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2024/04/12 18:10
【春夏版】より快適に!?自分に合ったインナー着てみよう!
by: ウェアの民
「インナー」とは、自転車に限らず、様々な用途に使えるアイテムです。
自転車乗りにとっては素肌にジャージの方も一定層いますが、インナーには便利な役割があります。
その使い道や種類について、一緒に見ていきましょう!
インナーは、主に以下の目的で着用している!
- ・汗を吸収し、体を乾燥させる:特に運動時や暑い日には、汗を素早く吸収して体を快適な状態に保ちます。
- ・体温調節:寒い時には保温効果があり、暑い時には通気性があります。
- ・肌を保護する:外部からの刺激や摩擦から肌を守ります。
- ・衣服の透け防止:特に薄手の衣服や透けやすい素材の場合に、下着が透けるのを防ぎます。
これらの役割を果たすために、インナーは日常生活やスポーツ時に重宝されます。
特にスポーツ時には「汗を吸収し、体を乾燥させる」「体温調節」が重要になってきます。
運動中は通常よりも多く汗をかくため、インナーが汗を素早く吸収して体を乾燥させる役割を果たします。
さらに、コンディションを維持するため体温調整にもインナーが必要です。
これらの理由から、スポーツ時にもインナーの着用が重要で、オススメです。
「汗を適切に処理する」と「コンディションの維持」の関係性
汗の処理する部分として大切なのは「体幹」。
体幹とは、体の中心部分で、胴体や腹部、背中などの部分を指します。
臓器が詰まっている重要な場所でもあります。
自転車の場合、上半身をあまり動かさないため、体幹部分に汗がたまりやすくなります。
そのため、体幹部分の汗を適切に処理することは、自転車乗りにとって重要なことです。
特に、「汗冷え※」と呼ばれる冷え性の症状が起こりやすくなります。
※汗冷えは、身体が冷えて筋肉や関節の動きが鈍くなる状態を指します。
特に体幹が冷えると、腹痛や風邪などの様々な体調不良につながる可能性があります。
体調不良になると、注意力が散漫になり、思わぬ怪我や事故につながる可能性が高まります。
そのため、必要以上にクールダウンしすぎないように1年を通して適切なインナーを選んで身につけて、注意が必要です。
適切な対策を講じて、安全な自転車乗りを心掛けましょう。
汗をかき、冷えた体が風に当たると自分の体温だけで快適な体温維持を行うには限界があります。
そこで、体温を保つだけでなく、コンディションを維持するために、適切な衣類が欠かせません。
その中でも、インナーが重要な役割を果たします。
インナーは汗を適切に吸収し、体温を調節しながら体を乾燥させ、快適な状態を保ちます。
着用するインナーはなんでもいい?
運動時のインナーは普段着用のものとは異なります。
スポーツ用のインナーは、発汗量が多い運動時に適した素材や構造で設計されています。
これにより、汗を効率よく吸収し、速乾性が高いため、肌がべたつくことなく快適に過ごすことができます。
そのため、運動時にはスポーツ用のインナーを選ぶことが重要です。
インナーを重ね着することで暑く感じる?
重ね着をすることで暑く感じることがあります。
しかし、適切な素材のインナーを選ぶことでこの問題を解決できます。
運動時には吸湿と速乾性の高い素材を使用した薄手のインナーが最適です。
これにより、汗を素早く吸収し、蒸発させることができます。
また、自転車の場合、特に体幹部分の汗処理が重要です。
体幹部分にはメッシュ素材を使用したインナーが効果的です。
メッシュ素材は通気性が高く、汗を効果的に排出します。
そのため、運動時のインナー選びは重要で、適切な素材を選ぶことで快適な状態を維持できます。
普段着とは違うサイクルウェアならではの「隙間事情」
自転車向けのウェアは、風による衣服のはためきを抑えるために体に沿うように作られています。
ジャージは普段着とは異なり、体にぴったりと密着しており、風の侵入を防ぎます。
しかし、運動中は多量の汗をかくため、濡れたジャージが肌に密着することで汗冷えが起こります。
そのため、自転車向けのインナーを着用することががオススメです。
インナーは汗を効果的に吸収し、肌から離れた状態を保つことで汗冷えを防ぎます。
適切なインナーの選択は快適な自転車ライドをサポートします。
自転車向けインナーの特徴
自転車向けのインナーは、凹凸のある表面の生地が特徴です。
このデコボコ感が汗を効果的に吸収し、肌から離れた状態を保ちます。
ジャージは密着するため、インナーなしで着用すると汗が肌に残り、乾きにくくなります。
濡れたジャージが体に密着すると汗冷えのリスクが高まります。
適切なインナーを着用して体幹部分を守りましょう。
この凹凸の生地は毛細管現象※1を利用して汗を効果的に吸収し、ジャージに移動させます。
さらに、疎水性※2の素材が水分を遠ざけ、常に肌が乾いた状態を保ちます。
この仕組みにより、汗をかいてもインナーが常に乾いているため、肌への負担が少なく、快適に過ごせます.
※1 毛細管現象:細い管や繊維を移動する液体の性質で、細い部分から広い部分へ移動する傾向がある現象。
※2 疎水性:水をはじき、水との接触を避ける物質の性質。
春夏インナーのオススメ
春夏の自転車向けインナーには、主に2種類の素材があります。
① メッシュタイプ
薄い部分と厚い部分の凹凸が特徴で、サラッとした着心地が魅力。
様々なジャージの下に着やすい。
② 網タイプ
生地のある部分と無い部分で網目状の生地を使い、伸縮性がありシワが少なく身体に沿う特性がある。
インナーの形
上記のインナーは、シーズンやメーカーによりますが、主に「ノースリーブ」「半袖」「長袖」のカテゴリに分かれています。
別素材を組み合わせたインナーもあります。
①夏インナー+アームカバー
夏インナーによく見られるアイテムは、タンクトップタイプのインナーとアームカバーを一体化させたものです。
アームカバーを終始付けっぱなしにしている方におすすめです。
腕への圧迫がなく、ずり下がりにくい特長があります。
②夏インナー+ブラカップ※レディース
ブラジャーとインナーが一体化したアイテムは、余計な重ね着を省きます。
ワイヤーがないカップが多く、運動中も圧迫感が少ないのが魅力です。
インナーの注意点とお手入れ方法
- ・洗濯:洗濯機で洗えるものがほとんどですが、ネットに入れて洗うことをおすすめします(他の衣類と絡まる可能性があるため)。
- ・柔軟剤:柔軟剤の使用は避けましょう。吸汗性が低下する可能性があります。
- ・乾燥:乾燥機は使用しないでください。縮んだり、部分的に溶ける可能性があります。
- ・取り扱い:使用中はジップやマジックテープに注意し、傷つけないようにしましょう。素材が薄いため、穴やほつれが生じることがあります。
色選びのおすすめ
・上に着るジャージの色が薄い色の場合:
- - インナーが透けたくない場合は、明るい色がお勧めです。
- - ジャージと似た明るい色を選ぶと良いでしょう。
・上に着るジャージの色が濃い色の場合:
- - ジャージの色落ちが心配な場合は、濃い色のインナーがお勧めです。
- - 体の傷などが透けるのを防ぎたい場合や傷が目立たないようにするためには、傷よりも濃い色のインナーや目立つ柄物がお勧めです。
・フロントジップを開けることが多い方やおしゃれで柄物を選ぶ方も多いです。何色にしようか迷っている方は、参考にしてみてください。
シーズンや用途に応じて、適切なインナーを組み合わせてみましょう!
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