリングへの好奇心、そして物事はより良くできるという粘り強い信念から生まれたました。
最初のアイデアは、オーストラリアのトーキーにある小さなガレージで考案され、プロトタイプが作られました。
その後、オーストラリアのジーロングにあるディーキン大学のカーボン・ネクサスというカーボンファイバー研究施設に移りました。
partington.ccの使命は、世界最高のホイールを作ること。
軽く、速く、丈夫で強い。これらのホイールは、ユニークなアイデア、素材、製造方法を取り入れ、統合されたシステムとして作られています。
partington.ccは、最高のものを求める信頼できる販業者やハイエンドの特注フレームビルダーとのネットワークと連携しています。
プロトタイピング、プロセス、ツールの設計開発から、テスト、検証、製造まで、すべてのコンポーネントはオーストラリアのジーロングの自社社屋で設計され、納品されます。
MKII は、2 年間にわたる研究開発の結果生まれたホイールです。
最新のカーボン材料設計と製造を組み合わせて、現在このクラスで最も軽量なホイールを実現。
新しい MKII R シリーズは、トレーニングや競技に最適な究極のパフォーマンス ロード ホイールです。
クラス最高の横方向剛性 (約 55/mm) を備えた MKII は、目の肥えたライダーに卓越した乗り心地と応答性を提供します。
Partington スポークは、独自の製造プロセスを使用して製造されています。
108,000 本の連続フィラメントが、リムからハブに巻き付きリムに戻るU字型をして張られています。
ハブに巻き付ける部分は接着されておらず、凹凸でハブに引っかかっているような構造をしています。
これにより、スポークとハブの接合部にかかる負荷が全体的に維持され、ストレスが最小限に抑えられています。
スポークの先端にはスリットが入っており、ここから注射器で接着剤を流し込み、リムに固定します。
ハブボディー中央部もカーボンで作られていて、軽さ追求への妥協がありません。
従来のホイールで使われているベアリング配置は、荷重がかかった状態で抵抗を生む取り付け方法がとられていることがあります。
Partingtonは、外部からの負荷がベアリング内部に伝わることを最小限に抑えられるように「フローティング」ベアリング 構造を使用しています。
パーティントン独自の製造方法は、世界最高性能のホイールセットを生み出すため、既製品の流用ではなく、ハブ、スポーク、リムを統合して専用設計しています。
フック式のスポークホールのないチューブレス構造となっています。
リム内部は発砲材で満たされており、剛性アップに貢献しています。
インナーリム幅は近年では定番サイズの21mmです。
結論は最初に書きましたが、
軽量性、剛性、快適性のあらゆる性能が高次元でバランスされたホイールと感じました。
普段使用しているホイールは主にMAVICのSLR40もしくは45に28Cタイヤをチューブレス運用していますので、それとの対比になっていると思います。
フレーム:FACTOR OSTRO VAM
コンポーネント:SRAM FORCE
ホイール:partington R-SERIES MKII R39/44
タイヤ:GOODYEAR EAGLE F1R 700x28c クリンチャー運用
空気圧:フロント4.51bar リア4.79bar
場所:多摩川サイクリングロード50%+市街地50%
平均速度:25km/h
走行距離:52km
風速:0~2m/s
好みの乗り味:硬さがある加速性の良い車体が好き
乗り心地の良さが先行して感じられるため、鋭い加速感はありませんでした。
ケイデンスを高くして回すより、重たいギアで踏んだ方が良い加速を示しました。
特殊なスポーク形状のおかげなのか、踏むとタメがあるような後から加速がついてくるような感覚です。
今まで使用したことのあるレーシングホイールと変わらない硬さがあります。
ここが不思議な感覚なのですが、乗り心地は柔らかいのですが、段差などの大きな振動はしっかりと伝えてきます。
リムハイトが他ブランドに比べると低いので数値上そこまで得意ではないはずですが、剛性バランスのおかげか、普段使用している40から50mmほどのリムハイトと比べても、悪くは感じませんでした。
さきほどの加速の時と同じく、独特なタメ、反発を感じます。
メーカーカタログには横剛性が高く、縦の振動吸収がいいとの表現がありました。
通常、リムとスポークが接着されているコンプレッション構造のホイール剛性は高くなり反応は良くなるが、どうしてもテンション構造のスポークホイール特有のしなり感がなくなります。
このホイールは特殊なスポーク形状により、コンプレッション構造とテンション構造のいいとこ取りをしているのではないかと思っています。
メーカーに確認してみたいです。
今日はほぼ無風だったのですが、 川崎近辺では2m/sほどの弱い横風でした。
この程度の風であれば、全く影響はありませんでした。
1,100,000円
フロント39
ブレーキ | ディスクブレーキのみの統合複合設計 |
タイヤ | クリンチャーまたはチューブレス対応 |
剛性 | 高い横剛性(約55N/mm)、優れた乗り心地(ラジアルコンプライアンス) |
ハブ | ハイブリッド複合ハブシェル、セラミックスピードベアリング |
スポーク | 非対称のフルカーボンブレードスポーク、rim-to-rimデザイン – 「20ホールリム」 |
車軸 | 12mmスルーアクスル |
高さ | 39mm |
外幅 | 26.5mm |
内部幅 | 21mm |
仕上げる | マットクリア塗装仕上げ |
重さ | 530グラム |
リア44
ブレーキ | ディスクブレーキのみの統合複合設計 |
タイヤ | クリンチャーまたはチューブレス対応 |
剛性 | 高い横剛性(約55N/mm)、優れた乗り心地(ラジアルコンプライアンス) |
ハブ | ハイブリッド複合ハブシェル、セラミックスピードベアリング |
スポーク | 非対称のフルカーボンブレードスポーク、rim-to-rimデザイン – 「20ホールリム」 |
車軸 | 12mmスルーアクスル |
深さ | 44mm |
外幅 | 26.5mm |
内部幅 | 21mm |
仕上げる | マットクリア塗装仕上げ |
重さ | 630グラム |
合計重量 | 1,160グラム |
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