日本最大級のスポーツサイクル専門店!関西地区品揃えNo.1ショップ!
2020/07/28 15:16
何かとエアロが重視される昨今のロードバイク業界。
その手のフレームとのマッチングを考慮した結果、今のマヴィックでは40mm
ハイトのコスミックがオールラウンダーという位置づけになっています。
かつて「万能」の名を欲しいままにしたキシリウムシリーズは、ヒルクラム用
軽量ホイールというポジションに収まることに。
〇MAVIC KSYRIUM PRO CARBON SL DISC
¥290,000-+TAX → ¥ASK!!
完成車と同時購入で更にお得に!
確かにリムブレーキ仕様のキシリウムカーボンだと、ハイトが25mmと低め
になるのでいかにも「ヒルクライム用」と言った風情ですが・・・
ディスクブレーキ仕様は「32mm」となぜかハイトがアップされています。
NACA形状のこのリムでこの高さなら、意外と平坦でも使えそう。
さらに重量も1,495g(カタログ値)とディスク仕様と考えればかなり軽量。
マヴィックが何と言おうが、これはオールラウンダーとしての特性がかなり
強めなホイールなのでは?という気がします。
1,500gアンダーと考えると、ハブの構造はかなりゴツめ。
そこに組み合わされるのが「ID360」と「イソパルス」となれば、ダイレクト
感溢れる加速性能はもう約束されたようなもの。
ラジアル組みにすることで、ハブとリムとを最短距離で結ぶイソパルス。
ス〇ーラチェット化で、遊びを可能な限り排除したID360.
リムの重さを感じないかのようにスルリと転がる、マヴィックらしさの完成形
がこのホイールにはあります。
「SL」と言えばマヴィックのフラッグシップグレード。
スポークも先日ご紹介したコスカボ(ノンSL)のような単純な扁平タイプでは
なく、厚みが変化するエアロ形状の凝ったものを採用。
キシリウムでPROなのにジクラルスポークの採用を見送ったのは、リムが結構
硬くてアルミスポークを使うとホイール剛性が上がり過ぎるからだとか。
ライバルは「BORA33 WTO」あたりか??
かつての(まだありますが)35mmハイトホイールのような万能性を備えた
キシリウムPROカーボンSLディスク。
難点はモデル名が長いのと、見た目の迫力が控えめなことくらいでしょうか。
登り・下り・平坦を問わず、1本でほとんどのシーンをカバーできるホイール
をお探しなら、間違いないチョイスとなることでしょう。