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2021/09/21 15:21
例えエンデュランスモデルだとしても、やはり「軽さ」は正義。
アップダウンありのロングライドのことを考えればなおさらです。
目次
〇GIANT 2021 CONTEND SL1 ¥165,000-(税込)
速さ重視でレーシングテイスト強めのTCRと比べて圧倒的に乗りやすく、オールラウンド性能も高いCONTENDシリーズ。
その上で、さらに軽さと速さの要素をアップさせたのがこの「SL」。
フレーム素材は軽量アルミの「ALUXX SL」。素材の持つポテンシャルはTCRのSLシリーズと同等。とは言え同じフレーム素材でもジオメトリーが変われば乗り味も変わるもの。
短いトップチューブと長いヘッドチューブで前傾姿勢を緩めにし、長めのホイールベースで直進性の高さを、低めのBBで安定感を創出。
長距離ライドに必要な要素を設計段階からしっかりと取り入れています。
搭載コンポはリムブレーキ仕様の105(2×11速)。
エンデュランスロードらしくギア比は結構低めの設定。激坂に出くわしたとしても、ローギアの34Tを信じて怯まずチャレンジしてみましょう。
この位置からは全然見えませんが、BBシェルはプレスフィット式。これによってロワーセクションは十分な剛性を確保。BB周りのしっかり感の有無は加速の良さにダイレクトに影響してきます。
タイヤサイズは28C。この値段の完成車でチューブレスレディのシステム一式が標準装備というのが驚きです。勿論シーラントも付属。
トレッドはセンターがスリック、サイドにかけて低くて細かいブロックが連なっているので、オンロードだけでなく軽いオフロードライドも視野に入れてのチョイスだと思われます。
フレームサイズはML。
おおよその適正身長は185cm前後くらいでしょうか。
(詳細なフィッティングはバイオレーサーにて計測いたします)
軽量・高剛性フレームとテーパードのカーボンフォークで「速さ」を。
ジオメトリーとカーボンピラー、軽めのギア比とTLRで「快適性」を。
そのあたりのバランスが絶妙な「SL」グレードのコンテンド。
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