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2021/05/09 14:16
グランツール初戦となる、ジロ・デ・イタリアが開幕!!
全世界注目の第1ステージは、去年と同様に「個人タイムトライアル」。
「ユンボ1・2フィニッシュと絶好調!来たか?TTにも若手の波が!」的なネタ
にしようかと、各選手の走りを見ながらふんわり考えていたのですが・・・
イネオスの「フィリッポ・ガンナ」の走りに全てがひっくり返されました。
やっぱりアルカンシェルは伊達じゃない。TTバイクに乗っているとは思えない
ギリギリまで攻めた、それでいてスムースな走りはまさに別格。
それまでは流し見モードだったのに、画面とタイム差から目が離せません。
さらに!専用カラーで塗られた彼の愛車「BOLIDE」がまたカッコいい!
イタリアのナショナルカラーのアッズーロ(青)にアルカンシェル(虹色)。
その青はメタリックなミラーフィニッシュ仕上げでスペシャル感満点!
TTステージでしか見られないなんてもったいないくらいの美しさです。
というわけで、アッズーロ&BOLIDE繋がりの1台。
〇PINARELLO 2021 RAZHA DISK ¥327,800-(税込)
以前のヴィヴィアーニカラー(↓)のRAZHAみたいに、トップガンナカラーの
RAZHA DISKが出たりすると嬉しいんですが・・・アルカンシェル入りで。
勿論ヘッドチューブのあのウィングマークはマスト。
ブランドカラーは「黒・白・赤」ですが、イネオス・グレナディアーズしかり
チームスカイしかり、青いピナレロには特別にレーシングな匂いを感じます。
アシンメトリーを極めた頃のマッシブなフレームデザインを、今に受け継いで
いるのも「RAZHA」の特徴。
マットなメタリックブルーが有機的なフレームデザインが生み出す各部の陰影
をさらに強調しています。
うねるような形状の「ONDAフォーク&バック」もピナレロならでは。
抜群の接地感と切れ味鋭いコーナリングを生み出すための需要な要素です。
フレーム素材はT600カーボン。高弾性カーボン(T1100/900)と比べて重さ
はそれなりにありますが、硬過ぎない踏み味と路面からの当たりのマイルドさ
から非レース的な使い方もOK、という懐の深さが〇。
マイルド傾向といってもそこはピナレロのカーボンバイク、しっかりと踏めば
しっかりと走ってくれるので、ロードバイクの基本を学ぶのにもピッタリ。
搭載コンポはシマノの105+油圧ディスクブレーキ。アルテグラ譲りの高性能
でコスパも優秀、昨今のミドルグレードの定番アッセンブルです。
フレームのボリューム感に対して足周りがちょっと華奢(あくまでも見た目)
な感じなので、出来ればエアロ系ホイールを合わせてあげたいところです。
フレームサイズは50。
おおよその適正身長は170cmちょっとくらいでしょうか。
(詳細なフィッティングはバイオレーサーにて計測いたします)
他にも、51.5というこれまた丁度いいサイズも在庫アリ。
今日の第2ステージは獲得標高わずか600mというド平坦コース。
横風分断や大落車のようなイレギュラーが起こらない限り、ラスト10km辺り
から始まるスプリント争いになりそうです。(観てる側にはツラい展開)
昨年の総合チクラミーノ、グルパマの「アルノー・デマール」がいないことも
あって混戦が予想される今年のポイント賞争い。
個人的には9カ月間の謹慎明けとなった、ユンボの「フルーネヴェーヘン」の
走りに期待です!