【バイオレーサー5000】研修やってきました♪【被験者、驚く】
by: 永平宏行

バイオレーサーの中の人です。

最近パワトレネタ一辺倒だったので、
久々のフィッティングネタです。(ﾟ-ﾟ;)

今回の研修の舞台は東大和店。
地の利を活かして、ライドイベントがとても盛んな、
ライダーファーストなお店です。

お店のすぐ近くにこんなスポットが！
多摩湖（村山貯水池）の周りにはサイクリングロードが整備されています。
中の人の地元なので、朝1周サイクリングしてからの研修となりました。

そんな東大和店で、人気過ぎて対応して切れていない

　バイオレーサー5000　

の需要に応えるべく、フィッターを増員するのが目的です。
池田1級フィッターのフィッティング録はこちら
（gifアニメでビフォーアフターのポジションが分かるので面白いですよ）

被験者1号：スタッフ西
悩み：坂などで運動強度が上がると、大腿四頭筋が痛む

講師の自分と、研修生と一緒にこの悩みを解決するべく
フィッティングしてゆきます。

※注：笑ってます。苦しい顔ではありません

結果
「脚が回しやすくなった！」
「力が入りやすい！」
「世界が変わるって柏木（東大和店スタッフ）が言ってたけど、
　その意味が分かりました！」

ポジション的には、
・サドル高　減
・サドルハンドル落差　減
・サドルハンドル距離　増
・サドル後退幅　ほぼ変わらず
という結果。

高額投資が必要なので変えませんでしたが、
クランク長も5mm短くした方が良いですよ。
（フィジカルに合わせてギア比もね♪）

ヒアリングを終えた段階の大腿の痛みの原因の推測は、

推測①　着座位置が前過ぎかも？
　　　（大腿前面の筋に負担がかかる）

推測②　フィジカル（筋力・持久力）が足りていないかも？

と考えましたが、結果は着座位置には大きな問題は無く、
サドルが高すぎた為に、踏み込み過ぎてしまうのと、
推測②のフィジカルの問題と結論付けました。
（もっと乗りましょーね）
距離を乗ってもらわないとまだ分かりませんが、
「乗り込むためのベースポジション」は出たと思います。

被験者2号：スタッフ大元
（今回の研修生の一人でもあります）
希望：TT用バイクを組んだので、TTレースにも出てみたい！

講師の自分から、ロードよりも複雑な
TTバイクのフィッティングの
注意点を教授しながら進めてゆきます。

結果
「腰の落ち着きが良くなった！」
「腕や上半身の疲労が激減！」
「身体全体のブレが無くなり想像をはるかに超える効果！」
「上死点の通過がスムーズになってDHバーでも
　高回転でクルクル回せる！」

ポジション的には、
・サドル高　増
・サドルDHパッド落差　増
・サドルDHパッド距離　減
・サドル後退幅　後ろへ
という結果。

増子総長（ニックネーム）も研修生。
大元さんのTTフィッティングを担当。

彼のコメント
「今まで良かれと思ってやっていたサドルを前に出し
なるべく姿勢を低くする為の超前乗りポジションでしたが
全てが間違っていたという衝撃の結果。
ポジション論の奥深さがよくわかりました」
とのこと　(*^^*)

電動シミュレーターでバイオレーサー5000の計算値を体験・調整し、
それを実車に落とし込みます。
TTバイクは調整箇所が多く大変です。
※落とし込み作業には別途工賃がかかります

研修生が自らフィッティングの効果を体感できて何よりです。

スポーツ自転車の理想的なポジションは、
経験上、自己流ではなかなか出せません。
出せてもとても時間がかかります。

ポジションはサクッと
バイオレーサーで出して、
出来た時間でライドを楽しんだ方がずっとイイですよ。

しんどい、進まないポジションで悩むのが
自転車ではありません。
ライドを楽しむのが自転車ですからね。

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