志木店ペダルコーナー

ビンディングペダルとフラットペダル

まずは各々の違いから説明します。

普通のペダルを「フラットペダル」といいます。

普通のシューズで使うことを前提に考えられています。
価格が安いもので2000円前後からあります。

　

↑の三ヶ嶋（ＭＫＳ）のペダルはベアリングの性能が良いのでおすすめ
競輪での認証を受けてるモデルもあるのでベアリング性能と耐久性はお墨付き。

↑踏む面積が広いほど力が伝わりますが、重くなる・大きくなるのでそれに対応し縦に長くして踏む面積を確保・横が短いので軽量＆コーナーリング時に地面に当たりにくいなんてペダルもあります。

＊ＭＴＢなど用のピンが付いて靴に食いついて踏み外しにくくしているモデルもあります。

ペダルとシューズが一体化する「ビンディングペダル」

最大の特徴は、踏み込み時以外にも踏力を伝えられることです。

フラットペダルでは主に踏み込みしか使えないので、②→③でしか推進力につかえません。

ビンディングペダルにすると、クランク全周にわたって力を伝えることが出来ます。
もちろん図のように最大パワーは③付近ですが、上下死点でもクランクに沿ってペダリングを行うことで少ない力で前に進むことが出来ます。

ペダリングについての詳しい話はまた別の機会に。。。

ということでペダルとシューズが一体化していることには大きなメリットがあります。
「じゃあトゥークリップは？」という方もいるかと思います。

↑これをペダルに付けて、さらにひもを通してペダルとシューズを一体化させます。
競輪などで使用されています。

問題点は足がすぐに地面に付けないこと

そこで、安全性を考えてスキーのビンディングから生まれたのが自転車用ビンディングペダルです。

ビンディングペダルの大分類「歩ける」かどうか

①歩ける

SPDをはじめとしてシューズ裏に付けるクリートが「２つ穴」タイプのペダルに対応したシューズは歩けるものが多いです。
歩けるとはいえ、ペダリング時に力が逃げないようにソールが固くなっているので、スニーカーとは違います。

１つ目のお勧め商品！

↑PD-EH500

片側がフラットペダル/片側が歩ける「ＳＰＤ」ビンディングペダルになっています。

ちょっとそこまで走るときは気軽に普通の靴＆フラットペダル面で！
今日はサイクリング♪、しっかり運動したいなという時は専用シューズを履いてビンディング！
と使い分けができます。
ＳＰＤシューズなので歩くことも可能です。
出先で買い物や散策したい方にもおすすめです。

非常に用途が広いペダルです。

他にも

↑↓両面ビンディングのモデルもあります。
これらのモデルは「専用シューズ使用」が前提で、ペダルが上下どっち向いてもビンディングをはめやすいのが特徴です。
片面づつのモデルは、信号待ちなどで止まるたびにシューズに合うペダル面に向きを変える必要が出てきます。
それが解消されるので、「自転車に乗る＝ビンディング」の人はこちらが良いと思います。

②歩けない

ロードバイクなど自転車に乗ることが目的の場合は、歩くことが少ないので歩く機能を削っています。
ペダル/シューズともに軽くなります。
シューズのクリート穴が「３つ穴」のモデルが多いです。
いわゆるロード系ビンディングペダルです。

２つ穴よりも大きなペダル＆クリートになり、より力が伝わりやすくなります！
固定力も強いモデルが多いので、実践的です。

２つ目のお勧めは、定番シマノより

↑PD-R7000

105グレードのSPD-SLビンディングペダルです。
固定力も高く、軽量265ｇ！
初心者-初級者-中級者とステップアップしていっても不満を感じることは少ないと思います。
固定力が低いとスプリントなどパワーをかけて回したときに外れることも無きにしも非ず。。。
なので、初ロードビンディングでも長い目で見てこちらをお勧めします。

↑安価なモデルでも良いです。
女性や体重の軽い方なら、固定力も問題にならないと思います。

↑最上級モデルが悪いことはありません！
が、費用対効果。固定力の高さを考えるとすべての人に向けてお勧めとは言い難い。。。です。

「レースで使う」「見た目がかっこいい」など趣味趣向を出せるのも自転車の楽しいところなので特徴を知ったうえで購入しましょう！

３つ目のお勧めは、ビンディングの元祖「LOOK」より

↑KEO BLADE CARBON

クリートをはめ込むバネをカーボンにすることで圧倒的な軽さを手に入れました。230ｇ（メーカー）
やはりバネは重いです。カーボンのしなりを利用するなんて頭いい。。しかもカッコいい！！！
LOOK社が自転車用ビンディングペダルの元祖です。
ここからビンディングが広まって浸透していき、今なお進化しています。

↑バネ仕様でも260ｇなんで軽いんです。

↑安価なモデルもちゃんとあります！
輸入＆おフランスだからお高いものしかないわけではありません。

既にロードビンディングペダルをお持ちの方のお試し用としても良いと思います。

ペダルブランドが変わるとペダリングのしやすさとかも変わるので面白いですよ～♪