日本最大級のスポーツサイクル専門店!サイクルライフサポート! 川崎で自転車をお探しならY's Road 川崎店
2025/09/26 11:00
昔は競技用サドルも革サドルだったのをご存じですか?
一枚の革をサドルの形になめしたものが革サドルです。
目次
創業150年を超える革サドル専門メーカーですが最近は革サドル以外にも独自開発した素材を用いたメンテナンス性に優れたサドルも販売しています。
日本には戦前から輸入されておりブルックス社と長く取引している国のひとつでもあります。
川崎店に在庫している商品は以下です。
B17 STANDARD CLASSIC A.BROWN ¥25,850- 税込み
B17 STANDARD CLASSIC HONEY ¥25,850- 税込み
ブルックスの定番サドルB17です。
ランドナーならB17というぐらいツーリング車には定番のサドルです。
幅も広く175mmあります。
最近はブルックスと同じくイギリスブランドである高級フォールディングバイク、ブロンプトンのサドルカスタムの定番にもなっています。
B15 SWALLOW A.BROWN ¥32,780- 税込み
スワローというモデルで現代のロードサドルの原型ともいえるサドルです。
サイドが大きくカットされ軽量化されています。
幅は153mmとB17より狭くロード向きです。
クロモリフレームと組み合わせると高級感が上がるサドルです。
SWIFT 2023`CMWC YOKOHAMA Ltd ¥34,980- 税込み
幅が152mmと狭くスワローと同じくロード向けサドルです。
こちらは2023年に横浜であったメッセンジャーの世界大会を記念して作られた限定モデルです。
革サドルの最大の長所は自分に合ったサドルに仕上がることです。
仕上がったサドルは座骨の部分がへこんでいるのが仕上がった証拠で、まるでオーダーして製作した革靴のように身体になじみます。
ですが革製品のため常に手入れは必要です。
ブルックスの専用サドルオイルを使います。
モデルにもよりますがかなり厚みのある革のため触るとほとんどへこむこともなく硬いです。
最初は特に硬いためなるべく早くなじませる方法があります。
最初はサドルオイルを少し多めにサドルの裏から塗りドライヤーで溶かしながら革に浸透させます。
それからサドル全体を丸い棒状のものでしごいてなじませます。
しかしサドルオイルをやりすぎると柔らかくなりすぎるため加減が必要です。
革靴と同じく定期的にオイルを塗ることで革が乾くのを防ぎます。
これも塗りすぎないように革が乾かない程度に塗ります。
これも革靴と同じで外気にさらして湿気をためないようにすることと雨天での使用時は使用後すぐにドライヤーで乾かして軽くサドルオイルを塗布する。
しばらく乗らなかったりしてもカビが生えてしまったりするので注意が必要です。
乗車時以外に乗らない時はサドルサイドが拡がらないようにストラップで縛る。
こちらはペダルに使うストラップ
まだビンディングペダルが無かった時代にペダルにトウクリップと共に使っていたストラップです。
ビンディングがスポーツバイクの定番ですがまだこちらの商品も現行で販売されています。
このように縛っておきます。
なぜ縛るかというとサドルトップがへこんで落ちてこないようにするためです。
最初のうちは上にある画像のように横から見るとサドルトップがほぼへこんでいなくて真っ直ぐになっていますがサドルサイドが拡がってしまう癖がつくとへこんでしまって育てるのに失敗した状態となってしまいます。
TEAM PRO SPECIAL ¥32,780- 税込み
かつてのレーシングサドルの定番ブルプロが復活しました。
幅は160mmで少しだけ広めです。
鋲が大同鋲になっているのがレーシングサドルの証で鋲を叩いて潰し平にすることでレーサーパンツの引っ掛かりをなくすためです。
私も昔ブルプロにあこがれて所有していた時がありました。
当時はこのまま使うのではなく幅が日本人には広すぎるため横をプラハンマーで叩いて少し狭くして乗るのが通の使い方でした。
1960年代中盤まではツールドフランスのようなプロのレースでも革サドルしかなくその後にチネリが現在のサドルのようなプラスチックベースのメンテナンスがほとんどいらず慣らしもいらないサドルを開発して今に至ります。
最近はフィジークのONE TO ONEのように3Dプリンタで個人に合わせたオーダーサドルまであります。
革サドルはメンテナンスが必要で慣らしもしなければならないことからその煩わしさから主流ではなくなってしまいましたが逆に言うと、時間を掛けて手間を掛けて自分用に育てるということを楽しめるのがいいところでもあります。
ロード向けに設計されたスイフトやスワローは軽量化も図られていますがそれでも現代の一般的なサドルにくらべてほぼ2倍の重量があります。
最近の軽量化されたカーボンロードには似つかわしくないかもしれませんがクロモリロード好きに方には是非使っていただいてサドルを育てる楽しさを味わってみませんか。
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KeeperこのKEEPERコーティングは施工スタッフはメーカーより研修・認定を受けたスタッフがこれから乗られる方のバイクを丁寧に施工させていただきます。 |
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