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エアロロード・トライアスロンの殿堂 日本最大級トライアスロンショップ
2025/01/04 10:56
みなさんこんにちは、ワイズロードお茶の水店 関です。
久しぶりに購入した最新バイク。TREK MADONE SLR Gen8をより速く、よりカッコよくカスタムしいきます!
第0回 MADONE購入編はコチラ
第1回 パワーメーター・楕円ギア編はコチラ
第2回 ビックプーリー編はコチラ
第3回 マクハルシーラント編はコチラ
第4回 セラミックベアリング編はコチラ
今回は第5回、最新のエアロロードに最適なバッグ類を探していきます。
目次
近年のロードバイクは徹底的に空気抵抗を削減する設計になっています。
しかし、実際にエアロロードに乗る時のことを考えてみると、レースを除いてほとんどの場合もしものパンクやメカトラブルに備えてパンク修理キットや携帯空気入れを持ち運ぶ必要があります。
高級なエアロロードだからこそ、パンクしたまま乗ったり、置いて帰ることは絶対できないのでトラブルにはしっかり備えましょう。
しかし、せっかくのエアロロードに大型のサドルバッグやフレーム形状に合わないフレームバッグを付けてしまうと、カッコいい見た目だけでなくせっかくのエアロ性能まで損なってしまいます。
(もちろん、ロングライドでは十分な容量のバッグを取り付けます)
今回は必要な荷物を持ち運びつつ、可能な限り見た目やエアロ性能を損ねないトップチューブバッグ・サドルバッグを探していきます。
バッグの容量を決めるためには、何を入れるかイメージする必要があります。
今回はトレーニング~市街地でのロングライドを前提にアイテムを紹介します。山間部や超長距離ライド、冬季のライドでは必要に応じて荷物を追加しましょう。
必要度★★★★★
トルクスネジを使っているバイクなど、自分のバイクにあった工具を選びましょう。
山間部に行くならもしもに備えてチェーン切り付きの物もオススメ。
使用例はコチラ
必要度★★★★☆
手でタイヤを外せる方以外は必須。
小型のものがオススメだが、チューブレスなど硬いタイヤが外れないこともあるので、不安なら大きい物を。
必要度★★★★★
クリンチャー・チューブレスとも必須。軽量チューブやTPUチューブがコンパクトでオススメ。
必要度★★★★★
これも必須。ママチャリの空気入れなら借りられる場合もあるので、英→仏バルブアダプターがあると便利。
必要度★★☆☆☆
挿すだけで空気とパンク修理材を注入してくれる「クイックショット」や面倒な空気入れを一瞬で行えるCO2ボンベなどの便利グッズもオススメですが、失敗のリスクもあるので、携帯ポンプとチューブは必ず持ったうえで容量に空きがあれば持ちましょう。
必要度★★★☆☆
コンビニに入るとき用の小さなカギもバッグに入れておくと忘れません。
必要度★★☆☆☆
めったには使いませんが、折れたら走れなくなってしまうので、郊外に行くなら持っておいた方がいいかも。
必要度★★★☆☆
クリンチャーなら必須、チューブレスでは使えないタイヤもあるので要確認。小さいのであって損はしない。
必要度★☆☆☆☆
トラブル時に手が汚れずに済む。防寒用にも。
必要度★★★☆☆
ジャージのポケットに入れてもいいが、トップチューブバッグに入れればライド中食べやすく、保険としてサドルバッグに隠しておくのもオススメ。
持っていきたいものが決まったら、実際にバッグを選びましょう。
まずは種類。
バッグの取付位置は、、
ハンドルバッグ、トップチューブバッグ、フレームバッグ、ツールボトル、サドルバッグ、などがありますが、エアロロードならトップチューブバッグかサドルバッグでしょう。
トップチューブバッグはライド中でも手が届きやすく、補給食やすぐ使うカギや財布などはトップチューブバッグがオススメ。
あまり使わない携帯工具やパンク修理セットなどはサドルバッグがオススメです。
TOPEAKの商品ページではバッグごとに何がどのくらい入るか紹介されているので、参考にするとよいでしょう。
フレーム取り付けバッグといえばサドルバッグ。
エアロロードにおススメのサドルバッグを紹介していきます。
まず紹介するのは、先日も紹介したコチラ。
TOPEAK エレメンタ ギアバッグ
このバッグはエアロロードに限らず多くのバイクにオススメです。
バッグにぴったりサイズの工具セットが最初から付属していて、工具へのアクセスも良好。
ビットタイプの工具なので、携帯工具にありがちな「小さい工具が使いにくかったり、大きい工具で力が入りにくい問題」もありません。
ビットを買い足せば自分のバイクにあった工具を追加できます。
メインポケットは小さめで、チューブとタイヤレバーでぴったりサイズくらい。
コンパクトなTPUチューブを選べば、チューブ、電動空気入れ、タイヤレバー、チューブレス修理セットがギリギリ入りました。
このバッグはコンパクトで、全面投影面積もそこまで大きくなく、工具も使いやすいのでオススメですが、あえてデメリットを上げるなら、容量が最低限なことと、ボントレガー アイオロスRSLサドルと相性が悪い事。
エアロロードにオススメなのが、トピーク ダイナウェッジシリーズ。
左がダイナウェッジマイクロ
右がウェザープルーフダイナウェッジ
容量は共に0.35L。
ダイナウェッジシリーズは、、
マイクロサイズ
通常サイズ
ウェザープルーフ
ウェザープルーフラージ
の4種類がありますが、おススメは写真の2つ。大きいサイズは幅が広くなるので、他のシリーズでもいい気はします。
ダイナウェッジマイクロの方が幅が狭く、よりエアロ効果が高そうですが、その分内容量も限られるので持ち物を他のバッグに分散する必要があるかもしれません。
ウェザープルーフダイナウェッジは雨に強く、ダイナウェッジマイクロより軽く、角ばっている分実際の内容量が若干多そうです。
ウェザープルーフダイナウェッジを実際に付けてみました。
横から見るとシンプルでツルっとしたデザインなので、多くのエアロロードに似合いそうです。
エレメンタ ギアバッグを前から見たところ。
サドルにもよりますが、意外とシートポストからはみ出ているのがわかります。
これではエアロ形状の意味がありません。
ウェザープルーフダイナウェッジのシルエット。
中身がパンパンだと若干ポストからはみ出しますが、はみ出している面積が小さく、段差も少ないので、空気抵抗に与える悪影響は最低限に抑えられています。
ポケットも広く使いやすいです。
エレメンタギアバックと同等以上には入ります。
トップチューブバッグはすぐに出し入れができるので、すぐ使いたいものを入れると便利です。
*紹介する写真は取り付けベルトを交換しているものもあります。
まずご紹介するのはトピーク ファストフュエル トライバッグ ラージ
一般的なトップチューブバッグで、TTバイクやエアロロードにも合うように背が低いタイプ。
補給食や小さなカギを入れるには容量も十分で、開口部が広く、中身が取り出しやすいのも使いやすい。
TTバイクやトライアスロンにオススメしたいのがトピーク ファストフュエル トライボックス
硬めのゴム素材でしっかりとした形状なので、空力が一番良さそう。
ゴムとプラでできているので、補給食で汚れても簡単に水洗いできます。
良くない点は中身が若干取り出しにくく、重い事。
今回新しく選んだのが、トピーク ファストフュエル ドライバッグ Ⅱ
TOPEAKのHPにもまだ未掲載の新製品です!
止水ジッパーは動きがスムーズで、内部は非常に大容量!
雨にも強く、軽量!
それでいてコラムより背が低いので空力的を損ねることもなさそうです。
トップチューブバッグの中でも大容量なので、特にロングライドやブルべにオススメです。
欠点は思ったより大きい事!
幅もやや広いので、MADONEからは後端がはみ出てしまいました。
ここは容量と見た目どっちを優先するかですね。
最後に一番のオススメ。 プロファイルデザイン ATTK S
十分な容量かつ大きすぎない!
フレームのシルエットにピッタリ!!
高さも幅もフレームにピッタリ!
特にここ!
コラムにフィットするこの部分が見た目的にも(おそらく)空力的にも重要!
高さも幅もフレームからはみ出さず、最高のフィットで邪魔になりません。
裏側はこんな感じで滑り止めになっていて、バンドを通す穴も選べるので、フレームの形状やロゴ位置によって調整できます。
正面から見てもシルエットが全くはみ出しません。
一般的にはフレームが細長いほど空力は良くなるので、つけている方がむしろ空力が良いのでは!?
内容量も十分で、電動空気入れと小さなカギを入れても全然余裕で補給食もたくさん入りそう。
カッコいい!
重量比較。
プロファイルデザイン ATTK Sがダントツ軽い!
みなさんも自分のバイクや用途に合わせてカッコいいバッグを選んでください!
以上、エアロロードにオススメのバッグでした。