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世紀を超えて
by: 大阪本館

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我が社が自社工場で製作していた頃のフレームを、お客様からお預かりしました。

 

 

再塗装が終わって、塗装屋さんから帰ってきました。

が、ヘッドチューブにもBBハンガーにも、塗装が乗ってしまっています…。

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このままでは組み立てに差し支えるので、処理していきます。

まずはヘッドチューブのフェイスカット。

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上下とも、塗膜がなくなって、ツラがきれいに揃うまで削ります。

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続いてBBハンガー。

フェースカットをするには、ねじ込み式のアダプタをセットする必要があるので、先にタップをかけます。

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タップがけが済んだらフェースカット。

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こちらもきれいに仕上がりました。

パウダーコートで塗膜が割れやすいのと、シフトワイヤーの受けがかなり外まで出ているので、注意しながら作業を進めました。

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画像はありませんが、この後フォークのダイスがけも承りました。

 

ちょうど30年前に、親子でオーダーしてくださったという思い出のフレーム。

パーツも当時の物を使って組み立てるそうです。

埼玉で作られたフレームが、大阪での第二の人生をどのように歩んでいくのか、楽しみです。

 

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