【旅日記】国道299号を往く 2018年版 その3
by: 長山靖

 

 

 

 

こんにちは。横浜店の長山です。

 

 

 

 

ちょっと古い話ですが、昨年2018年8月15日、

国道299号を往ったライドのレポートその3をお届けします。

ロードバイク走り旅の愉しみが少しでも伝われば幸いです。

 

 

レポート その1　その2

 

 

 

 

 

 

 

標高1351mの峠の上だというのに、気温は31℃。暑い。

 

 

消耗した脚に喝を入れて、展望台へ登ってみました。

 

 

 

 

 

ここは通算3回目の来訪ですが、毎回曇っていて、眺望はイマイチ。

晴れると、上州方面の絶景が広がるようなのですが、

いろいろ話を聞く限り、やや晴れにくい地域なのかも知れません。

 

 

 

 

 

それどころか今回は、ものすごい雲と、

ゴロゴロゴロ・・・というライオン（雷音）の唸り声！

獣さん、こっちに来ないでおくれ～。

 

 

 

 

 

さくっと集合写真を押さえ、出立の準備します。

 

 

 

 

 

 

その間、無数の赤とんぼが飛び回っていました。

 

 

 

 

青空に飛ぶ赤とんぼが写っているのがわかるでしょうか。

秋の気配を感じますね～、と思いたいものの、

気温は32℃に上がりました。暑い。

 

 

 

十石峠から信濃路へ下り始めたのは　15時ちょっと過ぎ。

この時点で、タイムスケジュール的に、やや余裕は無くなりつつありました。

そこで、2人には私に構わず先に行って貰うことにしました。

私は下りが苦手なので脚を引っ張りますし、

2人は日帰りの予定で、ゴールの茅野駅から出る

東京方面終電を逃すわけにはいかない身。

昨年の、終電逃す事件の二の舞は避けて欲しかったのです。

（※2017年のライドレポート参照）

 

私は、翌日も長野県内で所用あり、最初から終電を逃しても良いと思っていたので、

無理に急がず安全第一で下っていきます。

 

 

 

 

 

 

この十石峠道は、ところどころにこういう狭い箇所あり、

スピードが出る下りは対向車に重々注意が必要です。

たとえ通行量が少なくても、キープレフトは絶対！

 

 

 

 

 

徐々に広い区間が現れ始め、少し緊張感が緩みます。

 

 

 

 

 

 

だんだん信州の空が開け始めました。

雲は多めながら、唸るヤバい雲は峠の向こう側だけだったようで、一安心。

 

 

 

 

 

 

道幅は様々な表情を見せましたが、ようやく国道らしい二車線に落ち着きました。

 

 

 

 

 

まともな作りの青看板も登場。

もし長野県側から、何も知らず国道と思って

このクオリティを見ながら十石峠へ登り始めたら、

途中でいきなり酷道化して、さぞかしビックリすることでしょう。

 

 

 

 

 

 

群馬県側と比べると、なだらかな山裾が展開します。

  

 

 

      

 

その伸びやかな大地を駆け下るうちに、大きく視界が広がり、

遠くに八ヶ岳の山並みが見えてきました。

 

 

 

 

 

第三の峠、麦草峠は、あれを越える道のり。

さて、今回、行けるのか？

 

 

 

 

 

 

 

国道299号は、佐久穂町で一時的に国道141号との重複区間に入ります。

 

 

 

 

 

 

 

その交差点で見かけた看板「元気が出る公園」

 

気になる！

けど、先を急ぐのでスルー。

 

 

 

 

国道141号沿いのコンビニで、麦草峠越えに向かう準備中の二人に追いつきました。

 

 

 

 

軽く話した結果、とりあえず付いていけるところまで

一緒に行くことにして、手短に休憩＆補給。

 

 

 

 

 

そして16時ちょっと過ぎ、麦草峠道へ取り掛かります。

国道141号との重複区間から右折すると、登りがスタート。

 

 

 

 

登り始めてすぐ、峠まで26kmの看板。

わかっちゃいたが、長い。

 

ここで不意に、けたたましい警報が鳴り響きます。

どうやら町内で火災が発生したらしいです。

緊張感漂い集中し始めるタイミングで、集中を削ぎ

緊張感を助長する警報音は、心理的に嫌な要素でした。

 

 

 

 

 

「メルヘン街道」「標高800m」

 

今回も、前回と同じく、標高100mごとにある看板を

コンプリートするべく収集に勤しみます。

これが進捗の目安となり、心理的にかなり助けられます。

 

 

 

 

  

「ゆっくり走ろう信州路」

もちろん、ゆっくりです。ゆっくりしか行けませんです。

気温は27℃表示。だいぶ涼しくなりました。

 

 

 

 

 

空の表情が変わってきました。どことなく雄大な印象を受けます。

雲の成り立ちは、その下にある山の影響が大きいはず。

八ヶ岳の雄大な山並みの表情が、雲の表情にも表れているのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

「標高900m」

 

 

 

 

 

ここで、2人から千切れ始めました。

 

 

 

 

 

カーブの先へ消えて行った2人。

 

 

 

 

 

長めの直線に出ても、その先にもう姿は見えず。

終電を狙う2人にはいよいよ時間の余裕ないので、

待ちは入らず、ここで完全にお別れです。

無事完走を祈ります！

 

 

さてと、一人旅スタート。

 

 

 

 

その4へつづく

 

 

 

 

 

 

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