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2020/08/24 14:49
14インチホイールでこのサイズだとさすがにクセの塊だろう・・・と正直な
ところ思っていました。
で、実際に試乗車に乗ってみたら。
想像以上にちゃんと走ってくれたことに驚かされました。。普段から小径車に
乗っている方なら、なんの違和感もなく走れてしまいそうなくらいです。
〇DAHON K3 ¥83,000-+TAX
軽さ、携帯性、走行性能という本来矛盾する要素のバランスをギリギリまで
攻めていった、フォールディングバイクメーカー「DAHON」渾身の1台。
タイヤサイズやフレームの小ささを見る限り「こんなんで大丈夫か・・・」
と思わなくもないですが、これが結構良く走る。
K3と言えば、前フレームとBBシェルをつなぐこのワイヤー。
折り畳みに干渉しない方法で疑似トライアングルフレームを構成しています。
人が乗った時にヒンジ部分にかかるストレスを軽減するのが狙いでしょう。
こういった一風変わったアイデアが出てくるのも、フォールディングバイク
を得意とするメーカーだからこそ。
タイヤサイズは14インチと極小。
この小さなホイール径に、重心の高さ、ホイールベースの短さも加わることで
予想通りハンドリングは超クイック。平たく言うと結構フラフラします。
ただそれは一般的なスポーツバイクの走りとの比較であって、この手のバイク
の中では「慣れればOK」なレベルという気も。
リアギアは3段。生意気にも外装変速です。
ギア構成は「53T/9-13-17T」、トップギアが小さ過ぎて見えません。
ローギアからの走り出しは普通の小径車といった感じなんですが、ギアを1段
変えると途端に踏み込みが重くなります。
慌てず騒がずそのちょっと重めのギアをしっかり踏み込むと、だんだん走りが
安定してくるのが面白い。
おっかなびっくりでゆっくり走るより、スピードを上げた方が安定するという
感覚はなかなか新鮮。見た目以上にスポーツバイクしています。
折り畳みの手順もかなりシンプル。
慣れたら30秒もかからずにこのカタチまで持っていけます。
3サイズも「65cm×59cm×28cm」と笑えるくらいにコンパクト。
7.8㎏と重量も軽く、バイク状態で持ち上げると軽すぎて不安になるくらい
なんですが、畳んだ状態で持った時にはなぜか感じるズッシリ感・・・
結構走るといっても、そこは14インチの小径車。
実際に乗ってみた感じでは、適正行動範囲は「駅2つ分」くらいかと。
そのレンジを大幅に越えるなら、電車やバス、車との組み合わせが〇。
愛車のトランクに積みっぱなしにしておいて、行った先で足代わりに乗り回す
なんて使い方も面白いかもしれません。