【TIME】 希少在庫? エスプレッソ10
by: 大阪本館スタッフ

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新型コロナウイルス流行による自転車関連商品の出荷減。

パーツ界隈にも影響が出ているのかもしれません。

 

タイムのロードバイク用ビンディングペダルのラインナップに改訂がかかっていました。

コロナ禍の影響でない事を願いたいですが、果たして?

 

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従来は競技向けのXPRO(エックスプロ)シリーズとファンライド向けのXPRESSO(エスプレッソ)シリーズ

2系統が展開されていましたが…

 

この中のエスプレッソシリーズの上位機種がカタログ落ちに。

エックスプロシリーズに代替される形でラインナップから撤退致します。

 

もしかしたら今後貴重になるかも…

そんなエスプレッソシリーズのビンディングペダルを展示中です。

 

カタログ落ちしてしまった上位機種

 

TIME(タイム)

XPRESSO 10(エスプレッソ テン)

 

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ボディ素材: カーボン

ペダル軸: 中空スチールシャフト

ベアリング: スチールベアリング

重量: 片側99g(カタログ値)

 

定価25,300円税込

 

パーツコーナーのショーケースにて展示中。

 

エスプレッソシリーズの上位機種に当たりまして、

軽量化にこだわった高級路線のビンディングペダルです。

 

競技用機材に特化していない分、つくりはシンプルで重厚な感じはありません。

しかしながら基本性能は確かで充分に優秀な機材だと思います♪

 

スペック上でも分かりますが、とにかく軽い。

片側重量99gはかなり優秀な部類です☆

 

高級ビンディングペダルとしてよく引き合いに出されるのが、シマノのデュラエースペダルの現行モデル。

こちらがカタログ重量が片側114gで、セット重量228g。

定価設定32,092円税込。

 

ビンディングペダルを軽さだけで評価することは出来かねますが…

価格と重量のバランスで見たらスゴいスペックを実現しています。

 

というわけで、こちらの重量を実測してみました!

 

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若干の誤差はあったようですが、概ねカタログスペック通り!

ありがとうございます♪

 

ペダルが軽いというメリット

 

なんだかエスプレッソ10がアタり機材に思えてなりません。

ロードバイクのビンディングペダルが軽い事によるメリットをおさらいしてみようと思います。

 

少なくとも、ペダリング効率の改善は期待できるでしょう♪

 

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ペダルはロードバイクが走る限り、クランクセットと一緒に回転運動をする部品です。

人によっては毎分100回転近くのペースで回ります。

 

休日に50km程のライドに出かけると仮定したら、どれくらいの回転数になるのか?

想像するとスゴい数ですよね。

 

というわけで、ペダルの軽量化は長距離を走ったときの疲労軽減効果を期待できます。

 

「ペダルをグレードアップしたらヒルクライムのタイムが伸びた」

そんな話もこの世界では珍しくありません。

 

「速く走れる」という性能に直結する要素ではないかもしれませんが、

「効率良く走れる」という性能に貢献してくれそうです♪

 

その意味で、ペダルの軽量化も価値あるカスタムと言えましょう。

 

アイクリックシステムのメリット

 

こんな感じで、ロードバイク用のビンディングペダルをカスタムパーツとして吟味しますと…

なかなか深い世界となっております。

 

メーカーやモデルごとに作り手の狙いがあり、実際の製品に個性が出ます。

 

タイムのビンディングペダルもその意味では個性的な製品。

アイクリックシステムという独自のクリート固定機構については触れない訳にはいきません。

 

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アイクリックシステムの全貌を分かりやすくまとめると、

本体と専用クリートにしかけられた「わずかな遊び」でございます。

 

こちらが機能することで、シューズをペダルにはめ込んだ状態で、わずかにシューズを動かすことができます。

 

この微妙な動きによって足の関節の負担を軽減。

出力向上や怪我や疲労の軽減を狙いました。

 

タイムのペダルの評判は総じて「関節に優しい疲れにくいペダル」。

その使用感はなんとも「柔軟」で足首や膝や股関節に優しいものとなっています♪

 

実際にその特性の惚れ込んだ愛好家の声も聞かれます。

作り手の狙い通りに機能する優秀なギミックと言えましょう♪

 

スポーツサイクリングは左右対称の動きを求められるスポーツですが、

人間の体にはクセがつきもの。

 

体格やスポーツ経験、持病の有無。

それらから来る、体の左右での筋力や柔軟性の不均衡。

これらは珍しいものではありません。

 

自分の体のクセに合わせてペダリングをしたい…

アイクリックシステムならそんなご要望に沿わせやすいのかも。

 

ファンライド最強ペダルかも…

 

以上の内容を踏まえますと…

いよいよエスプレッソ10が優秀な機材に思えて来ました。

 

剛脚ライダーが生み出す大トルクに耐えられる強度と耐久性。

こちらはエックスプロシリーズの方が優秀です。

 

しかしながら走る目的がレースでないなら、

週末のロングライドを中心とするファンライドなら、

かなり活躍できる軽量ペダルでしょう♪

 

これはファンライド最強ペダルかもしれません…!

 

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25,000円台の定価設定はロードバイクの部品としては高価ですが、

それに見合う軽さと性能を持っている機材です。

 

ビンディングペダルの軽量化に興味がおありの皆様、

是非ご検討下さい。

 

ちなみにスタッフ稲垣は本商品…

もといタイムのエスプレッソシリーズに俄然興味が出てきました!

 

以前にも使った事があるアイクリックシステムですが、

ロードバイクを通して色々な経験をした今ならより上手に使える気もしています。

少しペダル沼に潜ってこようと思います。

 

 

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