【メンテナンス】サドルをひっかけるだけ！持ち運びも簡単なメンテナンススタンド！ MINOURA「HMS-20TS」【整備用品】
by: 渡邉考一

緊急事態宣言が解除され、自転車に乗れる環境が徐々に戻りつつありますが、季節的には梅雨の足音も聞こえてきています。

そこで梅雨の間に愛車のメンテナンスをお考えの方に便利な作業台、「HMS-20TS」をご紹介します。

「HMS-20TS」は、日本の老舗ブランドMINOURAの簡易メンテナンススタンドで、最大の特徴は

「サドルを引っ掛けるだけで簡単に使える」

というところです。

通常の整備スタンドは、シートポストやフレームをクランプして固定したり、ホイールを外して固定するタイプが標準的です。

しかし、シートポストをクランプするタイプはエアロ形状のポストだと固定しにくかったりします。

ホイールを外すタイプは当然ながらホイールを外さなくてはいけません。

ところがこの「HMS-20TS」は、サドルを引っ掛けるだけですぐに使えるので、ちょっとした変速調整や、タイヤの交換などにとても重宝します。

さらに重さ2.2kgとメンテナンススタンドしてはかなり軽量で、工具を使わず足の折りたたみもできるので、レースやイベントなどの遠征先に持って行くのも容易です。足を折りたたむと長さ約1,000mmになります。

また、サドルをかけるだけという手軽さを活かして、保管用スタンドとしても使用可能です。

前輪を設置させて安定させるという構造上、前輪周りの整備（フロントのディスクブレーキの調整など）にはあまり向きませんし、安定感も本格的なスタンドに比べてどうしても劣りますが、簡易的な日常整備にはこれで十分という方も多いかと思います。

さすがに本格的な整備スタンドは場所をとって大げさだし高価だけど、日常のちょっとした整備に向いた作業スタンドが欲しい、という方に「HMS-20TS」は好適かと思います。

※姉妹品の「HMS-10」という商品も併売されていますが、「HMS-20TS」との違いは、サドルをかける部分の幅と全高です。「HMS-20TS」の方がより（前後方向に）幅広なシートポストに対応し、全高も低くなり安定感が増しています。お持ちの自転車により適する方をお選びいただければ思います。

※画像は姉妹モデルの 「HMS-10」です

【メーカー】　MINOURA

【商品名】　HMS-20TS

【価格】　￥7,200+TAX

【商品の概要】　サドルを引っ掛けるだけで使える簡易メンテナンススタンド

【おススメポイント】

・サドルを引っ掛けるだけですぐに使える

・トライアスロンバイクなど前後方向に幅が広いシートポストの車種にも対応可能

・2.2kgと軽量で、足も工具を使わず折りたたみ可能

【要チェックポイント】　　

・前輪周りの整備（フロントのディスクブレーキの調整など）には向かない

・引っ掛けタイプなので、整備時の安定感は高くない

・サドル下面までの高さが極端に高いものなど、一部非対応の車種あり

【商品紹介サイト】　※この商品のさらに詳しい情報は、以下の販売代理店サイトをご覧ください

【MINOURA】お手軽メンテナンススタンドHMS-20TS

http://blog.fukaya-nagoya.co.jp/2015/08/minourahms20.html

 ※リンク先の商品価格は、価格改定前のものです

 ※画像は姉妹モデルの 「HMS-10」です

 ※画像は姉妹モデルの 「HMS-10」です

 ※画像は姉妹モデルの 「HMS-10」です

※画像は姉妹モデルの 「HMS-10」です