【スタッフぶろぐ】GIANTのエアロロードが凄かった！
by: 三塚 孝能

皆さんこんにちは。
入間店の三塚です。
皆様、11/16㈯に味の素スタジアムで開催されたY’sロード主催の、スポーツバイクデモにはご参加いただけましたでしょうか？
ご参加いただいた方は普段は難しいハイエンドバイクの乗り比べが出来たのではないでしょうか？
また、ご参加いただけなかった方も、もしあればですが次の機会にご参加いただければと思います。
この様な大規模な試乗会が開催できたのは、ご協力してくださった各メーカーの皆様のおかげかと思いますので、この場をお借りしてお礼申し上げます。
また、運営に携わった皆様にもお礼申し上げます。

さて、実はY’sロードのスタッフは前日の11/15㈮に一足先に社内研修という事で試乗をさせて頂いておりました。
Y’sロードのスタッフもこのような機会が無ければ、なかなか乗れないような車体ばかり、、、
特に、店舗環境的に試乗が難しい入間店のスタッフとしては、この機会を逃す手はないという事で、参加して参りました！
今回ご紹介するのは、今回試乗したエアロロードの中でもトップクラスにフィーリングの良かったGIANT PROPEL Advanced SL 1です。
それでは、インプレッションをしていきたいと思います！

ビジュアル

モデルとしてはGIANT PROPEL Advanced SL 1でDura-Aceの2×12速電動変速を搭載したモデルですね。
現行モデルの定価は￥1,430,000-とまさにハイエンド、レースに出る方にも人気のモデルです。

サイズはSサイズ(170cm前後)のフレームで、私の身長がおおよそ172cm、サドル高710mmでセットしてもらった状態です。
エアロロードらしくトップチューブがホリゾンタルでサドル高が心配でしたが、試乗で準備して頂いていたサイズ感でドンピシャという感じです。
完成重量はメーカー公称値でMサイズが6.8kgとエアロロードとは思えない重量です。
実際に持ってみると、笑ってしまうほど軽かったです。
これ、ヒルクライムも行けるのでは？(今回は平坦コースなので確認できずでした、、、)

表面はクリア塗装で、部分的にブルーの大理石の様なペイントが今までになかった新鮮味と高級感を与えてくれています。

このPROPELはシートポストという形状ではなく、フレームから伸びた部分にシートクランプで固定する様な、シートマスト設計です。
このクランプも、肉抜きされており軽量化が施されていますね。
シートポストと違い、ミニマムインサートより長い部分は存在しない為、重量的にアドバンテージが得られますね。

ステム、ハンドルもフルカーボン製でトップグレードに多い一体型ではなく、別体なのでハンドル形状や角度を変更することが可能です。

ホイールはCADEX 50 ULTRA DISC掛かりも良く、剛性感もフレームとの相性が良く、PROPELはトータルでの作り込みが素晴らしかったです。
ハブは爆音でベルいらずかもしれません笑
(道路交通法的にはアウトなので、必ずベルは付けましょうね。)

立ち上がり

剛性の高さと車体の軽量さによって、驚くぐらい加速します。
シッティングでもすぐに巡航体勢に入れます。
立ち上がりが早すぎて、同時に漕ぎ出した人を置き去りにしてしまいました。

巡航

巡航もパーフェクトです。
今回10台以上のロードバイクに試乗しましたが、最も高い巡航性能だと思いました。
フレームの剛性の高さ、重量、ホイールに起因していると思いますが、踏んでる感覚が無くても速度がどんどん上がっていくような感覚を覚えるようなバイクでした。
しかし、高剛性過ぎて足に来るという感覚もあまり感じなかったので、ロングでも乗ってみたい1台でした。

コーナー

コーナリング性能ですが、これまたパーフェクト。
コーナーのインからアウトまで自分の思った通りに操作できます。
ハンドル周りも剛性が高く軽量なカーボン仕様というのは大きいかもしれません。

ダンシング

車体が軽すぎてビビります。
シート部分が軽量に仕上がっているので、車体の振りやすさは間違いないですね。
アウタートップでも重すぎると感じないほどよく進むフレームとホイールになっていました。

総評

個人的には今回試乗した中で、BESTエアロロードでした。
価格さえ気にしなければ(他社と比較してもコスパは良いと思います。)自信を持ってお勧めできる、エアロロードバイクです！
多分、走行フィーリング的には登りも行けると思います。

入間店では下位のフレームグレードの車体を在庫中！