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2021/08/12 13:02
ライバルのタイヤはあくまでも「クリンチャータイヤのフラッグシップ」
であって、プロが実際に使っているタイヤそのものではない。
ヴィットリアのこの話を聞いて、なるほど!と思いました。
〇VITTORIA CORSA G2.0 (700×25C)
¥7,590-(税込) → ¥6,831-(税込)/1本
このコルサがクリンチャーではなく「オープンチューブラー」と呼ばれて
いる理由がそこあります。
コンパウンドやケーシングといったタイヤを構成する要素は実際にプロが
使っているチューブラー仕様と全く同じもの。
チューブを入れて縫っているかビード部分を作ってクリンチャーホイール
に対応させているかが違うのみです。
ゴムで補強した極細のコットンケーシングにトレッド部分を貼り付ける
という伝統的な製法を継承しているのも特徴の一つ。
重量面では多少不利にはなるものの、320TPIという圧倒的な繊維の細さ
による抜群のしなやかさはコルサならではの美点として愛されています。
最近レースシーンでもよく見るようになったこの特徴的なスキン(肌色)
サイドもケーシング由来のもので、それっぽく塗っているわけではない
というのも本物感を高めてくれています。
そんな伝統的なケーシングに張り付けられるトレッドは、ハイテク素材の
「グラフェン」を使った高性能コンパウンドで構成。
ゴムを補強する際のカーボンブラックに極薄ナノテクカーボン素材を使う
ことで、驚きの耐久性と転がりの軽さを実現。
グリップ力は正直程々ですが、しなやかなケーシングがキレイに変形して
接地感をアップさせることでカバー。突然限界がきていきなり滑るという
味付けではないのもプロ仕様っぽくて〇。
UAE、ユンボ、ロット、EF、アスタナ、DSM、アルペシン・・・
そうそうたるプロチームが認めたピュアレーシングタイヤ「コルサ」。
9,000円~1万円くらいと価格が高騰気味なライバル勢に対してちょっと
お得に手に入るというのも、実走派には嬉しいポイントです!