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【ロードバイク初心者】おさむのぬまにっき IVもっと遠くに行きたい人の必須グッズ
by: 石澤貴志

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ワイズロードオンラインの石澤です。

弊社には数多くのスタッフが在籍していますが、普段お客様と接する店舗スタッフは、自転車が好きで好きでたまらないエンスージアストばかり。
でも、会社の運営を担う裏方には、自転車に興味がなかったスタッフもいたりするんです。
じゃあ、そんなスタッフが自転車の魅力に出会ったら・・・?

今回はそんなスタッフが、走りながら自転車を乗り方に合わせて進化させていった過程をご覧いただきましょう!

ライダープロファイル

高橋 統(たかはし おさむ)

自己紹介- ワイズロードの本部で、売上のデータを取りまとめて分析をしたり、
それに基づいて会社全体の売上目標を立てたりしています。

輪界に入ったきっかけ- 前の会社で斜め上の上司だった方がワイズロードに移られていまして、
声をかけて頂いて、ワイズロードに入社したのがきっかけです。
それまではマーケティングリサーチ業界にいましたので、全くの畑違いですが、
自転車に乗ること自体は好きだったので、転がり込んでみました。

ロードバイクを買おうと思ったきっかけ- 半分は仕事で、というと聞こえが悪いですが、
自分が仕事で扱っている、この10万円以上もする自転車がどれだけすごいのかを体感したかった、
というのが最初のきっかけです。
その当時は、まさか1時間かかる通勤を自転車でするとは思っていませんでした。

そんな高橋おさむが相棒に選んだのは、日本ブランドが贈る快適アルミモデル、

「KHODAABLOOM FARNA 105」

 

 

でございます。
要所をしっかりと抑えた快適性重視の軽量アルミフレームに、末端まで手抜かりなくSHIMANO・105 R7000シリーズを装着したモデルです。

これまでご紹介した記事で、徐々に装備を整えてきた高橋おさむ。

 

 

 

 

ここまで来て、高橋おさむのロードバイクの嗜好が「長い距離を快適に走る」方向に煮詰まってきました。
「長距離を快適に走る」と書くと、自転車本体のカスタムが思いつきますが、これ以外にも様々な装備でサポートすることも重要!
高橋おさむは、まずそちらの装備を整え始めました。

タイヤグライダー&ツールボトル

そう。次に手に入れたのは、出先でパンク修理をするためのタイヤレバーと、それら工具を収納するためのボトルです。

 

 

長距離を走るうえで、いつかは直面する車体のメカトラ。
なかでもどうしても発生してしまうのはパンクです。
そんなトラブルに対処するための装備が、スペアチューブ&タイヤレバー&携帯ポンプの3点セットですが、まずはこちらを手元に揃えることにしたんですね。

ちなみに、「タイヤグライダー」はこれまでにない発想で生み出された、リムの上をスライドさせるように使うタイヤ着脱ツール。
レターオープナーや缶切りのようにリムの上を滑らせることで、タイヤレバーよりもスムースにタイヤを着脱できると評判です。
パンク修理は熟練が必要な作業ですが、これの登場でハードルは少し下がりました。

 

 

こちらも含めた携帯工具、持ち運びはバックパックでもできますが、ロングライドでは体に直接背負う荷物は、思いの外体に負荷を与えます。 
なので、こちらのようなツールボトルにしまうのがおススメ。
これでロングライドのトラブルの備えは安心ですね。

 

 

ロングライドのトラブルに備え、ネガティブな要素を減らすための装備がパンク修理キット。
それに対して、ロングライドをより楽しむため、ポジティブな要素を増やす装備もあります。
それが、同時期に高橋おさむがそろえたアイテム、

輪行袋

です。
ロングライドは走るにつれて様々な景色が楽しめますが、自宅から走れる範囲だとそんな変化もバリエーションに飽きてしまうこともあります。
輪行袋は、自走で行くには遠い所や、往復するにはしんどいところも行き先に選べるようにしてくれる、いわばワープアイテム。往路片道でお腹いっぱい(物理/心理)になったときも、持っていくことで走る障壁を減らしてくれます。

 

 

選んだのは、薄手の生地を採用し、タイヤの仕切りなども省略することで、235gの軽さを手に入れた「OSTRICH L-100 輪行袋超軽量型」。
これだけ軽ければ荷物が嵩まず、「ついで」で持っていくこともできますね。
「輪行袋を持ってきたからには使わねば」みたいな変な使命感というか、もったいなさを意識することなく、その日の気分で輪行を気軽に決断できます。

十人十色、自転車と列車のカップリングは無限大

ところで、前回のブログで霞ケ浦1周を走ったという高橋おさむ。
輪行袋を買う前に行ってますよね…?
「輪行袋を借りたの?それともまさか自走??」と聞いたところ、常磐線で「茨城デスティネーションキャンペーン」の期間中に開催されていた「サイクルトレイン」の制度を利用したそうです。
サイクルトレインは、通常は自転車の解体と輪行袋への収納が必須のところ、自転車をそのまま輪行できる制度のこと。
これを使って、上野から土浦まで自転車をそのまま「ワープ」させたんですね。
ちなみにこの常磐線のサイクルトレイン、2024年6月1日(土)以降は定期化され、土日の一部対象列車で車体丸ごとの輪行が可能になりました。詳細は「常磐線サイクルトレイン」などで検索すると記事が出てきます。

輪行の方法には、自転車や列車の種類によって様々なノウハウがあります。
軽くまとめた記事をご用意いたしましたので、こちらもお読みください。

 

 

 

画して、見知らぬ土地を安心して、楽しく乗る手段を手にしてしまった高橋おさむ。
ロングライドのトラブルシュートアイテムが、同時に彼を更なる深みに導く用品だったことに気づくのは、それからしばらくしてからのお話だったのです・・・

to be continued…

 

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