3,233

【CANNONDALE】話題のバイクに乗ってみた!インプレッション22年SYNAPSE CARBON-3L
by: 奥平総帆

アメリカで一番売れている、長距離ロードの決定版シナプスがフルモデルチェンジしました。そのシナプスを試乗車としてご用意いたしましたので早速インプレッション。

CANNONDALE SYNAPSE CARBON 3L

DSC_0220

試乗した感想を結論から

乗り心地と走りの性能を両立させ、なおかつスマートセンスによる安全性を追加した、レースだけに捕らわれない最高の長距離ロードです。

 

試乗コース

埼玉から府中を抜け、多摩川河川敷を南下する50kmほどの平地になります。
平均速度は20km/hでした。

 

試乗車の仕様とセッティング

なるべくいつも乗っている車体と同じようになるよう、ホイールやポジションを変更しています。

DSC_0219

車体:CANNONDALE SYNAPSE CARBON 3L リアレーダー追加
試乗車サイズ 51:適応身長目安170cm前後
サドル高:700mm
コンポーネント:105DISC
ホイール:MAVIC COSMIC SLR45
タイヤ:IRC FORMULA PRO TUBELESS 700×25
空気圧:フロント5.7bar リア6bar
サイクルコンピューターマウント:GARMIN +RECMOUNT 【GMUT-GP】
スマホマウント:SP CONNECT

DSC_0225

通勤で試乗したので、そこそこ荷物があるのですが、サドルバックやバックパックは嫌なのでフレームバックを使用しています。ツール缶はダウンチューブ下に取り付けました。
見た目はよくないですが、走りに影響が極力出ずに、必要なものを運べるようにしています。

 

フレーム性能

新しいフレームは全体的に角ばったフレーム形状となり、システムシックスやCAAD13に近いフレーム形状となりました。エンデュランスロードといえども空力は大切です。
レースに出ない長距離ライドに、ドンピシャな設計思想だと思います。

 DSC_0230

振動吸収性

乗車してすぐに、そのシルキーな乗り心地にびっくり。ホイールをかなりレーシーな硬いものを使っているのにも関わらず、反り心地がいいことをすぐに感じることができました。
これは、フレームのリアバックが今までのようにフレームを積極的にたわませつつ横剛性を損なわない形状となっているからでしょう。前モデルより快適性が向上しているようですが、走りの良さとの絶妙なバランスが良かったです。
大きくスローピングしたフレームはシートピラーを大きくたわませられるように設計されていて地面からの振動を吸収します。
専用品を使用するフレームが多い中、あえて汎用品が使用できる27.2mm径のシートピラーにシートバンドを使用。
サイズ51でサドル高さ700mmだと大きくピラーが出ますが、これがサドルへの振動を吸収するのに一役買っていると思います。カーボンピラーに変更すればより振動吸収を高めることができそうです。

DSC_0229

 

フロントフォーク

DSC_0231

よく見ると完全なストレートフォークではなく、後ろ側に緩く湾曲しています。ハンドルへの振動吸収をこの形状でおこなっています。
下りでスピードを出しても、コーナリングしても安定感とコーナリングは癖がなく、安定して走行できました。

 

ホイール

 MAVIC COSMIC SLR45にIRC FORMULA PRO TUBELESS 700×25を取り付けました。

DSC_0224
普段使用しているバイクに近づけるためにこのホイールにしました。もともと付いているホイールは頑丈なアルミホイールに30Cのタイヤがついています。細いタイヤに抵抗のある初心者や、ちょっとした悪路や段差を気にせず走るのであればノーマルがベストです。
ホイールを変えたことで驚くほど良く走るバイクへと変化しました。振動吸収性はそのままにロードの軽快さが欲しい人はホイールやタイヤを変えてみるといわゆる「ロードレーサー」らしい自転車に一気に変化します。実際にいつも乗っている剛性の高いバイクと比べても嫌なもたつく感じはあまりありませんでした。

 

CANNONDALE SMART SENSEインプレ

バイクの安全性を高めるためにデイライト、リアレーダーをオプションで付けて走りました。
まず、充電がライト前後、レーダーの3か所を1回の充電で済ませられたのはストレスが少なくてよかったです。
50kmを3時間弱、前後ライトとレーダーをフルに使用して走りましたが、充電レベルが90→55%と35ポイント分の消費でした。十分な電池容量だと思います。
スマホアプリも使用しましたが、比較的最近のスマホで、充電レベルが90%→70%で、スマホのアプリ使用率を見たところ、7%分の消費だったようです。
こちらもこれだけの距離を走って少ない消費だと思いました。

DSC_0227

 

CANNONDALE SMART SENSE説明 

CANNONDALE SMART SENSEとは、ダウンチューブ下についたバッテリーで電源を供給する機能になります。また、専用のスマホアプリで各種機能をセッティング、管理ができるのです。

バッテリー容量 19.2wh
使用時間 3〜20時間
充電時間 3時間
スタンバイ時間150日
重量 179g

今回のモデルは「L」なので前後ライトが最初から内臓されています。これにリアレーダを後付けしました。

DSC_0178

前後ともLEZYNE製の専用ライトが専用のマウントを介してっ取り付けられています。
前後のライトが一つのバッテリー、一つのボタンで操作できます。フロントライトは最大350lmの光量と最大20時間のランタイム。リアは85ルーメンのライトとなっています。デフォルトで4つのモードが用意されているが、スマートフォンとBluetoothを介して連携することで、点灯や点滅のパターン、自動点灯、ブレーキランプや光量を細かく設定できます。
このライトも良くできており、フロントライトは上面にカットラインがついていて、対向車から見たときに眩しくないように配慮がされているのと、路面を広く明るく照らしてくれるので安心です。

SmartSense_Collections_Desktop_6a_JP

IMG-0432
前後とも取付規格はGOPRO規格なのでいろいろなサイコンマウントにも対応します。試乗車はGARMINのサイクルコンピューターマウントを使ってライトを取り付けました。


ほかの上位モデルには
「R」リアビューレーダー
「E」エレクトリックギア
がついているモデルがあります。
リアビューレーダーには同じSMART SENSEバッテリーから電源が供給できます。

リアビューレーダーは後付けすることができます。

DSC_9777

バッテリーの充電器はなぜか自転車には少なかったUSB-Cとなっています。
取り外したバッテリーはモバイルバッテリーとして使用可能だそうです。

 

キャノンデール・ホイールセンサー

DSC_9804

ANT+・Bluetooth対応のセンサーとして使えるのはもちろんのこと、センサー自体も900時間・もしくは30日分のデータを保存できたり、さらにはキャノンデールアプリと連携させることでバイクのデータや技術情報、メンテナンス時期のお知らせやキャノンデールからのお知らせを受け取る事も可能です。詳しい情報はこちら

ちなみに上記で紹介したCANNONDALE SMART SENSEは使用していない時はスリープモード、ホイールセンサーが作動を感知すると自動でライトがON、OFFになるように設定可能です。
作動を感知して勝手にライトがついてくれるのは、つけ忘れ防止にもなるので便利でした。

 

リアレーダー GARMIN VARIA eRVR315 スマートセンス専用モデル

DSC_0183

今回の試乗車には追加でレーダーを取り付けました。
GARMINからも一般の車体にも使用可能なレーダーが販売されていますが、個人的には使ったことはありませんでした。
結論は「めっちゃいい!」です。
車線変更や曲がるときは目視が必要ですが、どのくらい後ろから車が来ているのかがわかることは、安心につながりますし、慣れれば画面を見ずに、接近を知らせるアラート音だけでも接近を気づくことができるため、すごく便利です。
電池の消耗をあまり気にせず使えることもいいですね。

DSC_0222

 

CANNONDALE 専用アプリ

CANNONDALE SMART SENSEは、アプリで様々な設定をすることが可能になります。ライトの発光パターンはもちろん、サイクルコンピューターの代わりにすることも可能。
そして、レーダーを追加すれば、車の接近でライトの発光パターンを変更することも可能となります。

 FRAMEさんのYouTubeチャンネルで紹介されています。この動画、かなり分かりやすくて良いです!

 

CANNONDALE 専用アプリはこちら

 

リンクが途切れている場合は、『Cannondale』で検索してみてください!

 

コンポーネント

dsc_97861

シマノ105系統のコンポを搭載しています。
なんのストレスなくしっかりと変速、そして油圧DISCブレーキが安定したブレーキとなっています。標準のギア比が11-34なので、ちょっとしたグラベルライドや、軽いギア比が欲しい人にはベストですが、平地にはワイドすぎなので、これもいつも使用している11-30に変更しました。

 

スルーアクスルアダプター

個人的に気になった機能です。

DSC_9806
※写真はブラック

左右からアルミのアダプターがスルーシャフトの両端についているのでDISCの車体だと対応できない通常の展示スタンドを使用できるようになっています。ローラー台の取り付けもできるそうです。ただ、スルーシャフトの脱着時には左右のアダプター部分を外さないといけないので、必要なければ外しておいたほうがいいと思いました。

 DSC_0226

 

価格

税込本体価格 ¥374,000-

現金でお支払いの場合、オプションなどに使用可能なワイズクラブポイントを6,800ポイント差し上げております。
高く感じるかもしれませんが、フロントライト、リアライト、専用バッテリーが付いていることを考えると適正価格と思います。

また、22年5月8日まで、新型シナプスカーボンに限り、0%特別金利ローンも使用できることになりました。くわしくはスタッフまでご相談ください。

DSC_0221 

 

※試乗のご注意

受付時間 開店から日没まで。
試乗受付の際は顔写真付き身分証が必要です。
道交法を守り安全にご使用下さい。
高額車体のためロードバイク未経験者の方はお断りする可能性がございます。
くわしくはスタッフまでご相談ください。

※イベント等でない場合もございますのでご来店前に試乗車在庫のご確認をお願いいたします。
※未成年のご希望者場合は親権者の同意が必要となります。
※試乗車の貸し出し時間は約30分です。

DSC_0174

dsc_9784

 

SYNAPSE CARBONを体感しよう!

試乗車があります。

DSC_0173

モデル:SYNAPSE CARBON 3 L
主要コンポーネント:Shimano 105
サイズ:51(推奨身長目安170cm前後)
カラー:パープルヘイズ
※川崎店特別仕様でリアレーダ付きです。
※MAVICの試乗ホイールも一緒にお試しいただけます。

 

※試乗条件

(1)ペダルはフラットペダルをご用意します。ビンディングペダルはお持ち込みであれば使用可能です。
(2)顔写真つきの公的身分証明書(運転免許証、マイナンバーカード等)をお持ちください。社員証や学生証など当方で真偽を確認できない書類ではお貸出しできません。
(3)当方で用意する貸出同意書を確認のうえ、必要事項の記入をいただきます。
(4)試乗時間は約30分を想定しています。
(5)未成年者は保護者同伴が条件となります。
(6)受付時間 開店から日没まで。

お問い合わせ

わからないことは遠慮なくご質問ください。
チャットにて対応可能でございます。
※リアルタイム返信ではございませんのでご回答までお時間をいただく場合がございます。
会員ログインをしていただいた状態でご質問いただくと質問ログを残すことが可能でございます。

ご検討、ご質問、お待ちしております。

kawasaki_map_3

※提携駐車場はございません。近隣の有料のパーキングをご利用ください。
近隣駐車場の検索はこちら(外部サイト)

 

営業時間

土・日・祝 12:00-19:00
月・木・金 12:00-20:00
  水   15:00-20:00
定休日:火(祝日除く)

2412

スタッフ一同お客様のご来店をお待ちしております。

bnr_kawasaki_yoyaku

044-221-1531 ご予約の電話はこちらへ

jpg

ウェア館ブログ

 

pinashita

bnr_kawasaki_trek484

CIPO24TOP

AU損保バナー

3種

 

BIOSTD

img_press_one-to-one

 

3のコピー club fb-f-logo__blue_72

インスタ

190307

hiroshima1