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2013/04/08 16:53
アレックスモールトンAM-GT 組み立てつづき
モールトンAM-GT ホイール組みの仕上げです
スポークレングスにてスポーク長を算出しカッテイングマシーンで
一本、一本ネジタップを丁寧にカットし、
タップをかけた所は綺麗に洗浄してから一本、一本ホイールスミス製の
緩み止めを塗っていきます。
まずはモールトン純正のリムの穴バリ取りを行います。
素晴らしいホイールとはいえ、内側のバリがかなりあります。
リム中に入っているものは軽く床に叩き取り除きます。
半丸ヤスリで丸く削りバリをとります。
天才モールトンの開発リムです。
今では当たり前のおちょこに片側に寄って開いている穴のリムも
いまでは珍しくありませんが、
フリー右側との交差において
スポークの長さの違いによるテンションが
左右に変わってしまい遠心力によって左右均等に
中心に力がかかる事を計算尽くされた設計の天才リムです。
リム穴の表面のハトメもついているのも少ないですよね!
フリーハブに初めに通す場所が肝心になります。
これを怠ると、モールトン組みが出来ません。
バルブ穴から除いてハブのロゴを当たり前に合わせて
組み上げていきます。
大径リムと違っていきなりテンションがきつい
小径は指ではニップルを初めから着けられないので
自作のニップルドライバーで取り付けていきます。
小径リムは通常の700Cサイズとは違いハブのフランジピッチ穴と
リムの長さがない為にスポークにかなり無理力がかかるため
交差は致しません
交差をしたホイールでよくスポークが飛ぶと言うのが多いですが
小径はフランジが割れたりリムが変形してしまうからです。
ニップルは限りなくニップル回しを使わずにサイズをあった
マイナスドライバーでとめていき最後の仕上げにニップル回しと
自作ドライバーで(やり方は企業秘密なので。。)
ニップルの向きを全て同一方向に合わせて紙一枚振れることなく(もちろんテンションも同一です)組み上げます!
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