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インプレッション【SCOTT】NEW ADDICT RC、FOIL RC乗ってきました。
by: 奥平総帆

本日、SCOTTジャパン様のご好意で先日発表となったNEW ADDICT RCと昨年モデルチェンジしたFOIL RCの両方を乗り比べいたしましたのでご報告いたします。

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SCOTT ADDICT RC 30 インプレッション

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第一印象

「軽!」といったふみ味を感じます。さすが超軽量バイクです。

巡航性能

使用しているホイールがSyncros Capital 1.0 X40 24でオールロード用のハイトが24mmのホイールです。リムハイトが低かったのがその印象につながっていると思いますが、先に乗ったFOILがスピードの維持が得意でしたが、こちらは加速が得意な印象です。
風洞実験結果からは先代のFOILに近い空力性能がある車体なので機会があればホイールのハイトを変えて試してみたいです。

登坂性能

今回走った江戸川河川敷の登り返しでダンシングしてみましたが、いい感じで跳ね返りがあり、ぐんぐん進む感じがありました。

ハンドリング

乗るに当たって、個人的に一番気になるコントロール性に影響が出るトレール量を調べました。
ADDICT RCのXSに乗ったのですが、ヘッドアングルが71.8で、フォークオフセットが47となっています。
フォークオフセットが少なめなので、トレール量が多くなり、ハンドルの安定感が出るようになります。
XSに関しては安定方向に振った設計となっています。
実際に乗った感じでもその安定感が好み的に良く感じました。

乗り心地

FOILの新型に搭載された振動吸収性の高い特殊なピラーにより、腰回りに来る振動はかなりカットされており、エンデュランスロードばりに乗り心地が良かったです。
近年はこのサドル周りをしならせる方式での振動吸収を高める方法をとるブランドが多いですが、シンプルかつ軽量であるこの形状はロードバイクに非常にマッチしていると思っています。

 

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SCOTT FOIL RC 20 インプレッション

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第一印象

「楽に速い」という印象を感じました。
硬くてよく進むロードバイクが好きなので乗った瞬間から好印象でした。

巡航性能

普通に足を回して走っているだけですごく速いバイクです。
Syncros Capital 1.0 Aero 60とリムハイトのかなり高めのホイールを履いていますので、このホイールの影響もあるかもしれませんが、いつまでも速い速度で走ることができました。

登坂性能

エアロロードというのは巡航性能が高いのですが、重さが気になる場合がありますが、今回乗ったFOILの重さはあまり感じす、土手の登り返しも問題なく登ることができました。

ハンドリング

ADDICT RCとともにトレール量を調べました。
サイズはXSだったのですが、ヘッドアングルが71度で、フォークオフセットが45となっています。
ヘッドアングルが寝ておりフォークオフセットがADDICT RCより少なめなので、かなりトレール量が多くなっているようです。
スピード出せば出すほどかなりの安定感を感じることができました。
Sサイズとは違うトレール量なので機会があればSサイズも試して見たいと思います。

乗り心地

このモデルのFOIL RCから搭載された振動吸収性の高い特殊なピラーにより、ADDICT RCと同じく腰回りに来る振動はかなりカットされており、エアロロードにありがちな嫌な振動はなく、かなりの高い乗り心地があります。

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NEW SCOTT ADDICT RC 商品紹介

コンセプト

ADDICT=中毒という名前の通りのやめられない軽さを持ったバイクで、SCOTTの軽いというイメージの象徴たるレーシングバイクです。

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軽さ

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SCOTTのレースバイクに求められる各種要素に妥協する事無く改良し、フレームキットの重量を300gも削減することに成功しているそうです。
カーボンの成形を見直し、余分な樹脂が残らないような新しい作り方されています。
フレーム内部を覗くと、ツルツルなのがわかります。

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空力

前作でワイヤー完全内装とステム一体型ハンドルを採用し、空力性能と軽さを両立しました。
今回の新しいモデルはさらにその特徴である軽さと空力を追求した作りになっていて、前作のエアロロードのFOILとほぼ同等の空力性能となっています。
前方から一方方向の風ではなく、なるべく自然界にある斜め方向からの風をシミュレートしてリアルに作られているそうです。
不思議なのがほぼ丸い形状のダウンチューブ。
通常、丸い形状の剛力性能は高いが空力性能が良くないとされていますが、良く見ると真円ではないのでこの形状でも空力性能が高くなるように追求されているのでしょう。

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シートステーは後ろに向かって絞った角度がついています。
これは足回りで乱れた風を整流して、ホイール周りに集め、体の後ろにできる負圧を現象させる意味があるそうです。
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ハンドル周り

新型ADDICT RCの為にステム一体型のコンボバー、IC-R100-SLは同時に開発されました。
空力性能と、エアロな乗車姿勢ができるように、ドロップに微妙なフレア(6度、バーエンド部分では+約3cm)が採用されています。これにより、走行時の空気抵抗の低減だけでなく、ハンドリングも向上しています。

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ステムのエアロキャップを外した状態。

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ステムハンドルが別体式のものは、整備性を高めるため、セミ内装タイプとなっていますが、カバーでワイヤーが隠れるように工夫されています。
そのため、ハンドルに開いた穴位置はやや下側にワイヤーが入る開口部があります。
別ブランドのハンドルも使用可能ですが、ワイヤーが前方部分に飛び出すようになってしまうので、専用ハンドルが一番綺麗に取り付けられます。

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フロントフォーク

1 1/8コラムを使用して、専用ステムと組み合わせて完全内装となるようになっています。
機械式ギアには対応しておらず、完全に電動ギア専用設計となっています。

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理由は不明ですがフォークコラムブに開いた穴は通常とは逆側に開いており、日本式の右手前ブレーキ仕様で綺麗に組めるようになっています。内装にありがちなハンドリングが重たくなってしまうことが少ないようです。
逆に欧米式の左手後ろブレーキで組む場合は、ブレーキホースをテープで固定してガイドするように組み付けることでハンドリングに影響が出ないようになっているとのことでした。

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シート周り

インプレッションでも紹介しましたが、ADDICT RC 10以下に採用された新しいSP-R101-CFシートポストは、SLバージョンと比較して快適性をさらに30%向上させました。
このシートポストの後ろ側にあるフレキシブルなカバーは、リアライトSYNCROS CAMPBELL 20 D iL Rear Lightと交換して使用できます。

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上位モデルに採用されるSP-R100-SLシートポストは、振動吸収機構がオミットされた軽量バーションで、前モデルより10%軽量化されています。シートポストのレイアップを最適化し、フレックスと快適性を向上させながら、さらなる軽量化を実現しています。
後ろから見るとかなり薄く作られていることがわかります。

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その他詳細部分

FD台座は軽量化のためカーボンで一体型に作られています。

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エンド部分も新たに設計し直されていて、シンプルに、作られています。

 

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ハンドルエンド部には専用の携帯工具がついています。
T25と6mmの2つが使えるようになっており、この工具によりサドルの上下、ハンドル周りの調整、ホイールの脱着ができます。

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さいごに

このような機会をいただきありがとうございました。

川崎店にも新型ADDICT RC30が入荷しておりますので現物を見にご来店くださいませ。<p>

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このKEEPERコーティングは施工スタッフはメーカーより研修・認定を受けたスタッフがこれから乗られる方のバイクを丁寧に施工させていただきます。

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KeePer コーティングの特長

①塗装表面の凸凹の凹を埋めて表面を平滑化することで、新品を超える美しいツヤと発色

「KeePer コーティング」をすると分厚い被膜による埋め込み効果が発揮され、乱反射がなくなります。

②カーコーティングで実証された高い防汚能力

強いはっ水力で泥・油汚れをはじめ大抵の汚れを弾き、とても汚れづらくなります。また、汚れ落ちも良くなり、洗車もしやすくなります。

③紫外線からフレームを守り、劣化を防ぐ

「KeePer コーティング」の厚いガラス被膜は紫外線を防ぎ、日焼けから愛車を守ります。また 2重の厚い透明被膜が風雨の摩擦による色褪せも防止します。

 

KeePer コーティングサービスのラインナップ

KeePer コーティングサービスのラインナップ

【EX KeePer】20,000 円(税込)

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自然硬化の高密度ガラス被膜と最新鋭の有機レジン被膜の 2層構造のメカニズムにより、ベールを纏ったような深い透明感が特長で、耐久年数は 3 年となります。水滴、汚れがつきにくく、美しさを維持する能力が一段高い最上位のコーティングです。耐久年数は 3 年となります。

 

【ECO プラスダイヤモンドキーパー】10,000 円(税込)

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コーティング表面の分子構造の効果でファンデルワールス力(分子間力)による汚れの密着を防ぐ独自の防汚能力を持っています。ホコリが降り積もっても塗装表面には密着せず、水をかければ水滴とともに一緒に汚れが流れ落ち、洗車の回数を減らせます。耐久年数は 3 年となります。

【ダイヤモンドキーパー for Bicycle】5,000 円 (税込)

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カーコーティングで高い評価をいただいているダイヤモンドキーパーをベースにし、自転車への施工に適したコーティングとして開発されました。防汚能力を持つ強靭な高密度ガラス素材でコーティングすることで、ノーメンテナンスで 3 年間大切な自転車の塗装を守ることができます。

新車購入時には、愛車を傷や汚れから守る「キーパーコーティング」をお勧めします。

 

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