79

【ツール・ド・ふくしまレースレポート】UCIグランフォンド世界選手権 出場権獲得しました!
by: 星野

こんにちは。

ワイズロード名古屋本館の星野です。

6月14日に、約2年前から目標にしていたレース「ツール・ド・ふくしま グランフォンド140」に行ってきました。

IMG_3712

世界選手権を目指して

今年の8月30日に開催されるUCIグランフォンド世界選手権に出場したい。その思いから2年前からトレーニングを再開しました。

今回のツール・ド・ふくしまはその予選大会。各年代カテゴリーの上位25%に入ることで世界選手権への出場権を獲得できます。

去年のリベンジ

実は昨年のプレ大会にも出場していました。

しかし87km地点のKOMポイントで内転筋が攣り、集団から脱落、悔しい結果に終わりました。

だからこそ今年は絶対に結果を出したい。その思いでこの1年間取り組んできました。

前日受付の移動

IMG_3702

福島まで片道約600km。前日受付なので13日から移動。

IMG_3704

本来は1人で行く予定でしたが、プロチームメカニックである弟のホッシー弐号が全日本の合間の日程ということで、大事なレースだからとサポートしに来てくれました。運転も全部お任せ。

一旦ホテルの駐車場に停めてからバイクで受付へ。

IMG_3707 IMG_3709

無事受付もして、7時間の車移動で固まった身体をほぐすために軽いメニューをしてホテルへ戻ります。

IMG_3708

 IMG_3705IMG_3706

 ホテルに着いてからはホッシー弐号がバイクの洗車とメンテナンスをしてくれました。
こんなにしてもらったら最低限上位25%に入らないと申し訳ない。気合が入ります。  

IMG_3756

 スタート前

IMG_3758

世界選手権と同じルールなので年代別で整列して時間差スタートで、めちゃ早い5時45分にスタートです。

グローブ以外全身CASTELLIコーデです。

最後まで先頭集団へ

IMG_3760

去年走ったおかげでコースを理解していたので平坦区間は危なげなく集団中腹より少し前で温存。
序盤から補給を徹底し、ペース変化にも対応。去年とは違い、最後まで勝負できる位置に残ることができました。

KOMポイントや長めの登りでぽろぽろと遅れていく選手がいる中、攣りそうな脚を騙し騙し走り淡々と380wくらい(PWR6.4w/kg)でひたすら耐えました。

2つ目のKOMポイント(107km地点)を過ぎてから10kmの長い下り。下りに入る直前で中切れが発生し、集団が分断。ここで遅れたら上位25%から確実に漏れてしまうため、全力で下りを攻めます。漕がずに80km/hが出てしまうような下り。無理に踏んでも速度差が埋まらず無駄足になってしまうため、できるだけ楽に前の集団に追いつくためにはカーブでいかに減速しないかが勝負です。
ホッシーはVITTORIA CORSA PROに全幅の信頼を置いているため、ほぼノーブレーキでカーブを攻めました。
その甲斐あって、脚を温存しながら先頭集団に復帰しました。

残り10km地点から走りながら集団の人数を数えていたので、大体60人ちょっと。
エントリー数が251人で、当日10人くらいの出走人数しだいですが、上位25%のボーダーは60人くらいになるだろうと予想していたので、この集団の真ん中以上でゴールすれば世界選手権への切符は確定します。
できれば20位以内で安心してゴールするため、攣りそうな脚を騙し騙し走っていたので残りの距離と体力を確認しながら最後の1発には耐えられる。残り1kmのラストカーブ。

残り700ⅿから300ⅿは約7%の登りなので、この間で前方に出てゴールスプリントへ向けて踏み始めたその瞬間。。。

残り500mで落車

ラスト500m。目の前で落車が発生。避けきれず、そのまま巻き込まれました。

地面に倒れた瞬間、「嘘だろ、こんなところで、ゴールはすぐそこなのに、、」と思いました。

2年間積み上げてきた努力。大事なレースだからと帯同してくれた弟に前日にバイク洗車と600km以上運転して現地まで送ってくれたこと。応援してくださるお客様や仲間のこと。いろいろなものが頭をよぎりました。

目標が目の前から離れていく感覚は今まで味わったことのない絶望感でした。

それでも諦めたくなかった

とにかく復帰しようとしました。しかし、攣りそうだった脚を騙し騙し走っていたところに落車の衝撃。
両脚の大腿四頭筋がとんでもないレベルで攣りました。今思えば笑えるくらい見事に両脚同時に攣っていました。

膝が曲がらない。

脚は棒のような状態。後方から遅れた選手に抜かれたら終わる。めちゃくちゃ焦っていました。

それでも「このレースで脚が終わってもいいから動け!!」その一心で無理やり脚を動かし、ゴールを目指しました。

自転車のダメージなんて気にしている余裕もありませんでした。

運命の結果発表

IMG_3720

ゴール後、弟から聞いた速報順位は58位。

走りながら集団人数を数えていたので、「もしかしたらギリギリ出場権があるかもしれない」という希望だけが残りました。

エントリーは251人。しかし実際の出走人数でボーダーは変わります。

レースは午前中に終了しましたが、出場権対象者の発表は午後。

その時間が本当に長かったです。

そして対象者リストを確認しに行くと……

59位までが出場権対象。

そこに、58位 に自分の名前がありました。

IMG_3730

思わず声が出ました。本当にギリギリでした。

でも、その1枠を掴み取ることができました。

支えてくれた皆様へ

IMG_3732

今回のレースに向けて、

・バイク
・ヘルメット
・ウェア
・シューズ

すべて見直しました。

食事にも気を遣い、補給食にも投資し、今までやってこなかったことにも挑戦しました。

正直、余裕で100万円以上使った気がします(笑)
それでも後悔はありません。
目標だった世界選手権出場権を獲得することができました。
応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

そして次の目標へ

IMG_3740

まずは落車で痛めた身体をしっかり治します。

普段から応援してくださるお客様、メーカー様、関係者の皆様、本当にありがとうございます。

そしていつも無理な練習スケジュールを理解してくれるスタッフにも感謝しています。

次の目標はもちろん、

UCIグランフォンド世界選手権 ニセコ大会。

日本代表として恥ずかしくない走りができるよう、引き続き頑張ります!

レース後に判明したこと

実は落車の影響で左脇腹を強打しており、後日病院で診察を受けたところ、

左肋骨2本にヒビと軽い骨折が確認されました。

現在は回復に専念しています。

まずはしっかり治して、次の目標に向けて準備を進めたいと思います。

最後に

IMG_3712

今回改めて思ったこと。

本当にORBEA ORCA OMXにして良かった。

この相棒でなければ、この結果は出せなかったと思います。

圧倒的感謝。

次はニセコ。

世界選手権の舞台へ行ってきます!

使用機材

IMG_3758

バイク:ORBEA ORCA M20iLTD

コンポーネント:SHIMANO ULTEGRA Di2 12S 

ホイール:OQUO RP45LTD

タイヤ:VITTORIA CORSA PRO TUBE 30C (空気圧F4.0bar/R4.2bar)

サイクルコンピュータ:Wahoo ELEMNT ROAM 3

パワーメーター:ANTARES SL CARBON CRANK SIGEYパワーメーター(AXO-SL4)仕様

ペダル:LOOK KEO 2 MAX

ヘルメット:KABUTO FALUX G-1オレンジイエロー

アイウェア:OAKLEY JAWBREAKER

シューズ:DMT POGI’S

トップス:CASTELLI CLIMBER’S A/C JERSEY

パンツ:CASTELLI ESPRESSO 2 BIBSHORT