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【ORBEA インプレッション】THEエアロ、ORCA AEROに乗ってきました
by: 奥平総帆

川崎店の販売強化ブランドのORBEA。
スペインから直送で届き、なおかつカラーカスタム、パーツサイズ選択、パーツ仕様選択などのカスタマイズができ、仕様に比べて値段にお得感があるという魅力のあふれたブランドとなっています。

今回はORBEAジャパン様から以前から乗ってみたかったORCA AEROをお借りしましたのでインプレをお届けできればと思っています。

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ORBEAとは

スペインのスポーツバイクブランドのオルベア。皆さんご存知でしょうか?
非常に魅力の多いブランドなのです。ワイズロード川崎店ではコーナを作り激推ししています。
ブランドに関して詳しくは、こちらの記事書きましたのでご覧ください。

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ORBEA ORCA AERO M10i LTD

軽量なORCAシリーズと対をなすORCA AERO。
今回のモデルは最上位のエアロカーボンフレームに、シマノDURA-ACEにオリジナルのOQUO RP57 LTDホイール、そしてステムハンドル一体型のVISION METRON EVO D5のパーツ構成です。

近年はエアロと軽量を1台のフレームで行うブランドが多い中、ORBEAはあえてその2つをわけた商品展開をしています。
理由としては軽量を追求すればエアロと剛性が犠牲になり、エアロを追求すれば軽量性が犠牲になります。
エアロモデル、軽量モデルそれぞれ特徴を妥協なく作るため、剛性、軽量性、空力の3要素をバランスさせようとすると、エアロモデル、軽量モデル専用の車体がある方がパフォーマンスを最大化できると考えて2つのラインナップとなっています。

フレーム形状

ORCA AEROは、時速40kmで15W、 時速50kmで28W 空気抵抗を低減ます。
全体的に食う力を考えた形状となっており、フレーム後方部分はカムテール形状となっており、横風にも強い形状となっています。

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今回の市場では自前のボトルを使うためにつけませんでしたが、専用のエアロボトルと、エアロ小物入れがついています。
小物入れはUCIレースには使用できないので外さないといけませんが、UCIレースが関係ないトライアスリートや一般ライダーにはつけていても問題ありませんのでより空力性能をアップさせてくれます。

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ハンドル周り

ORCA AERO 10i LTDには新型のVISION METRON D5EVOが付いていました。
ハンドルはグレードによりついているものが違いますが、一体型が付いていないグレードでもオーダー時にアップグレードすることも可能です。
差額交換なので、ポジションが出ている人であれば、最初から選んでもいいかもしれません。
ポジションにこだわる方であれば、ステムハンドル別体を選ぶこともできます。
一体型含め、ステム長、ハンドル幅を無料で選ぶことができるので、乗り慣れたポジションを再現することも可能です。

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VISION METRON EVO D5一体型ハンドルの場合、

ハンドル幅/ステム長:380/80、380/90、400/90、400/100、400/110、400/120、420/110、420/120
組み合わせ8種類

ORBEAオリジナルOCコンポーネント別体ハンドルの場合、

ハンドル幅:360、380、400、420
ステム長:90、80、100、110、120
組み合わせ20種類

 

パワー伝達性と乗り心地

ORCA AERO、ORCAシリーズの設計は、ねじり荷重と横荷重の大部分は、フレーム下部フレームが担っています。

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縦方向に四角い形状のチェーンステーにより剛性のある形状。乗り心地よりパワー伝達性を感じるフレームです。
振動吸収性はORCA AERO、ORCAシリーズを比べるとORCAの方の振動吸収が明らかによかったです。

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フレームは最上位のOMXグレードのみの展開となっています。これは、プロチームに供給されているものと同じものが手に入れられるということです。

 

ホイール、ハブ

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 最上位のRP57LTDが付いています。これにはZIPPの最上位COGNITION VS2ハブに、自社生産のオリジナルカーボンリムが付きます。重量は1520gで、ハイトのあるホイールとしては軽いと思います。
今日はすごく横風が強かったのですが、横からの突風以外はハンドルがとられるようなことはありませんでした。
ZIPPの最上位COGNITION VS2ハブはさすが、特殊なフリーのラチェット構造により空転時の転がりが軽く感じます。
ONI化したらもっと良くなるでしょう。

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このホイールはオーダー時に、ホイールの仕様を選択することもできます。
最上位でオールラウンドに使用できる1390gのRP45LTDや、1370gでRP35LTDのローハイトカーボンホイールを選択することもできます。
逆に値段を下げたTEAMグレードのカーボンホイールにしてコストを圧縮することもできます。
ちなみに最上位のLTDモデルではホイールもカラーオーダーが無料でできます。

 

2025年ORCA AERO OMXモデルラインナップ

ORCA M10iLTD

(シマノ・デュラエースDi2+カーボンホイール完成車)

¥1,599,000

ORCA M20iLTD

(シマノ・アルテグラDi2+カーボンホイール完成車)

¥ 996,600

ORCA M35iLTD

(シマノ105Di2+カーボンホイール完成車)

¥ 870,100

ORCA M30iLTD

(シマノ105Di2完成車)

¥ 727,100

ORCA M30LTD

(シマノ105完成車)

¥ 614,900

ORCA OMXフレーム

フレームセット

¥537,900

 

車体スペックとインプレッション条件

回試乗した車体はORCAの最上位モデルのOMXフレームにシマノDURA ACE Di2、最上位カーボンホイールを付けたエアロレーシングモデルです。
そして驚愕のアップチャージなしでのカラーオーダーとハンドル周りのサイズオーダーと仕様変更が可能となっています。

フレーム:ORCA AERO OMX 
ホイール:OQUO RP57LTD CARBON
コンポーネント:DURA ACE Di2 2×12
完成車: ¥ 1,599,000

場所:多摩川サイクリングロード50%+市街地50%
平均速度:21km/h
走行距離:52km
好みの乗り味:硬さがある加速性の良い車体が好き
東北東の風4m/s

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インプレッション

特徴的な部分その1:空力性能

これは実際に乗っって感じることができたのですが、当日は東北東の風4m/sほどの斜め前からのそこそこの向かい風でした。
いつもであれば、体に当たる風と車体に当たる風の両方に抵抗感があるのですが、ORCA AEROは体だけ風を感じて車体は風が通り抜けていくような感じがありました。

特徴的な部分その2:剛性の高さ

空力が高いということは、高速巡航に振った設計になっているので、ペダリングパワー伝達性が高いフレームでした。
よく進むのですが、その分軽量なORCAに比べると振動吸収は不得意と感じました。
もし気になるようであれば、30cまでの太いタイヤが履けるので太さを帰るのもアリだと思います。

特徴的な部分その3:ハンドリング

昔ながらのクイックなハンドリングとなっているので、ハンドルの角度にリニアに反応します。
低速でハンドルに体重を乗せすぎるとふらつきますが、高速になると安定感が増してくる感じです。
コーナリングはやりやすい車体ですので、高速で、コーナリングのあるクリテリウムなどは得意だと感じました。 

 

さいごに

カラーオーダーとパーツ選択ができるブランドは他にもありますが、ORBEAは中間価格帯からはパーツサイズやカラーオーダーか可能となっています。ORCA AEROはどのグレードを選んでもツールドフランスやジロデイタリアでプロの選手が使う最上位のフレームとなっていて高性能なのはもちろん、自分オリジナルの車体を最初から作れるORBEAを選択肢に入れてみてください。
川崎店は在庫がございますので是非現物をみてください。

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このKEEPERコーティングは施工スタッフはメーカーより研修・認定を受けたスタッフがこれから乗られる方のバイクを丁寧に施工させていただきます。

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KeePer コーティングの特長

①塗装表面の凸凹の凹を埋めて表面を平滑化することで、新品を超える美しいツヤと発色

「KeePer コーティング」をすると分厚い被膜による埋め込み効果が発揮され、乱反射がなくなります。

②カーコーティングで実証された高い防汚能力

強いはっ水力で泥・油汚れをはじめ大抵の汚れを弾き、とても汚れづらくなります。また、汚れ落ちも良くなり、洗車もしやすくなります。

③紫外線からフレームを守り、劣化を防ぐ

「KeePer コーティング」の厚いガラス被膜は紫外線を防ぎ、日焼けから愛車を守ります。また 2重の厚い透明被膜が風雨の摩擦による色褪せも防止します。

 

KeePer コーティングサービスのラインナップ

KeePer コーティングサービスのラインナップ

【EX KeePer】20,000 円(税込)

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自然硬化の高密度ガラス被膜と最新鋭の有機レジン被膜の 2層構造のメカニズムにより、ベールを纏ったような深い透明感が特長で、耐久年数は 3 年となります。水滴、汚れがつきにくく、美しさを維持する能力が一段高い最上位のコーティングです。耐久年数は 3 年となります。

 

【ECO プラスダイヤモンドキーパー】10,000 円(税込)

“03”
コーティング表面の分子構造の効果でファンデルワールス力(分子間力)による汚れの密着を防ぐ独自の防汚能力を持っています。ホコリが降り積もっても塗装表面には密着せず、水をかければ水滴とともに一緒に汚れが流れ落ち、洗車の回数を減らせます。耐久年数は 3 年となります。

【ダイヤモンドキーパー for Bicycle】5,000 円 (税込)

“04”
カーコーティングで高い評価をいただいているダイヤモンドキーパーをベースにし、自転車への施工に適したコーティングとして開発されました。防汚能力を持つ強靭な高密度ガラス素材でコーティングすることで、ノーメンテナンスで 3 年間大切な自転車の塗装を守ることができます。

新車購入時には、愛車を傷や汚れから守る「キーパーコーティング」をお勧めします。

 

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