【インプレ】シマノの新ホイールＷH-R9270-C-36TLをインプレ！【SHIMANO】
by: 植竹海貴

こんにちは、植竹です。

毎月最新のシマノホイールをお借りしてインプレッションをしています。

第7弾はこちら！

1 WH-R9270-C36-TL

WH-R9270-C36-TL

前後セット価格：233,530円（税込）

重量：フロント620g、リア730g

　　　計1,350g

私はレースでスペアホイールとして使用しています。レースのコースによってホイールを使い分けていますので、レースや普段の練習で使ってみてのインプレをしていきます。

軽量チューブレスホイール

前後セットで1400gを切る超軽量ホイールです。シマノのチューブレスホイールでは最軽量です！

ハイトが低く軽量なため、山岳ステージで活躍します。

チューブレスで乗り心地が良く、剛性も控えめなのでレース志向でない方にもオススメのホイールです。

インプレッション

同じDURA-ACE36mmハイトのチューブラーと比べると、ホイールの外周部が重くなっているので巡行性能は高く感じました。外周が重い分慣性が働くので平地の巡行はしやすかったです。漕ぎだしの軽さはさすがに劣りますが、それでも軽量なので加速は速いです。

チューブレスのC50と比べると、やはり急勾配の登り坂は得意でした。急勾配での失速が少なく、緩斜面になった時の加速も速く、パワーの割に良いタイムが出ていて驚きました。C50よりも回すと進むホイールで、踏み込むよりきれいに回すように意識して漕いだ方が進んでくれます。綺麗に回せると加速が速く上り坂でもぐんぐん進んでくれます。

35km/hからの伸びはさすがにC50に軍配が上がります。平坦メインの高速域での巡航はやはりC50のほうが得意で、速度を維持する時にパワーを節約できます。

更に軽量なホイールとなるとチューブラーになってしまうので、取り扱いが大変です。チューブレス仕様のホイールは比較的タイヤも嵌めやすく低圧で運用できるので乗り心地も良いです。軽量でトータルバランスに優れたとても良いホイールだと思います。