【スタッフ試乗会】ザ・エンデュランス！　TREK DOMANE AL5
by: 池田英司

先ほどのIZALCO MAXとは正反対のバイクに乗ってみました。

まず画像で比べてみましょう。

サドル高は同じに設定してあるのに、こんなにも印象が違って見えるんですね！

では、ジオメトリを比べてみましょう！

エンデュランスのジオメトリ

IZALCO MAXよりも

・シートアングルがやや立っている。

　エンデュランスといえど、前乗りポジションは重要ということか。

　前乗りポジションでは太もも前面の大きな筋肉を積極的に使えるので、パワーを出しやすい。

・ヘッドアングルが寝ている。

　ハンドリングのクイックさは欠けるが安定感が増し一定速度の長距離走行が得意になると思われる。

・ヘッドチューブ長が30mmも長い！

　ハンドル位置が高くなり、楽なライディングポジションがとりやすくなる。当然長距離ライドが楽になる。

・BBドロップが大きい。

　重心が低くなるので安定する。踏み込んだ時にフレームがしなりやすくなるので乗り心地は良いし疲れにくい。

　クランク位置が低くなるので足つき性はいいと思われる。

・ホイールベースが28㎜も長い！

　直進安定性に優れている。ふらつきにくい。

実際に乗ってみました。

エンデュランスバイクの感触

・地面が近い！

普通に乗っててもペダル擦っちゃうんじゃないか？という感覚になります。

これは私がBBドロップ68mmという、DOMANE AL5よりも

12mmもBB位置が高い昔のバイクに乗っているからそう感じるのだと思います。

・ハンドル位置が高い！

ハンドル位置が高いことの恩恵は、上半身がとにかく楽。疲れない。

腕が楽、首が楽。肩が楽。背中が楽。腰が楽。

・乗り心地良すぎ。

フレームのしなりと太いタイヤ（32C）のおかげかと思いますが、とにかく良い。

私だったらこう使う！

はっきり言って私の好みはIZALCO MAXのようなレーシーで機敏なバイクです。

DOMANE AL5はセカンドバイクとして使います。

TREKのバイクにはボントレガーより純正のオプションパーツが豊富に揃っています。

まずそれらでカスタマイズします。

・最大積載重量25kgのリアキャリアを取り付け。

・Blendrステムに専用パーツを用い、サイクルコンピュータとライトをスッキリ取り付け。

・トップチューブバッグやフレームバッグを取り付けストレージ容量を拡張。

そしてリアキャリアにはパニアバッグを取り付け、

テントと、チェアと、焚き火台と、バーナーと鉄板と、ランタンと、シュラフを積み込んで・・

ソロキャンプに出発します！