【スタッフインプレ】RCとは別の良さが有る！SCOTT NEW ADDICTに試乗させて頂きました。
by: 家子悠太

先日行われた社内スタッフ試乗会にてSCOTT　JAPAN様のブースにお邪魔させて頂き今年モデルチェンジを果たしたADDICTに試乗させて頂きました。
メーカー各社様今年もご協力頂き誠にありがとうございます。
ご存じの方も多いと思われますがSCOTTは1958年にアメリカで誕生したアウトドアスポーツ用品ブランドで、現在はスイスに本社を構えています。スキー用品も有名ですがスポーツバイクブランドとしては高品質なカーボンフレームや軽量バイクで注目されているメーカーです。特にレーシンググレードで有るRCシリーズは有名で2024年は新型ADDICT RCが発表され話題を集めています。
今年は姉妹機であるADDICTがモデルチェンジされ見た目がエアロシェイプされレーシングバイクの様になりました。当店にも入荷が有りニューモデルということも有り興味があり試乗させて頂きました。

1 SCOTT　ADDICT
- 1.1 ADDICT 40
- 1.2 ADDICT 50
2 初めての方に是非お勧めしたいスポーツバイク！
3 現在展示中

SCOTT　ADDICT

ラインナップ

ADDICT 40

SIZE : XXS/47 – XS/49 – S/52 – M/54 – L/56
WEIGHT : 8.9Kg
PRICE : \550,000（税抜 \500,000）
・Shimano 105 Di2 Disc 24 Speed
・Schwalbe ONE Tires 700x34C

ADDICT 50

SIZE : XXS/47 – XS/49 – S/52 – M/54 – L/56
WEIGHT : 9Kg
PRICE : \440,000（税抜 \400,000）
・Shimano 105 Disc 24 Speed
・Schwalbe ONE Tires 700x34C

ADDICTと言えば超軽量なレースコンセプトモデルでもあるADDICT RCを思い浮かべる方が多いと思われますがRC　じゃない　ADDICTはエンデュランスモデルとしてラインナップされています。
スペック表を見ると分かる通り34Cというロードバイクにしては極太なタイヤがアセンブルされております。以前からSCOTTは完成車に太めなタイヤをアセンブルすることが有り、昨今流行しているタイヤのワイド化に先進的なブランドである事が分かります。更にタイヤクリアランスは先代の35mmから38mmに拡大されておりちょっとしたグラベルにも対応できます。

シートチューブやシートポストの形状も変更されレーシングモデルのADDICT RCよりも25%高いしなりやすさを実現し乗り心地も良い事が分かります。
更にリラックスしたジオメトリーも実現しておりスタックを延ばし、リーチを短縮することで、楽で自然なフィット感を実現しています。ADDICTはスペーサー無しの状態でADDICT RCに35mmスペーサーを入れた際と同等であり、より直立した快適なポジションを保証しています。
不足の事態にも備えることが出来るように別売りのSyncrosの緊急修理キットをダウンチューブにスマートに収納可能です。チューブ、タイヤレバー、ミニポンプを完備すれば予期せぬトラブルにも即座に対応できます。
個人的には今回からUDHを採用したところは有り難い変更点です！UDHの性能も素晴らしいですが入手性の高さは非常に魅力的です。見た目もレーシングバイクのようにシャープになったのもグッドです！

初めての方に是非お勧めしたいスポーツバイク！

乗ってみて分かったのが楽～な自転車だと言うことです。まずスタックが高くリーチも短いので無理な姿勢にならずに楽々なポジションで乗れます！更にフレーム自体のしなりやすさや振動吸収性、太いタイヤのおかげでかなり乗り心地が良いです。特にタイヤ幅の為か安定感が高く、コーナーでも安心して切り込んで行くことが出来ます！車体が軽いため運動性能も高く加速も悪くはないです。
エンデュランスモデルで乗り換えを検討されている方や初めてのスポーツバイクで良いモデルをお探しの方に特にオススメです！レーシングバイクに乗り慣れている方だと少し物足りなく感じるかも知れませんがタイヤを28C等に交換して頂けると理想に近づけられると思います。