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【速報】革新の波がお手頃価格に!SRAM FORCE&RIVAL AXS E1登場!
by: 石澤貴志

ワイズロードオンラインの石澤です。
レースを駆け巡るトップブランドから、その経験を生かしたセカンド&サードグレードが発表!
展示会の速報をお届けいたします。

SRAM FORCE&RIVAL AXS “E1

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昨年に「世界最軽量コンポーネント」としてSRAMから発表された最新世代のコンポーネントが、「E1」のエディションナンバーを冠するRED eTAP AXSです。

 

 

ただ重量が軽いだけでなく、構造の抜本的な見直しで操作性や周辺アクセサリーとの連携も大幅に向上したコンポーネントです。
このRED eTAP AXS E1の機能性を継承し、お買い得な価格で再構成されたのが、今回発表になったセカンドグレードの「FORCE(フォース)」とサードグレードの「RIVAL(ライバル)」でございます。

 

FORCE AXS E1

まずはセカンドグレードのFORCEから。

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バイクコントロールの中枢、ブレーキ&シフトレバー(余談ですが、この部品は機械式変速の時には「ダブルタップレバー」と命名されていました。電動では「ダブルタップ」していないので確かに「ダブルタップレバー」ではないのですが、「eTAPレバー」とかでもないのですね…)。
RED AXS E1と同一の形状で、旧世代よりも80%(!)も引きが軽いブレーキ操作を実現。
レバー体にカーボンを採用して軽量化を図ると同時に、厳冬期や厳暑期でもレバーに触れやすい断熱性を持ちます。
SHIMANOの電動変速では割と初期からあった「スイッチA」に相当する、ブラケット先端に埋め込まれた「ボーナスボタン」もRED AXS E1から継承します。
リーチアジャスト機構も踏襲しましたが、カラ引き量を調整するコンタクトポイント調整だけはオミットされています。
レバー操作の圧倒的な軽さは、旧世代のAXSと比べると驚愕すると思います。
AXS同士であれば世代の異なる変速機とも組み合わせが可能なので、このレバー(ブレーキキャリパーとのセット販売)だけでも交換する価値があるかもしれません。

 

 

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前後変速機も上位グレードを踏襲。
フロントはこれまでのヨーテクノロジーからシマノ的なオートトリムに移行し、音鳴りを抑えつつ脱線のリスクを減らしました。
RED AXS E1との差は大きなチェーンリングに対応していない点。
とはいえ46/33T 48/35T 50/37Tと一般的なロードレースで使うギアはすべてカバーしているので、タイムトライアルで世界を戦う人でなければ気にしなくていいかもしれません。

 

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リアディレイラーもちょびっとビッグプーリー化され、上12T/下14Tに。
セラミックベアリングでこそありませんが、プーリーケージはカーボン製が奢られます。

 

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クランクはカーボンアームのままデザインを変更しましたが、軽量化を除いて大きな機能面の変更はなし。
むしろ注目に値すべきはスパイダーの方で…

 

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パワーメーターがスレッドマウントタイプになりました!
これ、どういうことかというと、パワーメーター部分のスパイダーとチェーンリングが分離できるようになったということ。
旧FORCE(D2)のパワーメーターって、チェーンリングと一体化していて、チェーンリングが消耗するとスパイダーも使い捨てになっちゃっていたんですよね。
それはさすがにもったいないので、RED E1と同じ結合方式で分離できるようになりました。
ちなみにパワーメーター付きスパイダーはなんと¥59,600(税込)。
メーカー純正のパワーメーターとしては、かなり導入がお買い得な製品です。

 

 

さらにちなみに、スパイダータイプとは別に左アーム内蔵タイプのパワーメーターも発売。
左側のみの測定、精度±3%(スパイダータイプは±1.5%)と簡略な仕様ですが、価格は¥37,600とさらにお得に設定されています。

 

 

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スプロケットは10-28T/10-30T/10-33T/10-36Tの4テーブル、1種類のリアディレイラーですべてに対応する点は同じながら、スパイダーの構造を再設計することで250g(10-30T)まで軽量化されました。

 

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チェーンは肉抜きが進められ、244g(114リンク)に。
ちなみに通常のシルバーに加え、パープルもラインナップに加わりました。

 

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RED AXS E1の要素を踏襲した新世代のFORCEは、旧モデル比で183gの軽量化を達成。
数値上の軽さだけでなく、レバーの引きや変速の正確性も上がり、使っても「軽快さ」を実感できるコンポーネントです。
上記画像のセット(レバー、キャリパー、前後ディレイラー、前後ローター、チェーン、バッテリー、充電器)で¥286,200とこのご時世に見合わず価格も抑えられたので、最新世代の操作性をお買い得に手に入れるチャンスです!

 

 

FORCE AXS E1 XPLR

同様のコンポーネントを活用し、フロント1X、リア13速のアドベンチャー/グラベルコンポーネント「XPLR」仕様も発表されています。

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リアディレイラーはフルマウント仕様で、UDHのフレーム専用設計。
これまで「身代わり地蔵」であるディレイラーハンガーの犠牲の上に成り立っていたリアディレイラーですが、圧倒的な剛性と強度を獲得し、トラブルに圧倒的に強くなりました。
フレームのメーカーに関係なくリアディレイラーとスプロケットの位置関係が一定なため、変速は正確、かつセッティングがめちゃくちゃ楽になったことも見逃せません。

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スプロケットは専用の「XG-1371 E1」を使用します。
10-46Tのワイドレシオで、ギア比はチェーンリングで微調整する方式。
スレッドマウント/ダイレクトマウントともに、RED AXS E1 XPLRのチェーンリングと組み合わせて使用します。
シフト/ブレーキレバーやチェーン、クランクは12速のものがそのまま使用できるので、入手性にも配慮されていますね!

 

RIVAL AXS E1

1グレードずつトップダウンしていくかに思われた世代交代ですが、ここにきてサードグレードのRIVALもモデルチェンジしています。

 

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ブレーキ/シフトレバーも上位グレードと同じ形状に。
コンタクトポイントに加えボーナスボタンもオミットされましたが、力のいらないブレーキ操作はそのまま踏襲しました。

 

 

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2.5mmの六角レンチで行うリーチアジャストはそのまま搭載。

 

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前後ディレイラーも基本スペックは上位グレードを踏襲。
というか、フロントディレイラーについては実はFORCEとコスメティック以外全く同じもの。
リアディレイラーはプーリーケージのアルミ化やダンパー機構の変更など差別化がされています。

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クランクアームはアルミ製ですが、その形状は今まで見たことのないユニーク/さ。
クランク中央部が開口しているだけでなく、裏面の肉抜きもユニークなもの。
48/35Tのチェーンリング装備時に801gと、アルミとしては抑えられた重量です。
スプロケットは前世代の「XG-1250」をそのまま使用します。

 

 

ちなみにこちらにも左アームタイプのパワーメーターがラインナップ。
価格は驚きの¥28,380と、驚愕の戦略価格でパワーメーターが手に入ります。

 

RIVAL AXS E1 XPLR

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RIVAL AXS E1にもアドベンチャー用の「XPLR」はラインアップされます。
こちらもUDHのフルマウント仕様で、過酷な用途に耐える耐久性を持っています。

一気に進化した二つのグレード、ワイズロードでも順次入荷の予定です!

 

 

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