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2016/09/29 22:48
ワイヤー交換は、よくお受けする作業のひとつですが、
「値段が違うのは、何が違うの?」と、聞かれることが多いです。
たしかにパッと見、同じように見えますよね…。
そこで今日は、ロードのブレーキインナーの違いについて、書いてみたいと思います。
まずは一番お手頃なこちら
シマノ SUS ブレーキインナーケーブル ¥443-(税別)
商品名に”SUS”とある通り、ステンレス製でサビに強いワイヤーです。
完成車は普通の鋼線(ステンレスでない)のワイヤーが使われていることが多いので、これでアップグレードになることも。
シマノ PTFE ブレーキインナー ¥957-(税別)
PTFE(フッ素樹脂)でコーティングされたワイヤーです。
シマノではSIL-TECと呼んでいますね。
ステンレス製のワイヤーにコーティングを施すことで動きを滑らかにし、耐久性も向上させています。
シマノ 6800 ブレーキポリマーインナー ¥1,320-
デュラエース、アルテグラグレードに採用されているワイヤーです。
インナーケーブルに新素材のポリマーコーティングを施すことで、ライナーと擦れる面積を減らすとともに、グリスを長期間保持できるようになっています。
自分のロードにも使っていますが、ワイヤーを換えただけで、驚くほど引きが軽くなりました!
※極限まで摩擦を抑えているため、9000系デュラエース、6800系アルテグラ、5800系105、4700系ティアグラのみに対応します。
他のワイヤーとは違い、専用のアウターキャップが付いてくるこだわりよう。
ワイヤーは、タイヤやブレーキシューと同じく消耗品です。
安全にも関わるので、引きが重くなってきたな…と感じたら、早めに交換しましょう。
ワイヤー選びや作業のご依頼など、お気軽にご相談ください。
お待ちしています!