【Bianchi】空気を切り裂くチェレステカラーの刃。
by: 大阪本館スタッフ

空気という本来の意味の他に、オペラで言う所の「アリア」のイメージも感じられる、優雅なデザインのエアロロード、ビアンキ「ARIA」。

AQUILA譲りのエアロフレーム

〇BIANCHI　　2021　ARIA DISC 105　　￥338,800－（税込）

ビアンキのノンCV3兄弟のうち、エアロを担当するのがこの「アリア」。

エアロロードとして割り切った設計な分、空力性能はかなりハイレベル。

実際に空力的にはオルトレシリーズよりも優秀で、TT・トライアスロン用バイクとしても使えるだけの高いパフォーマンスを備えています。

軽量化を意識した流行りのカムテール形状ではなく、エアロ性能を最優先とした流線型のチューブデザインを全面的に採用。

ワイドなフロントフォークやコンパクトなリアバック、水平に近いトップチューブなど、前からの風の流れをフレーム全体でコントロールする狙いがハッキリと見て取れます。

そのためカーボンフレームでありながら乗り心地はそこそこ・・・タイヤサイズが28Cとちょっと太めなのはそのせいかもしれません。

搭載コンポはシマノの105＋油圧ディスクブレーキ。

フレームが空力的に優れていてもホイールが普通、というアッセンブルもたまに見かけますが、このアリアに関してはそんな心配は不要。

エアロなフレームとホイールの相乗効果で、乗り手をハイスピードな世界にまで一気に連れていってくれることでしょう。

フレームサイズは47。
おおよその適正身長は165cmくらいでしょうか。

（詳細なフィッティングはバイオレーサーにて計測いたします）

少々重い。少々硬い。それは事実。

ただそれが些細なことに思えるくらいに「速い」。

万能さを売りにすることが多いミドルグレード機の中で、ここまで尖った性能はなかなかあるものではありません。

さすがビアンキ、そこにシビれるあこがれる。

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