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【ワイズロードスタッフ試乗会】「DOGMA F」という名のスピードの悪魔。
by: 大阪本館スタッフ

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ワイズロードスタッフ試乗会の(個人的な)トリはやっぱりこのモデル。

走りも価格も限りなくスーパーな、PINARELLO「DOGMA F」!

 

美しさと凶暴さのアシンメトリー

 

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PINARELLO  DOGMA F DISK F/S  ¥935,000―(税込) 

 

〇まずは見た目

F8からF10になった時と同様に、ベースとなったF12の形状を活かしつつデザインがより一層洗練されたものになったような気がします。

試乗車が自分の体格に対して3サイズくらい小さいので、シートピラーのキャパは正直ギリギリ。

完全に後ろ荷重になってしまってハンドリングの良し悪しが判断できないパターンですが、それでも乗りたい気持ちは抑えられない。

 

〇乗ってみての第一印象

ドグマだ・・・。そうとしか言い様がありません

乗りやすいとか乗りにくいとか、そういった感想以前の問題です。

ちょっとやそっとの力ではビクともしない巌のような剛性感と踏み心地は紛うことなきドグマの系譜。

 

純粋な速さの象徴として形作られたもの

 

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〇乗り心地

他社のフラッグシップと比べるのが正しい判断だとわかっていながらも。

濃厚なドグマ風味に感覚がマヒしているせいか、ちょいちょい顔を出してくる「F12」の記憶。

一般的な感覚では間違いなく硬いはずなのにドグマとしては乗りやすい?この辺りからインプレセンサーがおかしな感じになってきます。

 

〇加速性能

猛烈に速さにテンションが上がりながらも、こんなはずじゃない、もっと行けるはずだという謎の焦燥感に苛まれます。

ドラッグ的な何かなのか?このバイクは。

 

速さを求める全てのライダーにとっての真理

 

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〇総評

そうこうしているうちに予定していた3周があっという間に終了。

そのわずかな時間でかろうじて掴めたことは。

「ドグマである」「速い」「限界は遥か先」。

自分でも分かったような分からないような結論になってしまいました。

 

速さの底が全く見えないし、自分がそこに到達できる気は1ミリもしないのですが、それでもチャレンジしてみたくなるのは何故?

乗り手を惹きつけてやまないその「悪魔の誘惑」的な何かこそが、ドグマをドグマたらしめている根幹のように思えました。

 

・・・もっと!もっとだ!!

 

 

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