【ワイズロードスタッフ試乗会】ピナレロのフラッグシップモデル!?PRINCE FXに乗ってみた
by: 平山

2022’　PINARELLO　PRINCE FX DISK

※写真は2021年モデル。コンポが異なります。
メインコンポーネント　R8170
メインマテリアル　T900

¥760,000+Tax

2021年、フルモデルチェンジを経てF10系統の丸みを帯びたボディラインから
F12系統の角ばったボディラインへ変更となりました。

ピナレロと言えば日本の誇る技術の粋を集めた高機能炭素繊維’TORAY’を採用していることでも有名ですよね。
その’TORAY’の炭素繊維の中にも種類がいくつかあり、ピナレロはその中でも自社製品と相性のいい4種類を採用しています。
T600＝RAZHA,ANGLIRU,GAN,PARIS
T700=PRINCE,GREVIL,BOLIDE TR
T900=PRINCE FX
T1100=DOGMA,GREVIL+,BOLIDE TR+ etc..
といったように、ハイパフォーマンスな走りを求めるバイクには数字の高いカーボン繊維が採用される傾向にあります。(その分お値段も上がります・・・！)

ちなみにこの数字、大きければ大きいほどいいとも限りません。

素材の特徴を熟知していないと、ビギナーからプロまで満足させる一品は仕上がりません。
料理と一緒で、どんなに材料費高い食材を集めてもレシピと技術が無ければ良いものは出来上がらないんですね。
従って、走りの良し悪しはカーボン繊維だけでは定まりません。

PRINCE FXはピナレロのフラッグシップモデル！？

知ってましたか？
PRINCE FXはピナレロのフラッグシップモデルなんです‼
何のジョークかと思われるかもしれませんが、ファウスト・ピナレロ社長の言葉を借りて表現するならPRINCE FXやかつてのGAN RSなどのT900カーボングレードのバイクは「ピナレロのフラッグシップモデル」なんです。
ちなみにDOGMAは？と聞くと「DOGMAはスーパーフラッグシップモデルだ」と答えるそう。
他メーカーのフラッグシップと対等に戦えるモデルはPRINCE FXで十分という意気込みが感じられますね。
事実、ピナレロが提供するチームにはPRINCE FXを主力に走っているところもあります。

さてさて、実際の走りはどうか。

フラッグシップモデルと言わせることも納得の、抜群の安定感、どこまでも加速するような伸びの良さ、そして快適性。
エアロを身にまとったオールラウンドモデル！！
一人のDOGMAオーナーとして試乗しましたが、コンポもホイールもハンドルも同じ仕様だったら気が付かないんじゃないかというレベル。
PRINCE FXはピナレロのフラッグシップモデルだ。という彼の発言に偽りはありませんでした。

純正のままでは正直ホイールに物足らなさを感じるものの、ロードバイクとは大人のプラモデル(ミニ四駆)ですから、カスタムの楽しみがあって良いのではないでしょうか。
いじる事の楽しさを伝えてくれる優等生です！

快適性をさらに求めるならBORA WTO33やSHAMAL DBをチューブレスで組んであげたり、
剛性感をさらに求めるならBORA WTO60やSPEED55DB、さらにはCULTカスタムしてあげるもの〇

カスタムのご相談も承っております。

ワイズロード川崎店

ピナレロルーム

044-221-1534(直通番号)

ピナレロ担当：平山・原澤