ヒルクライム大会シーズン真っ只中。

各地で大小の大会が開かれています。

そこで初めて出場する人向けに必要な持ち物などをご案内します。

持ち物は？

出場する大会にもよります。

季節と標高差の違いでゴールしてからの着用するものに違いがあります。

当然春や秋は寒いため着るものも多くなります。

またスタート地点とゴール地点の標高差によって標高差が大きくなるとゴール地点は寒いことが予想されます。

一般的に標高が100M上がるごとに気温は0.6度下がります。

もし標高差が1000Mだったとするとゴール地点は６度低くなります。

具体的には

これから開催される大きな大会のひとつ「乗鞍ヒルクライム」を例にすると。

毎年８月末に開催されまだまだ暑い時期ですがスタート地点もそれなりの標高で1500Mあります。

朝のスタート時の気温が２０度前後になります。

標高差は1260Mでゴール地点の気温は８度低くなり１２度前後が予想されます。

登っているときは身体を動かしているので夏のウェアで問題ありませんが下りは何かを着用しないと寒くて降りてこれません。

レッグウォーマーとアームウォーマーとウィンドブレーカーは必須になります。

また天候によっては雨の場合はレインウェアや特に寒いときは薄手の指付きグローブやシューズカバーも必要になりますので事前に天気予報を見て確認しておきましょう。

雨の時にいいものがホット系のマッサージオイルです。

　　スポーツバルム　マイルドウォーミングローション

　　　　　　　　　　　　　税込み￥2，530-

 走る前に足全体と臀部に塗り込むと雨でも水をはじいて暖かさがキープされます。

走行後は専用のリムーバにてしっかり落とします。

もうひとつ雨の時にいいものが、もはや定番ともいえるベロトーゼのレインシューズカバーです。

                                             税込み￥4，070-

シリコン素材のレイン用シューズカバーです。

かなり伸縮性がありシューズと足下部のぴったりと密着します。

サイズはS,M,Lの３つ。

着るもの以外に忘れがちなのが食べ物です。

スタート時間が早いため朝食も早くゴールしてからスタート地点に戻ってくるまで４時間以上経過していますのでちょっとした補給食と水があったほうがいいです。

その荷物どうする？

大抵の大会は荷物を預けておくとゴール地点に事前に上げておいてくれますので前日までに大会会場に荷物を預けに行きましょう。

荷物はバックパックを利用して預けましょう。

おすすめは自転車専用バックパックのドイターです。

   ドイター レース8　税込み￥13，200-

自転車専用に開発されたバックパックで容量は8Ｌ。

日帰りサイクリングから一泊のツーリングぐらいまでこなせるため持っていると重宝します。

帰りの下りは自分で下ってくるようになっている大会がほとんどですのでこのバックパックなら快適に下れます。

大会当日は

できればスタート2時間前には朝食を済ませられるといいでしょう。

なるべくスタートぎりぎりまでウォーミングアップのために身体を動かせればいいのですがヒルクライム大会はスタート地点に召集されてからスタートするまでが長いことが多いです。

可能なかぎりギリギリまでウォームアップをしましょう。

ヒルクライムは短時間高強度のためタイムを狙うような走り方が出来る場合はウォームアップは汗をかくぐらいかなり追い込んでしまうほうがいいです。

初めての出場で完走が目標の場合は疲れない程度にウォームアップは済ませておきましょう。

ドリンクの中身はいきなり本番で新しいものを使うよりも飲み慣れたスポーツドリンクがいちばんいいです。

補給食は基本要りませんが２時間以上かかりそうであればジャージのポケットにジェルなどを持っていたほうがいいでしょう。

車体を清掃整備しておきましょう

ここは特に重要です。

しっかり洗車注油をして行きつけのショップに点検もしてもらうといいでしょう。

ヒルクライム大会は落車が少ない

ヒルクライムの大会は登りのみの競技のためスピード域が低く集団で走ることも少ないため落車が起こりにくく怪我のリスクが少ないことが挙げられます。

下りは自分で下って戻るためそこで無理をしなければ安全な大会です。

あとは当日まで万全な体調で臨んで本番は全力を尽くしましょう。

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