安全のためにもトルクレンチは必要です。

ハンドル/ステム/シートクランプに「指定トルク」が記載されています。

一部モデルには未記載のものもありますが、ネットで調べたり輸入代理店に問い合わせれば「指定トルク」がわかります。

お勧めのトルクレンチ

TOPEAK  TORQUE5  ￥4,620

５ｎｍ用のトルクレンチです。

4/5/6ｍｍ六角とＴ25トルクスが付いています。

TOPEAK  TORQUE6  ￥4,620⇒特価￥3,600

6ｎｍ用のトルクレンチです。

4/5/6ｍｍ六角とＴ25トルクスが付いています。

おのおの１定のトルクしかわからないのですが、使いやすくて比較的安価です。

さらにおすすめ NOGUCHI  アジャスタブルトルクレンチ4/5/6ｎｍ　￥4,400

こちらも3/4/5ｍｍの六角とＴ25トルクスが付いてきます。

4/5/6ｎｍの切り替えが出来るので複数の固定ヵ所に対応できて便利です！

トルクレンチ含め、ネジ締めの注意点！

①ステムなど4か所/2か所のねじ止めしているところは、1つずつ増し締めせずに「均等に締めていく」。

一ヵ所ずつ締めると1本のネジに負担が大きくかかるので、力が分散するようにちょこちょこと次から次のネジへと締めて行って下さい。

緩めるときも一緒です。

②あくまで「指定トルク」ですのでその手前で固定できるなら、締めるのをやめる。

安全マージンを取っているとは思いますが、5-7ｎｍなどと書いてあれば５ｎｍで固定確認をして下さい。

MAX7ｎｍと書いてあったら７ｎｍまで行かないトルクで締めて固定確認して下さい。

③やばいと感じたら止める！

実際は「使用状況や年数、グリスなど塗布材など」によってトルクは変わります。

トルクレンチ自体の精度も関係します。KTCのデジラチェなどは定期的に校正するほどなので、トルクレンチを信じすぎないでください。

オーバートルクでは、ネジの破断、ねじ山がなめる、クランプの破断、カーボンパーツの変形などが起こります。

「やばい」と感じたら止めて下さい。
心配ならショップでチェックしてもらって下さい（わからない場合もあります）。
やばいと感じるかどうかは経験もあり、人によるので難しいですが「なんか怖い感じ」がしたら、指定トルク以下でもいったんやめましょう。

といっても普通の工具で感でしめるより、トルクレンチを使った方が断然安全です！
気を付けて使ってください。