日本最大級のスポーツサイクル専門店!関西地区品揃えNo.1ショップ!
2021/04/28 12:33
こんにちは。大阪本館の髙木です。
本日は鉄分多めでお送り致します。
現代のロードバイクフレームの材質はカーボンが主流ですね。
当時は第一線で活躍した素材はクロモリ。
今やクロモリフレームは過去の産物なのでしょうか。
踏み込んだ瞬間のフレームの粘り、自転車と身体が一つになったかのような馴染みの良さ。
クロモリフレームに跨った者のみが享受出来る、正に人馬一体の乗り味。
職人により仕上げられるそのフレームは、一種の工芸品の様。
カーボンが主流の現代において未だ普遍的なクロモリの魅力にとりつかれたユーザーは多いでしょう。
今回ご紹介するのは、Tommasini
溶接から塗装までを自社工場で行うイタリアのハンドメイド。
こちらのSINTESI(シンテシー)は適度なバネ感とキビキビした走りが魅力。
詳しく見てゆきましょう。
真っ先に目に入るのは、繊細かつ鮮やかなカラーリング。
メッキラグと共に存在感を放つ各部のメッキ仕上げ。
パッと見ただけでも現代のカーボンロードとは違うオーラを漂わせています。
やはりクロモリフレームといえばラグ(継ぎ手)の仕上げではないでしょうか。
イタリアンカットなど様々な仕上げの多いラグ部分。
こちらは最も美しく豪華とされる、コンチネンタルカットの一種。
各メーカー、職人の顔の様な物でしょうか。
実はこのラグにもブランドが存在したり。
この時代は職人たちの創意工夫が見受けられます。
一台一台微妙にラグの形が違ったり。それがハンドメイドの味でもあります。
そして、忘れてはいけないのがヘッドバッヂ。今では軽量化やエアロのあおりを受けて簡素化されがち。
わずか数センチの大きさに誇りと魅力が詰まっています。
チューブ集合部。一切の妥協は無い。
ちなみに、こちらのフレームに使われているチューブはコロンバス製。
こちらのニューロンは運動性能が高いと言われています。乗り心地もよく、硬くてしっかりした踏み心地だとか。んー。奥が深い。
オーダーフレームともなれば、フレームを構成するチューブも自ら選ぶのです。
TANGE、カイセイ、レイノルズ等々様々なメーカーが存在します。
フロントフォークもこのこだわりよう。
字体も時代を感じる。
エンド部にもTommasiniの刻印。
この時代はショートロードエンド。今時はストレートドロップエンドですよね。
当時はディレイラーも性能が低かった為、ギアの歯数に応じてホイールの固定位置をずらしていたんですね。
この突起はチェーンフック。後輪を外したらここにチェーンを引っかけます。今時こんなのないでしょ?
リアブレーキは内臓式。当時はこれでも十分エアロだったわけです。
トップチューブには馬。カッコイイグラフィックである。
最近の自転車はグラフィックというより、塗料自体の美しさで勝負している様に感じます。
やはり、職人のスプレーワークが光るのはこの時代でしょう。
コルナゴ マスターとパシャリ。
やはりこの時代には豪華さと美しさがありますね。
ピカピカのクロモリは完成では無いように思います。
傷が入って、色が剥がれて、錆びて、使い込んでいくうちに味が出てくると思っています。
イメージとしては革財布のような。
工業製品であるのに、温かみが感じられる。それが誕生から長い年月を経てなお愛される由縁では無いでしょうか。
こだわり抜いた最高の一台、あなたの元で思いを馳せてみるのはいかがでしょうか。
価格¥330,000 (税込)のところ、ASK!
納得の価格かと。
おまけ クロモリフレームを指で弾いた時の、甲高い響きがそれはもう美しい。
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今回はOSTRICH(オーストリッチ)です。
輪行袋にバッグ類が盛り沢山展示、販売しております。
5月16日まで
是非この機会に!!
新型コロナウイルスによる影響
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ご来店時のマスクの着用をお願いいたします。
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