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【サドルを育てる】BROOKS革サドル
by: 島田

昔は競技用サドルも革サドルだったのをご存じですか?

一枚の革をサドルの形になめしたものが革サドルです。

 

BROOKS

創業150年を超える革サドル専門メーカーですが最近は革サドル以外にも独自開発した素材を用いたメンテナンス性に優れたサドルも販売しています。

日本には戦前から輸入されておりブルックス社と長く取引している国のひとつでもあります。

 

在庫しているサドルの紹介

川崎店に在庫している商品は以下です。

 

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 B17 STANDARD CLASSIC   A.BROWN    ¥25,850- 税込み

 

 

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 B17 STANDARD CLASSIC   HONEY  ¥25,850- 税込み

 

ブルックスの定番サドルB17です。

ランドナーならB17というぐらいツーリング車には定番のサドルです。

幅も広く175mmあります。

最近はブルックスと同じくイギリスブランドである高級フォールディングバイク、ブロンプトンのサドルカスタムの定番にもなっています。

 

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  B15 SWALLOW   A.BROWN    ¥32,780- 税込み

スワローというモデルで現代のロードサドルの原型ともいえるサドルです。

サイドが大きくカットされ軽量化されています。

幅は153mmとB17より狭くロード向きです。

クロモリフレームと組み合わせると高級感が上がるサドルです。

 

 

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  SWIFT  2023`CMWC YOKOHAMA Ltd  ¥34,980- 税込み 

 

幅が152mmと狭くスワローと同じくロード向けサドルです。

こちらは2023年に横浜であったメッセンジャーの世界大会を記念して作られた限定モデルです。

 

 

 

なぜいまさら革サドル? 

革サドルの最大の長所は自分に合ったサドルに仕上がることです。

仕上がったサドルは座骨の部分がへこんでいるのが仕上がった証拠で、まるでオーダーして製作した革靴のように身体になじみます。

ですが革製品のため常に手入れは必要です。

 

手入れの仕方

ブルックスの専用サドルオイルを使います。

モデルにもよりますがかなり厚みのある革のため触るとほとんどへこむこともなく硬いです。

最初は特に硬いためなるべく早くなじませる方法があります。

 

サドルオイルを塗る

最初はサドルオイルを少し多めにサドルの裏から塗りドライヤーで溶かしながら革に浸透させます。

それからサドル全体を丸い棒状のものでしごいてなじませます。

しかしサドルオイルをやりすぎると柔らかくなりすぎるため加減が必要です。

 

 

定期的にサドルオイルを塗る

革靴と同じく定期的にオイルを塗ることで革が乾くのを防ぎます。

これも塗りすぎないように革が乾かない程度に塗ります。

 

カビを防ぐ

これも革靴と同じで外気にさらして湿気をためないようにすることと雨天での使用時は使用後すぐにドライヤーで乾かして軽くサドルオイルを塗布する。

しばらく乗らなかったりしてもカビが生えてしまったりするので注意が必要です。

 

サイドをストラップ等で縛る

乗車時以外に乗らない時はサドルサイドが拡がらないようにストラップで縛る。

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こちらはペダルに使うストラップ

まだビンディングペダルが無かった時代にペダルにトウクリップと共に使っていたストラップです。

ビンディングがスポーツバイクの定番ですがまだこちらの商品も現行で販売されています。

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このように縛っておきます。

 

なぜ縛るかというとサドルトップがへこんで落ちてこないようにするためです。

最初のうちは上にある画像のように横から見るとサドルトップがほぼへこんでいなくて真っ直ぐになっていますがサドルサイドが拡がってしまう癖がつくとへこんでしまって育てるのに失敗した状態となってしまいます。

 

ブルプロが復活

 

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   TEAM PRO SPECIAL   ¥32,780- 税込み

 

かつてのレーシングサドルの定番ブルプロが復活しました。

幅は160mmで少しだけ広めです。

鋲が大同鋲になっているのがレーシングサドルの証で鋲を叩いて潰し平にすることでレーサーパンツの引っ掛かりをなくすためです。

私も昔ブルプロにあこがれて所有していた時がありました。

当時はこのまま使うのではなく幅が日本人には広すぎるため横をプラハンマーで叩いて少し狭くして乗るのが通の使い方でした。

 

最後に

1960年代中盤まではツールドフランスのようなプロのレースでも革サドルしかなくその後にチネリが現在のサドルのようなプラスチックベースのメンテナンスがほとんどいらず慣らしもいらないサドルを開発して今に至ります。

最近はフィジークのONE TO ONEのように3Dプリンタで個人に合わせたオーダーサドルまであります。

革サドルはメンテナンスが必要で慣らしもしなければならないことからその煩わしさから主流ではなくなってしまいましたが逆に言うと、時間を掛けて手間を掛けて自分用に育てるということを楽しめるのがいいところでもあります。

ロード向けに設計されたスイフトやスワローは軽量化も図られていますがそれでも現代の一般的なサドルにくらべてほぼ2倍の重量があります。

最近の軽量化されたカーボンロードには似つかわしくないかもしれませんがクロモリロード好きに方には是非使っていただいてサドルを育てる楽しさを味わってみませんか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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このKEEPERコーティングは施工スタッフはメーカーより研修・認定を受けたスタッフがこれから乗られる方のバイクを丁寧に施工させていただきます。

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KeePer コーティングの特長

①塗装表面の凸凹の凹を埋めて表面を平滑化することで、新品を超える美しいツヤと発色

「KeePer コーティング」をすると分厚い被膜による埋め込み効果が発揮され、乱反射がなくなります。

②カーコーティングで実証された高い防汚能力

強いはっ水力で泥・油汚れをはじめ大抵の汚れを弾き、とても汚れづらくなります。また、汚れ落ちも良くなり、洗車もしやすくなります。

③紫外線からフレームを守り、劣化を防ぐ

「KeePer コーティング」の厚いガラス被膜は紫外線を防ぎ、日焼けから愛車を守ります。また 2重の厚い透明被膜が風雨の摩擦による色褪せも防止します。

 

KeePer コーティングサービスのラインナップ

KeePer コーティングサービスのラインナップ

【EX KeePer】20,000 円(税込)

“02”
自然硬化の高密度ガラス被膜と最新鋭の有機レジン被膜の 2層構造のメカニズムにより、ベールを纏ったような深い透明感が特長で、耐久年数は 3 年となります。水滴、汚れがつきにくく、美しさを維持する能力が一段高い最上位のコーティングです。耐久年数は 3 年となります。

 

【ECO プラスダイヤモンドキーパー】10,000 円(税込)

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コーティング表面の分子構造の効果でファンデルワールス力(分子間力)による汚れの密着を防ぐ独自の防汚能力を持っています。ホコリが降り積もっても塗装表面には密着せず、水をかければ水滴とともに一緒に汚れが流れ落ち、洗車の回数を減らせます。耐久年数は 3 年となります。

【ダイヤモンドキーパー for Bicycle】5,000 円 (税込)

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カーコーティングで高い評価をいただいているダイヤモンドキーパーをベースにし、自転車への施工に適したコーティングとして開発されました。防汚能力を持つ強靭な高密度ガラス素材でコーティングすることで、ノーメンテナンスで 3 年間大切な自転車の塗装を守ることができます。

新車購入時には、愛車を傷や汚れから守る「キーパーコーティング」をお勧めします。

 

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