【レースレポート】今季初戦、JBCF東日本ロードクラシックに参戦しました！
by: 植竹海貴

こんにちは、Y’s Road実業団所属、植竹です。

先日今期初戦となる、ロードレースに参加しました！

今シーズン初戦だったので不安もありましたが、気合を入れ臨みました！

第57回JBCF東日本ロードクラシック DAY2

コースプロフィール

1周6kmのコースを14周する84kmのレース。通常とは逆の反時計回りでした。天気は予報通りの雨で路面もウェットでした。雨のレースは下りに苦手意識があるので憂鬱でした。

 

レース前

雨対策でレインジェルを脚と腕、お腹と背中に塗り、シューズが濡れると気持ち悪いのでシューズカバーを履きました。

アップをするとすぐに身体が温まったので、レース強度なら身体が冷えることはなさそうと判断して、レッグウォーマーなどの防寒具は付けずに走ることにしました。

 

出場選手

Fクラスタは32名エントリー、出走は29名でした。オープン参加の優勝候補でもある樫木選手や渡部選手は出場していませんでした。

現フェミニンリーダーの成海選手、昨年総合2位の大堀選手あたりをマークしていました。

 

レーススタート

雨が降っていることもあり、ゆっくりめにローリングスタートしました。

ヘアピンカーブの上り手前でリアルスタート。上りで少しずつ前に出て、周りの様子を見ながら走りました。私は下りは得意ではないので、あまり前には出ずに集団の真ん中あたりで下りました。2周目で先頭集団は15名ほどに絞られ、先頭交代に加わる選手は5名ほどでした。

3周目の上りでさらに集団は絞られ、成海選手、阿部選手、大蔵選手、私の4名になりました。

4周目のホームストレートで少しペースを上げると成海選手と大蔵選手が少し遅れ、阿部選手と2人で先行しましたが、私の下りが下手で少し遅れてしまい、阿部選手が先行し3名で追う展開に。まだ序盤なので無理して追わずに一定の距離をキープしようかとも思いましたが、成海選手と大蔵選手は上りはあまり余裕がなさそうだったので、あまり1人を逃がすメリットが無さそうだと感じ、上り区間で早々に追いつきました。

7周目に入るホームストレートがスプリント周回だったのもあり、少しペースを上げると成海選手が遅れ、先頭集団は3名に。8周目の上りで大蔵選手が遅れ、先頭は阿部選手と2人になりました。

10周目、阿部選手はあまり息が上がっておらず、先頭交代もしていたので余裕なのかと思っていたのですが、フォームが少し崩れてきていたので実は結構疲労していそう。アタックが決まらなくても阿部選手に攻撃でき、アタックが決まれば独走で勝てる可能性が上がると思い、攻撃を仕掛けました。S字カーブを過ぎた上り区間で阿部選手の真後ろから少し離れて速度差を付けてアタックをすると、作戦通りアタックが決まり独走状態になりました。11周目に入ったあたりで30秒ほど差が付いていたので、そのまま逃げ切るつもりで踏み続けました。

阿部選手は下りが速いので追いつかれる心配もしていましたが、結構疲労していたようで差は1分、2分と開いていきました。2分差が付けば追いつかれることはないだろうと思いましたが、最後までペースは緩めずに踏みました。

最終的に2位と4分差をつけて独走優勝しました！！

2位を走っていた阿部選手は最後後ろの集団に追いつかれて3位、集団から抜け出した大関選手が2位になりました。

 

表彰式

着替えのジャージは持ってきたのにインナーを忘れてしまったので着替えができず、濡れたジャージのまま凍えながらの表彰式でした。

スプリント賞も取って優勝できました！ 

 

感想

このレースが私にとっては今季の初戦、昨年のツール・ド・おきなわ以来のロードレースでした。勝ちたいけれど勝てるか不安でレースの夢を見るくらいでしたが、結果としてスプリント賞を取って優勝できて嬉しかったし、安心しました。

走りも残り4周から独走という攻めた走りができ、自信に繋がりました。

実況席では昨年までよく一緒のレースを走っていた憧れの選手の唐見さんが解説をしていたらしく、私の走りを褒めてくださっていてとても嬉しかったです。

次戦は6月3、4日の日本CSCロードの予定です。この勢いのまま更に調子を上げて次戦に挑みたいです。

応援してくださったみなさん、ありがとうございました！

 

ご褒美

初戦優勝のご褒美にパフェをご馳走していただきました！

たくさんのイチゴと生クリーム、バニラアイスにイチゴのシャーベットやカスタードクリームも入っていてとってもおいしかったです！

 パフェで癒されたのでまた次のレースに向けて練習頑張ります！

 

使用機材

フレーム：COLNAGO V3-RS DISC
コンポ：SHIMANO R9270系 DURA-ACE Di2
ホイール：SHIMANO WH-R9270-C36-TL
タイヤ：Continental Grand Prix 5000S TR 28C
ハンドル、ステム：DEDA ALANERA
サドル：PROLOGO DIMENSION NACK Spesial model
ギア：フロント52-36T、リア11-30T
プーリー：CDJ R9250 V3PLUS BIG PULLY オリジナルペイントver
チェーンルブ：Muc-Off LUDICROUS AF
ペダル：SHIMANO DURA-ACE R9100
サイコン：GARMIN EDGE530
ジャージ：PEARL IZUMI エアスピード ジャージ
ソックス：R×Lソックス 550R
シューズ：SHIMANO S-PHYRE RC902
ヘルメット：ABUS AIRBREAKER
補給食：グリコ エキストラハイポトニックドリンク CCD
　　　　Mag-on エナジージェル Grapefruit Flavor＆Lemon Flavor