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2017/03/17 22:48
3月初外練です。
昨年からすると練習量は恐ろしく下降。
週2、3回しか乗れていない現状ですが・・・ローラー×パワーメーターの効果は?
やってきたことはローラー20分走×2~3回がほとんど。(先月も外は一度しか走っていないのです。)
7月までレース予定もなく、モチベーションがなぁ・・・と。
そんな折、1年半ぶりに六甲山にでも行ってこようかと。
私的にこの六甲山・逆瀬川~一軒茶屋は最高レベルにしんどいコースであり、
何より現状の力量を図るには持って来いのコースなのです。
途中の温度計は8度を示している。
頂上は一体何度なんだ・・・。
では
これは全体です。
表示しているものは画像の通りパワーと高度。
これを逆瀬川~一軒茶屋に絞ると
53:45のちょっと後に紫のギザギザがスッと上に伸びている箇所がありますね。
おそらく、ここがスタート直後です。
ヒルクライムコースと言ってもひたすら上っているわけではありません。
短いながらも下り区間や、平坦レベルで勾配が緩む区間も存在します。時には信号停止もあります。
そんな時に【平均のパワー】をみてしまうと当然、下り等で脚を緩めた区間はパワーは落ちてしまいます。
そこで見るべきは【NP(Normarized Power)】
「本来はこのぐらいの強度で運動してたんじゃない?」
というパワー値を、難しい計算式で算出したものです。
信号や、他の交通機関などの影響を受けない環境だと、
平均パワーとNPはほとんど同じ値となります。←バイオレーサー中の人の文章を抜粋
では、パワーも重要ですが、一度ここで心拍と高度をみてみましょう。
同じく、もう少し絞ります。
1:08:20付近から急激に心拍が上昇しております。
おそらく、いよいよ本格的に上りオンリーになってきたあたりでしょうか。
そこからというもの・・・画像の通り心拍は183~200オーバーへと・・・。
死んでしまいそうですね。
事実、汗の量は気温からすると信じられない量だったかと。
そんな旅立ちそうな心拍が続いておりますが、果たしてパワーは?
同じように上昇しているのか!?
チーン。
っというか、知っている人は知っているので今更感しかありませんが、画像の通りです。
以前にもお伝えしたことがあるのですが、心拍とパワーは一致しません。
ある程度はついてくる時間帯もありますが、こういうことです。
ヒルクライムでいえば、ひたすら上り続けている状態。≒心拍が上昇している状態。(脚を休めなければ。)
例えば、ヒルクライムで心肺が限界近くまでキツくなってきた状態でパワーを維持し続けれることは可能でしょうか?
中には「いける!」って強い人もいるかもしれませんが、普通の人は踏めなくなり、パワーダウンするものです。
今回の私のデータもそんな例に漏れずです。(起伏変化によって変動します。)
また、ここからその強度の練習をすることで、耐性をつけることも。
どのレベルのパワーを維持することが必要なのかもわかってきます。
一番ベストなのはパワーメーターをみて最大に維持できるパワーを出し続けること。
その為にも自身のデータは持っておかねばいけませんけどね。
今回の私はローラー練オンリーでしたが、取り組んできた方向性はあっているのか実走で試したかったのです。
本当はキッチリとパワー管理して上る予定だったのですが・・・
スタートした瞬間に踏め踏めモードになってました(*´Д`)
結果
TIME :39分29秒(停止2回、減速1回)
平均NP293/回転数73
【機材変更点】
ホイール:キシリウムエグザリット
タイヤ:チャレンジ クリテリウム23c
ステム:120mm ±8度
前回上ったときは2015年の8月。
TIME :38分08秒(停止なし)/パワーデータなし。
【機材変更点】
ホイール:コスミックカーボンアルチメイト
タイヤ:コンチネンタル コンペティション19c
ステム:110mm ±20度
体重も機材も決戦用ではないですし、季節、コンディションは没。
パワーもまだ上がっているところ(かな?)。
なんせ今の練習量ときたら過去最低ですからねぇ。
風向きや気温や気圧も関係してきますが、上記をひっくるめて、まぁ悪くないかなと。
今回のところ、方向性は間違っていないかなぁ~と一安心です。
頂上で同僚に遭遇。
同じく燃え尽きていました。
使用したパワーメーターはパワータップP1
¥168,000ー +税
左右のパワーバランスの計測ができる点、精度の高さとレスポンスの速さがお気に入りです。
あと、めちゃ頑丈な点が売りです(笑)
その後、男二人で摩耶まで。
六甲山に来た際はぜひ。
最高の景色がまっております。
現在、全7回にわけて書かれており、内容もわかりやすいかと思います。